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高橋光、逆転2塁打!(17日・甲子園)

2008-06-18 13:04:10 | Inter League
 何だったんだ、あの3連敗……何だったんだ、あの鶴直人(プロ入り初登板)初先発……関西のタイガースファンの某タレントが「こういう余裕のあるときこそ、若手を使うべき」と放言していたが、「まさか」その言葉を真に受けたわけではあるまいが……
 北京五輪までは勝ち続けなければならないのが、タイガースだ。北京五輪が来れば、チームは一時解体される。当然(ある程度の)失速が予想されるし、そのためにも現在(遮二無二)勝ち続けなければならない。……そんな余裕なんて、どこにある? と言いたい。

 甲子園に帰ってきて、東北楽天ゴールデンイーグルスとの2連戦。先発の下柳剛が【3回表】まで無失点に抑えて、激動していたチーム(とファンを)を落ち着かせ、【3回裏】に先取点。しかし【4回表】に逆転されて、重苦しいムードになったが、【7回裏】代打・林威助の左中間へのヒット(快打!)を足掛かりに、新井貴浩の初球を打った“シバキ倒し”のレフトライナーで同点!!  

【8回表】に勝ち越されるが、【8回裏】矢野輝弘がライト前ヒットで出塁して、代打(の代打)桧山進次郎がレフト前へのクリーンヒット(まさにクリーン!)で繋いで、代打・高橋光信が“しなやかな”バットスウィングでレフトオーヴァー! 39歳の二人が還ってきて、逆転「4対3」! 
 タイガースのスカウトが見つけてくるのが≪苦手≫な(?)こういうタイプの選手を、トレードで適宜に獲得できているのが、最近のタイガースの≪強さ≫だ。この後、赤星憲広が三遊間を破って、関本賢太郎、新井が連続三振に倒れたが、相手ピッチャー(小山伸一郎)の暴投で1点を追加して、「5対3」! 

【9回表】は久々に見た≪守護神≫藤川球児が、最初の打者(フェルナンデス)にいきなり153㎞をマークし、観衆(43,522人)を沸かせ、153㎞、154kmで(空振り)3球三振! 次の打者(横川)には一転フォークで空振り三振! 最後の打者は152㎞でサードフライに打ち取り、連敗脱出! 
 球児には、これくらいの登板間隔が空いた方が球速が走る、のだろう。もっと球児の「速い球」を見たい。セーヴが付かない場面での起用は考えるべきだと思うが、その思考は翌日(19日)実践された。

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藤川球児 ストレートという名の魔球