残りくじ二枚のうちの一枚のハズレ籤を引く男たち（28日・グランドプリンスホテル新高輪）

アマチュア野球 vol.29 (NIKKAN SPORTS GRAPH)
日刊スポーツ出版社(2010-10-13)
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　11回連続1位くじ（抽選）を外し続けている、阪神タイガース。今年も6球団の競合（重複）が予想され、無理だろうなあ～と思っていたが、残りくじ「二枚のうちの一枚」だった。グラウンドの外でも≪勝負弱い≫タイガース（真弓明信監督）。
　そういえば、岡田彰布監督（オリックス・バファローズ）も3回続けて（抽選を）外して、会場の失笑を買っていたが……タイガースOBはどうして、こうなのか？　星野仙一監督（東北楽天ゴールデンイーグルス）は（6球団競合の）大石達也投手（早稲田大）の抽選は外したが、左腕・塩見貴洋投手（八戸大）は見事に引き当てて、ガッツポーズ！　やっぱり、この人は「持ってるな」と思った。

　驚いたのは、2位の一二三慎太投手（東海大相模）。まさか彼がタイガースに来てくれるとは……聞けば、大阪府出身。タイガースにも馴染みがあったのか……オーヴァーハンドからサイドハンドに転向して、評価を下げているが、プロに入ったら、当然オーヴァーハンドに戻してくれるものと信じる。
　投手コーチの腕の“見せ所”だ。秋山拓巳を“育てた”タイガースだけに、期待が持てる。“高卒”は育たない（育てられない）という≪悪しき伝統≫を（遂に）打破したタイガース。秋山に続けるか？　将来、秋山＆一二三の二枚『看板』時代が到来するか？　

　残念なのは、子供の頃からタイガースファンだった、大野雄大投手（佛教大）と吉川大幾内野手（PL学園）を中日ドラゴンズに持って行かれたこと。特に左腕・大野は（151kmの）ストレートで押すピッチングが魅力。タイガースには変化球ピッチャーが多いだけに、彼には来て欲しかった。外れ1位の左腕・榎田大樹投手（東京ガス）も変化球を駆使するタイプらしいし。
「『阪神キラーになりたいです。阪神ファンに『もうやめて』と言われるぐらい…」というコメントには戦々恐々とせざるを得ないが……しかし最終的に（タイガースが）指名を見送った理由が左肩痛以外にあるなら……榎田で「正解」だったと思われるくらい、彼（榎田）には頑張ってもらいたい。

４位・岩本「津田２世」最速１４４キロ （デイリースポーツ）

ベースボールマガジン増刊 2010ドラフト候補先取り名鑑 2010年 01月号 [雑誌]
ベースボール・マガジン社(2009-12-02)
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“秘密兵器”は秘密のまま終了…（17日・甲子園）

【オーナーズリーグ】高橋由伸 読売ジャイアンツ スーパースター 《2010 OWNERS DRAFT 02》ol02-001
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　……少し頭を冷やす必要があった。あの試合（17日）を見せられた後では……【6回裏】0-OUT一塁で、好投の先発・久保康友に代打（上本博紀）を送って、送り（犠牲）バントを決めさせて、1番マット・マートン敬遠の後、2番・平野恵一が左中間を破って「6対2」！　

　4点差になって、【7回表】のマウンドには当然≪秘密兵器≫左腕・小嶋達也が上がるものだと思ったのに、前日（16日）に続いて久保田智之。信じ難い継投だった。久保田は前日も2イニングス投げている。【7回表】（のジャイアンツ打線）は2番・亀井から始まり、3番・小笠原、5番・阿部、6番・高橋由と左打者が並ぶ。4点差に開いたことだし、投げてみなければ判らない小嶋だが、4点差なら投入しやすい。そう思ったのだが……

　何のための秘密兵器か？　秘密兵器は「秘密」のまま終了した。ファーム日本選手権（2日）からフェニックス・リーグ（5日～）にかけて、急速に調子を上げていた左腕・小嶋。ここで使わなくて、どこで使うつもりだったのか？　理解し難い。気が違っているとしか思えない。
　今シーズン、何度も繰り返された継投ミス。この大事なCS（クライマックス・シリーズ）でも繰り返されて、終戦。こんな終わり方……地元・甲子園で連敗。しかも（2戦目は）逆転負け。今シーズンを象徴するような負け方だった。……誰が悪いのか、ハッキリさせたい！　

「ＦＫ」４点差守れず…崩れた方程式 （デイリースポーツ）

【オーナーズリーグ】ラミレス 読売ジャイアンツ グレート 《2010 OWNERS DRAFT 01》ol01-002
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「10・8」！（＠東京ドーム）

BBH2 白カード 山岸 穣(西武)
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　昨日の先発は（順番通りなら）中5日で左腕・村中恭兵のハズだったが、来シーズンを見据え（？）シーズン途中に埼玉西武ライオンズから移籍してきた、山岸穣（6年目）が先発。この時点で東京ヤクルトスワローズに勝つ気は無い？　他力本願は絶望的だと思ったが……
　その山岸が（一昨日の）高崎健太郎（横浜ベイスターズ）と“化して”、読売ジャイアンツを【3回裏】まで無得点に抑える好投！　ひょっとしたら、と思ったが、【4回裏】にアレックス・ラミレスに逆転2ラン（第49号）を喰らって、案の定（！）。スワローズも【6回表】に畠山和洋の2ラン（第14号）で1点差に迫るが、【9回表】。

　その【9回表】に「ドラマ」が……≪守護神≫マーク・クルーンの（お約束の？）≪乱調≫でチャンスを作り（ピンチを拡げ）、その畠山のタイムリーヒットで「4対4」同点に！　しかし場所は、東京ドーム。（ジャイアンツの）劇的なサヨナラ勝利の可能性がチラついたし、このまま引き分けでも、ジャイアンツの「2位」確定。
　引き分けかな、と思った延長【10回表】≪伏兵≫川本良平の3ラン（第2号）で「7対4」勝ち越して、逃げ切ったスワローズ。本来の≪守護神≫林昌勇（イム・チャンヨン）が既に帰国（？）していて、どうなることかと思ったが……ようこそ、甲子園へ！　　

　虎２位で甲子園ＣＳ開催…能見から日本一 （デイリースポーツ）

【オーナーズリーグ】川本良平 ヤクルトスワローズ ノーマル 《2010 OWNERS DRAFT 02》ol02-035
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久保、完封で14勝目！（6日・横浜）

【プロ野球オーナーズリーグ】久保康友 阪神タイガース スター 《2010 OWNERS DRAFT 03》ol03-049
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【4回表】までベイスターズの先発、ルーキーの加賀繁に抑え込まれて（打ち倦ねて）「0」行進。【5回表】城島健司と鳥谷敬のタイムリーヒットで3点を奪うが、「エース」久保康友が先発している試合で「3対0」……嫌な予感がしたが、あの悪夢の「9・30」に学んだ（教訓を得た？）タイガースは【8回表】に4番・新井貴浩のセンターのフェンス直撃（二塁打）！　【9回表】に坂克彦の犠牲フライで追加点を確実に取り、「5対0」！　

　首脳陣（監督コーチ）に“余計な策”を弄させることなく、【9回裏】まで投げきった久保が完封で14勝目！　もう少し打線の援護があれば、リリーフ（継投）の失敗がなければ、久保の勝利はもっと上積みされていただろう。……その鬱憤は次のCS（クライマックス・シリーズ）で存分に晴らしてもらいたい。……第2戦（17日）の先発が予想される久保だ。

新井“鬼迫打”引退登板の木塚に惜別 （デイリースポーツ）

【オーナーズリーグ】木塚敦志 横浜ベイスターズ ノーマル 《2010 OWNERS DRAFT 01》ol01-116
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12試合ぶりのブラゼル！（5日・神宮）

【オーナーズリーグ】ブラゼル 阪神タイガース ノーマル 《2010 OWNERS DRAFT 01》ol01-073
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　昨日の先発は（順番通りなら）左腕「エース」石川雅規（13勝）のハズだったが、来シーズンを見据え、ルーキー左腕の中沢雅人（7勝）が先発。CS（クライマックス・シリーズ）進出の望みが断たれた、東京ヤクルトスワローズ。
　初回は3人で終わらされたが、【2回表】は最初に6点を取り、最後の3点は「5番」金本知憲の3ラン（第16号）！　日曜日（3日）の第15号で（正直）今シーズンは終了（打ち止め）かと思っていたが……（失礼）「9対0」！　

【3回表】にも鳥谷敬、平野恵一（最強1，2番コンビ）の連続二塁打で2点を取り、【4回表】には“12試合ぶり”のクレイグ・ブラゼルの一発（第46号）！　【8回表】にはレフトスタンドに流し打って（第47号）ようやく≪復調≫の兆し。CS（16日～）に向け、ブラゼルの≪復活≫は大きい。

【9回表】にも4連打で3点をもぎ取って、久々に打線の爆発で「17対4」！　中2日で先発の左腕・能見篤史は“さすがに”疲れが出て、5回4失点でマウンドを降りたが、CSは中10日で緒戦のマウンドを任されることになるだろう。……9月の『月間MVP』受賞の能見だ。

マートン、イチロー超え２１３安打 （デイリースポーツ）

BBH2009 SP能見 篤史(阪神)
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金本、1ヶ月ぶりの15号！（3日・マツダスタジアム）

BBH2008 OT金本　知憲(阪神)
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　初回に鳥谷敬の先頭打者ホームラン（第19号）で先制して、【4回表】には「5番」金本知憲の1ヶ月ぶり（らしい）の2ランホームラン（第15号）で「3対0」！　この大事な9月に“1ヶ月ぶり”のホームランか……

【6回表】には城島健司の2ラン（第28号）で「6対0」！　【9回表】にも加点して、先発のジェイソン・スタンリッジが【7回裏】まで（5安打）1失点に抑える好投！　2番手の渡辺亮が【8回裏】に（案の定？）失点して、前日の能見篤史の「まさかの」リリーフに≪正当性≫を与えるような……「7対2」。

マートン２１０安打「日本イチ」に並んだ （デイリースポーツ）

【プロ野球オーナーズリーグ】マートン 阪神タイガース グレート 《2010 OWNERS DRAFT 03》ol03-047
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1番に鳥谷を戻して、奏功！（2日・マツダスタジアム）

鳥谷敬（阪神タイガース）　　2011年カレンダー
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　横浜ベイスターズの身売り（売却）の話が「もう一日」早ければ……精神的ショックで昨日のジャイアンツ戦のように（7対1）大敗してくれたかもしれない。3年連続「最下位」が決定していたのに、何の目標もないのにタイガースに勝てたのは、目の前の野球の試合「だけ」に集中できる（精神的）環境だったから。……図ったようにタイガース戦の後、ジャイアンツ戦の試合（2日）当日に（身売りの）発表。何らかの作意すら感じる。

　優勝の可能性が無くなって、開き直ったタイガースは1番に鳥谷敬を戻して、3番にマット・マートン。これが奏功して、初回に2点を先制し、【5回表】には（先発ランディー・メッセンジャーの）代打・林威助と鳥谷とマートンのタイムリーヒットで「7対1」！　
【5回裏】からは「驚き」の左腕・能見篤史がマウンドに上がったが、5日の苦手（？）のスワローズ戦（神宮）を回避して、6日のベイスターズ戦（横浜）の先発に回るのだろう（？）。中継ぎに人材が不足している、という理由もあるだろうが……「11対4」快勝！　

城島９試合ぶり弾！ＣＳ２位進出へ気合 （デイリースポーツ）

【プロ野球オーナーズリーグ】城島健司 阪神タイガース スター 《2010 OWNERS DRAFT 03》ol03-048
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蕭一傑、7回までパーフェクト！（2日・ハードオフ新潟）

BBH2009 白カード 蕭 一傑(阪神)
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　先発の蕭一傑が【7回表】まで「完全試合」。一人の走者も許さなかったが、【8回表】に崩れ、3失点。しかし素晴らしいピッチングだった。外角低めへのコントロールが抜群で、カーヴを駆使し、カッター（カットボール）も投げていた。何故、このピッチャーを一軍で使わないのか？　全く理解不能だ。……気が触れている、としか思えない。（ファーム日本選手権）

　蕭が招いた【8回表】1-OUT満塁のピンチを2三振で切り抜けた（2番手の）左腕・小嶋達也。…実は切り抜けてはいなくて、暴投（ワイルドピッチ）で二人の走者の生還を許して、「4対3」1点差に迫られたのだが……それでも最速147kmを計測して、以前とは見違えるようなピッチング！　フォームを安定させて、調子を上げているようだ。
　CS（クライマックス・シリーズ）の≪秘密兵器≫になるかもしれない。昨日も（一軍の試合で）【9回裏】に5番手で登板して、1-OUTも取れずに降板した（不甲斐ない）左腕・筒井和也に代わって、CSの登録メンバーに選ばれるかもしれない。

　それにしても【7回裏】まで「4対0」とリードしながら、【8回表】に1点差に迫られ、【9回表】に同点に追いつかれ、敬遠策で2-OUT満塁にした後、8番ピッチャーの橋本健太郎に押し出しの四球（フォアボール）を与えて、勝ち越されたタイガース。……不甲斐ない二軍（二軍も不甲斐ない）。
【9回裏】に同点に追いつくが、延長【10回表】2-OUT満塁から押し出し死球（デッドボール）で勝ち越し点を許して、ファーム「日本一」の座を千葉ロッテマリーンズ（イースタン・リーグ）に攫（さら）われたタイガース（ウエスタン・リーグ）。……この≪勝負弱さ≫は何なんだ？　

虎弟日本一ならず…平田監督悔し涙 （デイリースポーツ）

BBH1 白カード 橋本健太郎(阪神)
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