野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

新井の5打点で開幕3連勝!(30日・京セラドーム大阪)

2008-03-31 23:51:29 | Osaka DOME
 タイガース長年の悩みは「2番打者」の不在。「リードオフ」赤星憲広の後の2番を誰が打つか? これが「本決まり」にならなかったために迷走した。鳥谷敬を1番に据えたり、関本健太郎(当時)や藤本敦士を(2番に)試したが、どれも上手くいかなかった。
 初回に先頭の赤星がセーフティーバンドで出塁し、2番・平野恵一がヒットエンドランを決めるライト前ヒット! タイガースはようやく(一つの)課題を克服した。【4回裏】には二人でダブルスチールを成功! 本来なら、この平野の役目を藤本に期待したのだが、藤本は「どうしても」このタイプになりきれなかった。

 タイガースのもう一つの課題は、「主砲」金本知憲の前を打つ「3番打者」。2003年(優勝)は、金本自らが3番打者となり、2005年(優勝)は、アンディー・シーツが大いに打棒を振るった。しかし、ここ2年間はシーツの衰えで「3番」が機能しなくなり、打線が≪貧打≫に喘いだ。
 この悩みを解決するのが、FA移籍の新井貴浩。0-OUT一、三塁から、ライト前ヒットで先制点! そして【4回裏】に赤星、平野のダブルスチールの後、レフト前ヒットを放って、2打点!! 【6回裏】にも2-OUT二塁から平野が内野安打(一塁にヘッドスライディング!)で繋いで、新井が右中間にツーベース(二塁打)!! 一塁から平野が一気に還って、「7対0」! 新井が5打点の大活躍!! 

 タイガース三つ目の課題は先発投手陣だったが、復活を期す福原忍が(7安打を打たれながら)【9回裏】まで投げ切って、完封! 開幕戦の「エース」安藤優也、第2戦の若手左腕・岩田稔の好投に続いて、先発陣が結果を残して、4年ぶりの開幕3連勝!!! これでタイガースに死角(弱点)はなくなった。3年ぶりの≪優勝≫に向けて「最高」のスタートを切った! 

名二遊間だ!鳥谷-平野で4併殺! (デイリースポーツ)

プロ野球100人タイガース猛虎 (NIKKAN SPORTS GRAPH)

岩田のプロ初勝利で開幕2連勝!(29日・京セラドーム大阪)

2008-03-30 22:01:27 | Osaka DOME
「左腕エース」井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)の後継者は誰か? ここ2年間のタイガースの命題だったが、能見篤史(4年目)は期待外れ。同じくドラフト「自由枠」の筒井和也(5年目)も伸び悩み、三東洋は「引退」。中継ぎの江草仁貴は(毎年)先発転向を希望しているものの、力不足は否めず、中村泰広は北海道日本ハムファイターズにトレードに出された。
 そんな中、急浮上したのが、3年目の岩田稔(希望枠)。開幕第2戦の先発に抜擢されて、【6回表】まで1失点に抑えて、プロ入り初勝利! そういえば、シーズンオフに(2年連続)井川と合同自主トレーニング(@茨城県大洗町)をしていた岩田。井川に選ばれた男……その井川は開幕マイナー(リーグ)スタートが決まったそうだが…… 

 それにしても【7回表】からは当然『JFK』の投入だと思っていたが、渡辺亮。その渡辺が1点を失い、「3対2」1点差に迫られ、ヒヤヒヤした。【7回裏】に3番・新井貴浩のタイムリーで2点差に拡げるが、【8回表】のマウンドに上がった「K」久保田智之が、ベイスターズの6番・吉村(裕基)にソロを喰らって、「4対3」再び1点差に迫られる。
【9回表】の「F」藤川球児も、2番・仁志敏久にレフトに大飛球を飛ばされ、「あわや!」と思ったが、(【6回裏】に第1号を放った)金本知憲がジャンプして、フェンスにぶつかりながら好捕! 「超」ファインプレーだった。「兄貴」に救われた球児……開幕2連勝!! そして今日(30日)…… 

鳥谷が魅せた!超ダイブで岩田を救った (デイリースポーツ)

藤川球児 気力一瞬 ~熱闘の46セーブ~

みんなで掴んだ開幕戦勝利!(28日・京セラドーム大阪)

2008-03-28 22:15:50 | Osaka DOME
 初回の寺原隼人(横浜ベイスターズ)のピッチングを見て、これは打線は簡単に「点が取れそうにない」と感じたのかもしれない。タイガース先発(開幕投手)の安藤優也は【2回表】先頭の村田修一を「2-1」と追い込みながら、ビビって(慎重になって)四球を出す。
 1-OUT後、6番・吉村裕基にも「2-1」と追い込みながら、決め球の速球(143km)が高めに浮いて、ライト前に弾き返され、2-OUT後に1失点。【4回表】には1-OUT一、三塁のピンチを招き、一度は三塁・塁審に救われたものの(?)8番・相川亮二に決め球のフォークを掬い打たれ、2点のビハインド。

 ベイスターズ先発(開幕投手)の寺原に【3回裏】までパーフェクトに抑えられたタイガース打線。大いに嫌な予感がしたが、【4回裏】先頭の赤星憲広が四球を選び、1-OUT後、3番・新井貴浩も(四球を)選んで、1-OUT一、二塁。ここで“病み上がり”の4番・金本知憲が快打! ライトオーヴァーのスリーベース(3塁打)を放って、「2対2」同点!!
 さらに嬉しいのは、オープン戦「不調」を託っていた5番・今岡誠が初球を打って、ピッチャーの足元、センター前にゴロで抜けるタイムリーヒットを放って、「3対2」逆転! 嬉しい!!

【5回裏】にも代打(切り札)葛城育郎のレフト線に流し打ったツーベース(2塁打)を足掛かりに、「新戦力」平野恵一の犠牲フライで「4対2」! 
【6回表】から新「勝利の方程式」に加わった「W」渡辺亮が3人で抑え、【7回表】は「K」久保田智之も3人(締め)。【8回表】はオープン戦で「大不調」だった「J」ジェフ・ウィリアムスが(これも)3人で抑えて、最後(9回表)は「F」藤川球児
 肝心の球児の調子は上がらず、ヒット2本を打たれたが、何とか「0」で抑えきって、4年ぶりの「開幕戦」勝利! 皆(全員)で繋いで勝ち取った勝利。開幕戦でタイガース「らしい」勝ち方が出来た。最高のスタートやっ! 

不安残った!アッチソン3回で61球 (デイリースポーツ)

藤川球児 ストレートという名の魔球

アスレチックスに「10対2」大敗!(23日・東京ドーム)

2008-03-24 22:20:59 | Pre-Season Game
 昨日(23日)は昼間(12時8分~)の試合(前座)で阪神タイガースが、オークランド・アスレティックスに「2対10」≪惨敗≫して、夜の試合で読売ジャイアンツが、「世界王者」ボストン・レッドソックスに勝ってしまったら、「立つ瀬」がないな、較べられるな、と思っていたが、(同じように)「2対9」で大敗してくれたので、一安心。

 しかしジャイアンツの場合、主力の(エース)上原浩治も(左腕)内海哲也もメジャーリーガー相手にビシッと抑えて見せた。それに較べて我がタイガースは「開幕投手」安藤優也も福原忍も派手に打ち込まれた(共に5失点)。彼我(戦力)の差は大きい、と感じざるを得ない。
 その代わり、タイガースは『JFK』の内、『FK』は(2試合とも)抑えたが。打ち込まれたのは、「J」ジェフ・ウィリアムス(5失点)。オープン戦の登板が少なかったので、調整が遅れていたようだが、昨日のピッチングを見る限り、これはかなり≪深刻≫。後5日で調整は進むものなのだろうか? 

 ジェフが調整遅れの場合、右4枚の『A.W.K.F』もあり得ると思った。2番手で登板した阿部健太が(スズキとハナハンから)2三振を奪う好投! (完全に)中継ぎで使える目途が立った。(宜野座キャンプで)出遅れていた渡辺亮も(完全に)「調子」を取り戻しているようだし、北京五輪で「F」(藤川球児)と「K」(久保田智之)が抜けても、この二人が代役を務めてくれそうな「期待感」がある。(幾らなんでも)その頃までには「J」の調子も戻っているだろうし。

フォード鉄壁、また超美技! (デイリースポーツ)

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ブツ切りのRソックス戦(22日・東京ドーム)

2008-03-22 20:27:50 | Pre-Season Game
 タイガースの「開幕投手」安藤優也が≪炎上≫! 3番デヴィット・オルティーズにレフトスタンド(最前列)に放り込まれ、6番J.D.ドリューにも3ランホームランを喫して、初回に(ありえない)4失点! 
 しかしオルティーズへの初球=インサイド寄りの速球(144km)を(MLBの球審に)「ボール」に判定されてから、安藤のリズムが狂った。それまで2者連続三振に打ち取って、快調なスタートだったのに、この一球。この後「0-3」にして、苦し紛れに投じた(外よりの)シュート(144km)を流し打たれた。
 
 そして続く4番「主砲」マニー・ラミレスにも「2-3」から投じたスライダーが外角一杯に決まったように見えたが、判定は「ボール」で四球。これでガックリきた(天を仰いだ)安藤は(続く)5番「ワールドシリーズMVP」マイク・ローウェルを「2-0」と追い込みながら、3球目をライト前に巧く運ばれ、6番「勝負強い」ドリューに左中間スタンドに流し打たれた。
 ……球審の判定に泣かされた4失点。ラミレスの見逃し三振でチェンジ、1失点で済んでいたハズなのに。初回の安藤は「不運」だったが、しかし【2回表】にもキッチリ、タイムリーヒットを浴びて、この5失点目は余分だった。

 それにしても、この試合を放送した日本テレビは【2回表】までは正常に放送したが、【2回裏】2-OUT満塁から、1番・赤星憲広がタイムリーヒット(内野安打)で「2対5」タイガースが2点を返したところで(突然)CMに突入! 
 この2点で終了したのかと思ったら、CM明けに2番・平野恵一がセンター前に2点タイムリーヒットを放って、「4対5」1点差に詰め寄ったが、ここでも突然CMによってバッサリ切られ、マウンド上に(3番手)左腕・江草仁貴が上がっていて、【6回表】2-OUT一、二塁の場面に突然リープ(飛躍)。≪哀れ≫江草は2番ケヴィン・ユーキリスにレフト前タイムリーヒットを浴びて、「4対6」2点差に拡げられてしまう。
 
 そして【6回裏】1-OUT一、二塁の場面に(タイム・リープ)跳んで、赤星がセンター前ヒットを放って、二塁ランナーのルー・フォードは三塁でストップ! 和田豊(三塁ベース)コーチは腕をグルグル回していたようだが、ボストン・レッドソックスのセンター、ジャコビー・エルズバリーの「強肩」を知っていたのだろう。自主的判断。この後、平野がセンターライナーを放って(犠牲フライ)フォードが還って、「5対6」再び1点差! 
……江草が抑えていれば勝機はあったのだが。それにしても、平野! 2番で「効いている」。浜中治(オリックス・バファローズ)を出してまで獲得した甲斐があった。今シーズンから健康よりも「賢い」自分を選択した関本賢太郎は今、何を思う? (レギュラー剥奪)

【9回表】のマウンドには≪守護神≫藤川球児が上がって、先頭のユーキリスに全て速球勝負を挑み、「2-3」から148kmの速球で「見事!」空振り三振! しかし、その後はダイジェスト(ハイライト)で藤川のピッチングの内容を紹介する日テレ(アナウンサー)。三振をもう一つ取ったようだが、全球を見たかったのに。
 所詮タイガースは“刺身のツマ”(“添え物”)。1時間半の中継の大部分を今夜の「読売ジャイアンツvs.オークランド・アスレティックス」の前宣伝に費やされた。せめてCS【G+】で完全中継してほしかったが、【G+】はイースタン・リーグ「巨人vs.東京ヤクルト」戦に出動中(生中継)。

田淵氏が始球式、Rソックス対阪神 (MAJOR.jp)

レッドソックス・ネーションへようこそ

ボーグルソン、8安打を喰らって、不安…(20日・倉敷)

2008-03-21 13:06:56 | Pre-Season Game
 一昨日(19日)のオープン戦(高松)が雨で流れた為に、ライアン・ヴォーゲルソングがスライドして、昨日(20日)先発したが、4回(8安打)3失点。【2回裏】の3連打を食らうところ(打たれ出したら、止まらない癖)など見ていて「残留」は失敗だったかな? と思った。誰もが(日本に来て)2年目なら、環境にも慣れて、1年目よりは成績が向上すると思い込んでいるが、考えてみれば、何の根拠もないこと。この単調なピッチングは「不安」だ。

 対照的に昨日の先発予定だった「新外国人」スコット・アッチソンは(2番手で投げて)4回を(1安打)1失点の好投! 公式戦に入ったら、ヴォーゲルソングとアッチソン、調子の良い方を先発で「使う」形になりそうだ。二人とも「駄目」なら、「2年目のジンクス」上園啓史にチャンスが回ってくる。二人のうち、一人でも良ければ、「2年目のジンクス」は現実味を帯びてくる。

 それにしても打線は、初回に3番・新井貴浩が“目の醒めるような”一撃(弾丸ライナー)を左中間スタンドに叩き込んで、【2回表】には6番・鳥谷敬がライトスタンド(ポール際)に同じくライナーで叩き込んで、【8回表】にも新井のソロ(レフトスタンドに高々と舞い上がって…!)。ホームランでしか得点が取れないのか? と嘆きかけたが、【9回表】に広島東洋カープの「不調」のクローザー永川勝浩を攻略して、「5対4」で逆転勝ち! 

 しかし、相変わらず1番・赤星憲広、5番・今岡誠が揃って「4タコ」で≪深刻≫だ。4番の金本知憲も(手術した)左膝の影響で足(下半身)が(十全に)使えていないから、まるでバッティングの「体」を為していない。「不安」だらけで開幕(28日)を迎えることになりそうだ。 

桧山また同点適時打…Gに続きコイ撃ち (デイリースポーツ)

プロ野球 問題だらけの12球団 2008年版

福原、復活を告げる5回無失点!(17日・東京ドーム)

2008-03-18 21:18:24 | Pre-Season Game
 試合前に「ボールを低めに集めたい」と語っていた昨日(17日)の先発の福原忍。序盤は「ボールが高めに上ずって」いたが、徐々に低めに集まりだし、解説(CS【G+】)の堀内恒夫氏も「コーナーを丁寧に突いていた」。結果、5回を(散発2安打)無失点の好投! 実績プラス結果も残して、先発ローテーション(6人)の座を確保した。

 ただジャイアンツが(タイガース同様)打線が低迷していて(チーム打率.226)、その辺は「差し引いて」見なければならないかもしれない。公式戦に入ったら、こうはいかないだろう。何より、ジャイアンツ打線には「主砲」李承がいなかった。昨シーズンも李一人に「やられた」試合が多々あった。だから、単純に参考にはならないが、しかし少なくとも(福原は)昨シーズンのようなことは「ない」だろう。(復活、間近) 

桧山が殊勲の同点打!やっぱり切り札や (デイリースポーツ)

藤川球児 ストレートという名の魔球

岩田、開幕ローテを決める5回無失点!(16日・東京ドーム)

2008-03-17 13:26:53 | Pre-Season Game
 昨日(16日)の先発は(3年目の)左腕・岩田稔だったから、東京ドーム「あの」ジャイアンツ打線を相手に3~4点は取られるだろうな、と思って見ていたが、5回(5安打)を無失点! ランナーを出しながら、落ち着いたピッチングで要所を締めて見せた。これで開幕ローテーション第2戦(29日)の先発が決定したらしい。
 タイガースにとっては「待望の」下柳剛に続く先発左腕。「あの」井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)の≪後継者≫が現れたことになる。これはシーズンが楽しみ、だ。

 2番手の杉山直久も(力強いピッチングで)4回をノーヒットで零封して、先発ローテ入りを決めた。これで(開幕投手の)安藤、岩田、杉山、下柳、ヴォーゲルソングの5人が固まって、今日(17日)先発の福原忍が「6人目」を決めることができるか、に懸かってきた。福原次第で、新外国人スコット・アッチソン、2年目のジンクス「直撃」上園啓史の処遇も決まってくる。そういう意味では今日(東京ドーム)注目の一戦。

 打線では、2番・平野恵一が≪機能≫して「2安打」。3番ルー・フォードも【6回表】に左中間を破って、新戦力が打線を活性化させそうな雰囲気。
 その中で今シーズンの(生え抜きの)キーマンと思われる二人、1番・赤星憲広と6番(5番)今岡誠が(オープン戦の)打率1割台に低迷しているのが気懸かりだが。この二人が打たなければ目算が狂う。

阪神監督!星野氏、2軍指揮! (デイリースポーツ)

青い空を見上げて―読売ジャイアンツ二岡智宏 (地球スポーツライブラリー)

恐るべし、「新」人工芝!(15日・神宮)

2008-03-16 21:42:24 | Pre-Season Game
 8安打もされたから、調子が悪かったのかと思ったら、先発の安藤優也(開幕投手)。初回と【2回裏】の内野安打は(詰まらせた)ボテボテの当たりだったし、【5回裏】の2本の内野安打もバント処理のミス。2本目はファースト(一塁手)の葛城育郎が「新」人工芝に足を取られて、滑った結果。
……恐るべきは、神宮球場の「新」人工芝! 甲子園球場のベンチ(ダッグアウト)の天井の低さといい、球場のリニューアルが、選手の足を引っ張っている(頭を支えさせている)。

 2番手に左腕(1軍に這い上がってきた)筒井和也が投げて、2者連続三振! そのまま気持ちよく投げさせてあげればいいのに、右の代打(小野公誠)が出てきたので、3番手の右腕・玉置隆と(不自然な)交代。
 公式戦を想定した継投だったが、しかし5番手の左腕・江草仁貴が【9回裏】に打たれて、同点(4対4)に追いつかれた。どうも江草の調子が上がらない(不安定)。このまま江草の調子が上がらないなら、筒井が代わって、『JFK』に繋ぐ左の中継ぎ要員に抜擢されるかもしれない。……「あの」矢野輝弘に≪檄≫られた(叱咤された)のが「効いた」のかも知れない。 

バルディリス来日初豪快弾、猛打賞 (デイリースポーツ)

青木宣親(ヤクルトスワローズ) 2007年 カレンダー

坂本に4の4!(11日・スカイマーク)

2008-03-12 21:24:49 | Pre-Season Game
 タイガースが「勝つ」試合を久しぶりに見た。(「5対2」)オープン戦とはいえ、ここまで3連敗……しかし相手が、読売ジャイアンツとなると「気合」が違ってくるのだろう。ここ数年来の相性の良さもある。
 だが、ジャイアンツ先発の新外国人、左腕エイドリアン・バーンサイドは(本来は)中継ぎ投手。このピッチャーを二周り目でようやく(何とか)攻略して、2点を取ったが、褒められたものではない。

 ところで、坂本勇人って誰? 故障の二岡智宏からショートのレギュラーポジションを奪いそうな2年目の若手だが、昨日(11日)の試合で「4打数4安打」!! 他球団の若手を育てることでも定評があるタイガースだが、この坂本も「そうか」(?)。
 2006年(高校生)ドラフトの堂上直倫(愛工大名電~中日ドラゴンズ)の「外れ」1位(巡)だが、その堂上は未だにファーム暮らしなのに、坂本(青森・光星学院)だけが早くも出てきた。
 タイガースもその年は、野原将志(長崎日大)が、堂上の「外れ」1位(巡)だが、ようやく1軍(宜野座)キャンプに抜擢されて、途中で「元気が無い」から還された。……随分、差をつけられたものだ。最終的には抜き返してもらえばいいのだが。

JFKの露払いはオレだ!阿部3者三振 (デイリースポーツ)

ドラフト下位指名ならプロへ行くな!データで読むプロ野球で成功するための条件