トランプ大統領令によるイスラム圏の7カ国からの入国禁止措置を批判するマスコミや民進党。その前に日本政府の難民対応を批判すべきでは。主体化されない批判は無意味。批判は常に自己批判でなければならない。
マルクス主義は良くも悪くも西洋近代主義の発展型として成立している。
だからマルクス主義者による近代の超克論は、当然ながら「自由・平等・博愛」を擁護するものであると同時に、その先に今までの人類史に一度たりとも存在しなかった全く新しい思想と社会をめざす。
だからマルクス主義者による近代の超克論は、当然ながら「自由・平等・博愛」を擁護するものであると同時に、その先に今までの人類史に一度たりとも存在しなかった全く新しい思想と社会をめざす。
俗化したマルクス主義思想の代表格は「下部構造が上部構造を規定する」という言葉だろう。
これが、政治革命を優先させる過度な「現実主義」をもたらし、人々の政治思想の成長を阻害した。
人民がマルクス主義思想を主体化させないままに遂行された革命が「北朝鮮」を生んでしまうのだ。
これが、政治革命を優先させる過度な「現実主義」をもたらし、人々の政治思想の成長を阻害した。
人民がマルクス主義思想を主体化させないままに遂行された革命が「北朝鮮」を生んでしまうのだ。
もちろん、人々がマルクス主義をレーニン主義とイコールにしてしまった背景には、本来のマルクスの思想の流布が権力者たちに阻害されてきた歴史がある。
長いこと我々にはエンゲルスからレーニンへとか細く(かつ俗化し)つながった思想しか無かったのである。
長いこと我々にはエンゲルスからレーニンへとか細く(かつ俗化し)つながった思想しか無かったのである。
マルクス・レーニン主義が初めからマルクス主義とイコールであったわけではない。
たとえば、徹底した革命的マルクス主義者であったローザ・ルクセンブルクは、ロシア革命前からレーニンを批判していた。
「自由とはつねに、思想を異にする者のための自由である」(ローザの言葉)
たとえば、徹底した革命的マルクス主義者であったローザ・ルクセンブルクは、ロシア革命前からレーニンを批判していた。
「自由とはつねに、思想を異にする者のための自由である」(ローザの言葉)
レーニン主義における「鉄の規律」は、そもそも労働者階級に向けられたものではなかった。
プチブル的で無規律に流れがちな亡命革命家達に対する批判と規制が本来の意図だっだ。
それを、もととも集団主義的である労働者革命家に適用したから、スターリン主義的抑圧政治に転化してしまった。
プチブル的で無規律に流れがちな亡命革命家達に対する批判と規制が本来の意図だっだ。
それを、もととも集団主義的である労働者革命家に適用したから、スターリン主義的抑圧政治に転化してしまった。
マルクス主義が衰退した最大の原因は、レーニン主義にある。
歴史上の革命家としてのレーニンをどう評価するかは別にして、レーニン革命を過大評価し、マルクス主義を「マルクス・レーニン主義」に変容させ、一般化させてしまったことは、致命的な失敗であり、人類史的な悲劇である。
歴史上の革命家としてのレーニンをどう評価するかは別にして、レーニン革命を過大評価し、マルクス主義を「マルクス・レーニン主義」に変容させ、一般化させてしまったことは、致命的な失敗であり、人類史的な悲劇である。
マルクス主義衰退の総括を誰もおこなっていない。
これほどまでに社会主義革命が必要になっている時代に、それがなされないのは、どれほど人類に損失なのか。
今だからこそ、マルクス主義の再興が求められる。
これほどまでに社会主義革命が必要になっている時代に、それがなされないのは、どれほど人類に損失なのか。
今だからこそ、マルクス主義の再興が求められる。
障壁なき自由貿易が理想とされたのは、ブロック化による世界大戦の勃発をふせごうとしたから。
いつのまにか、それが「経済成長のために必要」と言い換えられてしまった。
これが「近代」の腐敗を如実に表している。
いつのまにか、それが「経済成長のために必要」と言い換えられてしまった。
これが「近代」の腐敗を如実に表している。
高成長否定論に対する俗物的批判者の愚かさは、経済成長を無限に続けることは不可能だという、明確な事実に目をつぶっているところ。
宇宙が有限である限り、無限はあり得ない。とりわけ地球に限定すれば。資源、環境、人口のいずれにも限界がある。
宇宙が有限である限り、無限はあり得ない。とりわけ地球に限定すれば。資源、環境、人口のいずれにも限界がある。
トランプ政権の貿易赤字相手国への20%関税課税論。
良い面は、実現すれば世界経済の成長率を低く抑えることが可能になること。
悪い面は、ただ現状では強欲資本主義がそれをより大きな格差に転嫁するであろうこと。
良い面は、実現すれば世界経済の成長率を低く抑えることが可能になること。
悪い面は、ただ現状では強欲資本主義がそれをより大きな格差に転嫁するであろうこと。
神道が、(狭義の)天皇制、皇国史観、国家神道として、明治以降、西洋絶対主義の密輸策動の隠れ蓑になり、国民弾圧機関に組み込まれたことから、いまだに多くの日本人のマインドコントロールが解けずにいる。
現代の日本神道は、完全に伝統をないがしろにしたニセ神道だ。
現代の日本神道は、完全に伝統をないがしろにしたニセ神道だ。
お笑い芸人E.Kのような現代的俗物がいるのに、左翼的な神主がいないということが、現代日本神道の
宗教としての不健全さを表している。
宗教としての不健全さを表している。
天皇と皇族を解放せよ!
天皇に近代人として当然の人権を与えよ。
それは日本における全ての差別の解消に向けた重要なピースとなる。
まさに貴民なければなしなのだ。
天皇に近代人として当然の人権を与えよ。
それは日本における全ての差別の解消に向けた重要なピースとなる。
まさに貴民なければなしなのだ。