野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

今年最後の至福のプロ野球(27日・宜野座)

2017-02-28 11:39:21 | Spring Camp


 昨日の春季キャンプ最後の紅白戦(阪神タイガース)。今年≪最後≫のプロ野球を味わい尽くした。練習試合やオープン戦が始まったら、鳴り物が鳴り響く。野球選手のプロのプレーを見たいのに、何で素人(アマチュア)のトランペットの貧相な演奏をかされなければならないのか? 聴きたい人もいる。聴きたくない人もいる。プロ野球の試合中に鳴り物(トランペットや太鼓)が鳴り響くことは、全プロ野球ファンの(もはや)共通了解ではない(?)のに、聴かされることを強制される。日本はいつから全体主義国家になったのだろうか? 

 紅組の先発、左腕・横山雄哉(3年目)が4回を(2安打4奪三振)無失点! 安定感≪抜群≫。開幕一軍ローテーションは(現時点では)確実だろう。
 対照的に昨シーズン10勝した左腕・岩貞祐太(4年目)が白組の2番手で【5回表】から登板して1回2安打1失点。解説の中田良弘さん(阪神タイガース元投手)が「岩貞がねぇ…ブルペンで見ていて、去年の勢いがチョッとない」と言っていた。
 昨シーズン≪ブレイク≫した岩貞、原口青柳が軒並み今年の春季キャンプで調子を落としている。これが最大の懸念材料だ。新戦力が活躍しても、彼らが成績を落とせば、相殺。チームの成績は上がらない。……チョッと心配だ。

阪神D2・小野、自己最速153キロで高山K斬り!金本監督「すごい球」(SANSPO.COM)




15打数無安打のドラ1が目覚める日(22日・宜野座)

2017-02-24 18:02:33 | Spring Camp


 実戦(紅白戦、練習試合)で15打数0安打のドラフト1位ルーキー(背番号3大山悠輔(白鴎大学)。一昨日の紅白戦で(紅組の)7番サードで出場して、【1回表】の第1打席、白組の先発、左腕・能見篤史(13年目)の初球(136km)を打って、強い当たり! ショートのグラヴを弾いて、内野安打(プロ初ヒット)かと思われたが、記録は「E」。限りなくヒットに近い打球だった。

 第2打席は【3回表】白組のマウンドには(背番号22藤川球児(16年目)。2球目(144km)の絶好球を見逃した後、高めに浮いた3球目(144km)を捉えて、その瞬間、観客席から「やった~!」左中間に(プロ入り)初ヒット! 

 第3打席は【4回表】白組のマウンドには(背番号のない)ラファエル・ドリス(トライアウト)。初球(153km)から打ってファウルの後、2球目(152km)を弾き返して、ショートのグラヴを弾くセンター前ヒット! 3打数2安打の大山。

阪神ドラ1大山、実戦17打席目でついに初安打(日刊スポーツ)

 そして【6回表】の第3打席。マウンドにはドラフト2位ルーキー(背番号28小野泰己(富士大学)。「ドラフト1位」と「ドラフト2位」の対決! 初球のカーヴ(108km)がスッポ抜けた後、2球目(150km)が外角低めに決まり、見る者をらせる。3球目(149km)ファウル! 球威で圧倒している。4球目(149km)は(大山が)捉えたが、ファウル! 5球目(148km)が高めに浮いた後、6球目(151km)で詰まらせて、ライトフライ! 
 これだけの球威(球速)を見せられると、セットアッパーで使いたくなるだろう。それとも「将来のエース」と見込んで、先発投手として(大事に)育てるか? 首脳陣に微妙な決断が迫られる。

阪神2位小野1回完全デビュー「将来的に大エース」(日刊スポーツ)



有田さんが昨日の原口を見たら…(21日・宜野座)

2017-02-22 11:26:53 | Spring Camp


 今年の阪神タイガースの春季キャンプ(猛虎キャンプリポート2017)でイチバン心配だったのは、原口文仁捕手(8年目)。バッティングの状態が上がらなくて、これでは「正捕手」はおろか、一塁手のレギュラーも難しいと思っていた。
 解説の有田修三さん(元阪神タイガース・ヘッドコーチ)も「今年はあまり(スイングが)良くない」と思っていたらしいが、昨日の放送で「今日見たら(良い方向に)元に戻っている」「今まではバットのヘッドが頭(背中)の後ろに入りすぎていた」「(今日見たら)そんなに入ってない」。19日の練習試合でも2本ヒットが出ていたし、何とか今シーズンも原口は「打ち」そうだ。「打てる正捕手」か「打てる一塁手」になるか、それが問題だ。

原口“江夏氏ノルマ”クリアや!一塁なら2割8分&30発 捕手なら100試合(デイリースポーツ)

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真弓元監督が太鼓判、今年の秋山(16日・宜野座)

2017-02-18 17:46:11 | Spring Camp


 真弓明信(阪神タイガース)監督が「今年の秋山は期待してます」「今年の秋山はフォームが全然違う」「今年は一皮剥けたような気がする」「左腰が引けなくなった」。
 2010年、高卒ルーキーで4勝(3敗)を挙げたシーズンの監督。「将来のエース候補」として期待されたが、翌2011年シーズンは0勝(1敗)に終わり、真弓監督は(シーズン終了後に)辞任秋山拓巳(8年目)が額面通り2年目に飛躍していれば、真弓監督のクビがトブこともなかっただろう(?)。真弓元監督にとっては(大袈裟ではなく)“運命(選手)”。

阪神秋山 グラブに「46」入れた理由/コラム(日刊スポーツ)



よく、この選手をドラフト5位で獲れた。(11日・宜野座)

2017-02-13 09:27:26 | Spring Camp


 最初の紅白戦(8日)で1安打。一昨日(11日)の紅白戦で2安打1盗塁。よく、こんな選手をドラフト5位で獲れた、糸原健斗(JX-ENEOS)。1安打の8日も(2回表の)第1打席で初球を打って、セカンドライナー! 痛な当たり! いバットスイング! りが良い。
【4回表】第2打席にレフトへ大飛球! フェンス直撃のツーベース!! 【6回表】第3打席もレフト線に流し打って、疑惑のファウル! 最後はカウント「2-2」から打って、一二塁間に抜けようかという当たりだったが、またしても白組の二塁手(上本博紀)にまれ、ヒット2本を選手会長に阻止された。

 11日の紅白戦では(左腕・岩田稔から)第1打席でレフト前ヒット! 【2回表】第2打席では(カウント2-1から)高めに浮いたスライダーを捉えて、センター前にヒット! 本当によく、この選手をドラフト5位でれたものだ。この直後、盗塁も決めて、脚の速さもアピール。開幕一軍はもとより、開幕スタメンもあり得る逸材(発掘)。

ドラ5糸原2安打1盗塁 まるで広島・田中!セ007急上昇マルチ新人に驚く(デイリースポーツ)

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石崎の前途を挫いた男たち(9日・宜野座)

2017-02-11 08:54:16 | Spring Camp


 9日の『猛虎キャンプリポート2017』(スカイA)。ゲスト解説は、岡田彰布元監督。[勝利の方程式]の話題になって、配置転換された左腕・岩崎優(4年目)のことを「打ちづらいピッチャーでしょ。球持ちが良いんで」「5回くらいまで良いピッチングして、6回でいつもやられる」「やっぱり3打席目になると慣れがあるから」「1打席目はタイミングがとりづらい」「ということは、1イニング限定は良いかもしれない」……なるほど、と思った。

一昨年のね、石崎ね」「石崎はやっぱりリリーフですよ!」「オープン戦の途中で先発に回して、おかしなってしもた(おかしくなってしまった)」……岡田元監督に激しく同意だ。なぜ途中で先発に回したのか? (当時)理解不能だったが、石崎の1年目の可能性を消してしまった。あの当時の監督、投手コーチ。どれだけの人間、選手の可能性を台無しにしてきたか? 岡田監督≪永久≫監督で良かった。2008年シーズンの大失速がなければ……

阪神石崎「めっちゃ良かった」石直球で守護神名乗り(日刊スポーツ)



横山は「終わっている」か(4日・宜野座)

2017-02-06 18:05:05 | Spring Camp


 土曜日(4日)のフリー打撃に登板した左腕・横山雄哉(3年目)。解説の湯舟敏郎氏(猛虎キャンプリポート2017)が「チョッと気になる点があって……」と話し始めて、技術的な問題点(上半身の使い方)を指摘していた。

 昨シーズンオフのアジア・ウインターリーグに派遣されて、2015年の岩貞祐太(最優秀投手)の再現が期待されたが、5試合に登板して、1勝1敗、防御率5.51。台湾や韓国の打者にポカスカとスタンドに運ばれていた(ホームランを打たれていた)。結局、最優秀投手を受賞したのは、ルーキー(当時)青柳晃洋(6試合、3勝0敗1セーブ、防御率1.45)だった。……あのストレート(2015年)はもうらないのだろうか? 

中継ぎ転向の岩崎がドラ1大山のバット折る フリー打撃登板(デイリースポーツ)


今年も繰り返される「ウル虎の夏」の悪夢…(31日)

2017-02-04 12:31:06 | Tigers DEN β


 ダサい。阪神タイガースは伝統ある球団なのに、ユニフォームをコロコロ替える。メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースやロサンゼルス・ドジャースはユニフォームを(コロコロ)替えたりしない。タイガース球団には伝統ある球団の矜持自覚もない。
 1年に一度(あるいは何年かに一度)甲子園球場に訪れたファンが、このユニフォームを見たら、どう思うだろうか? 観戦記念の試合なのに、このユニフォーム。観客だけではなく、選手にも被害者が出ている。プロ初ヒット(初試合)だとかプロ初勝利(初登板)の記念すべき試合で、このユニフォームだったら、どう思うだろう? 昨シーズンも原口文仁捕手のデビュー戦(4月27日)で(「ウル虎の夏」ではなかったが)“変型”ユニフォームだった。……一生に一度のプロ出場(ヒット)なのに……

「ウル虎の夏2017」着用サードユニフォーム「ウル虎イエローユニフォーム」を発表!(阪神タイガース公式サイト)