野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

“新井さん”特大の一発!(26日・安芸)

2009-02-27 19:17:41 | Aki Camp
月刊 タイガース 2006年 09月号 [雑誌]月刊 タイガース 2006年 09月号 [雑誌]
販売元:かんそく
発売日:2006-09-01
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 不甲斐ない、福原忍。昨日(26日)の紅白戦で先発して、3イニングスを投げて、2、1、1、と失点して3失点。先発ローテーション4番手の座を任せたいのに、これでは……遠い復活(再生)。
 その福原から特大の一発を放ったのが(3回裏)「4番サード」新井貴浩(2安打2打点)。「3番」鳥谷敬も≪絶好調≫だし(2安打2打点)ケヴィン・メンチ(2打数1安打)も「6番ライト」確定だし。今年の打線は≪期待≫できそうだ。

 福原と対照的に、白組の先発「開幕投手」安藤優也は(同じく)3イニングスを投げて(2安打)無失点。「新球」“ツーシーム”が冴え渡って、打者から空振りが獲れていた。これは決め球に使えそうだ。安藤と言えば、スライダー、カットボール、フォークのピッチャーという印象だったが、これに“ツーシーム”が加わって、より進化した安藤が見られそうだ。

「ポスト矢野」候補の岡崎太一は白組の8番キャッチャーでスタメン出場して(4打数)ノーヒットだったが、≪強肩≫で盗塁を2度も刺して、アピールに成功。どうやら、2番手は岡崎で決まりのようだ。現時点では断然リードしている。前体制(岡田彰布前監督)では不遇を託った岡崎だが……

上本“2四球”猛アピール(デイリースポーツ)

Sports CARD MAGAZINE (スポーツカード・マガジン) 2008年 07月号 [雑誌]Sports CARD MAGAZINE (スポーツカード・マガジン) 2008年 07月号 [雑誌]
販売元:ベースボール・マガジン社
発売日:2008-05-27
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完全復活だ、球児!(25日・京セラドーム大阪)

2009-02-26 11:59:20 | WBC
藤川球児 ストレートという名の魔球藤川球児 ストレートという名の魔球
著者:松下 雄一郎
販売元:ワニブックス
発売日:2007-12-09
おすすめ度:3.5
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「不安」(不安定)だった藤川球児(WBC日本代表)。昨シーズン(途中)からピッチング・フォームにバラツキがあって、(自慢の)ストレートで空振りが獲れず、(タイガース・ファンとしては)心配していた。
 今年の宜野座キャンプでも、その傾向は(顕著に)見られて、『WBC』に間に合うのか? 日本代表に迷惑をかけるのではないか、と(大いに)心配していたが、昨日(25日)の(胸のすく)ピッチングを見て、安心した。

 この球児なら「大丈夫」だ。ピッチング・フォームに久々に「躍動」感があった。『WBC』で活躍して、世界を驚かせて、日本に帰ってきて、タイガースを≪優勝≫に導いて、そしてシーズンオフには<ポスティング・システム>(入札制度)で【MLB】(メジャーリーグ)移籍……球児の(描いているであろう)シナリオ通りに事は運ぶか!? 

圧巻!魅せた!侍守護神・球児3連続K(デイリースポーツ)

2006 WORLD BASEBALL CLASSIC 日本代表 栄光への軌跡 [DVD]2006 WORLD BASEBALL CLASSIC 日本代表 栄光への軌跡 [DVD]
販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2006-05-31
おすすめ度:3.5
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「一球撃命」林威助(9日)

2009-02-25 19:33:12 | sky-A
月刊 タイガース 2007年 07月号 [雑誌]月刊 タイガース 2007年 07月号 [雑誌]
販売元:かんそく
発売日:2007-07-02
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 暖かい宜野座(沖縄)から、未だ寒い安芸(高知)へ……沖縄の空は連日≪晴天≫だったのに、高知は(連日)どんよりした曇りで、昨日(24日)今日(25日)は≪雨≫模様……せっかくの紅白戦(第3戦)が中止になってしまった。
(我が)阪神タイガースが毎年、後半戦に失速する原因(遠因)は、このキャンプ分割方式にあるのではないか? と訝りたくもなる。……安芸市の人たちには申し訳ないが、≪腐れ縁≫が断ち切られることをファンも(何よりも)選手や監督コーチが望んでいる、と思う。

 連日放送されるCS(スカイA)の『猛虎キャンプリポート2009』。こちらの視聴に追われ、その合間に放送される『虎バン』(ABC制作)の視聴が疎かになっていた。9日に放送されたゲストは林威助外野手。
 座右の銘は「一球撃命」(造語)。バットは棒ではなく「ムチ」だと言う林。彼なりの独特のバッティング「理論」がありそうだ。

 ライト(外野手)には(新外国人選手)ケヴィン・メンチが加わり、ファースト(一塁手)には今岡誠が≪復活≫気配で、林は今のところ、左の代打の一番手(最初)という厳しい立場だが、彼のバッティングは気持ちが良くて、好きだから、何とか常時出てほしい、と思う。

石川 ライバル退けOP戦開幕投手(デイリースポーツ)

虎バン 阪神タイガースはなぜ強いのか虎バン 阪神タイガースはなぜ強いのか
著者:「虎バン」書籍制作委員会 (編集)
販売元:出版文化社
発売日:2008-09-27
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宜野座に連れて来とけヨ、上本博紀!(21日・安芸)

2009-02-23 19:01:46 | Aki Camp
月刊 タイガース 2007年 05月号 [雑誌]月刊 タイガース 2007年 05月号 [雑誌]
販売元:かんそく
発売日:2007-05-01
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 宜野座(沖縄)=「一軍」に連れて来とけヨ、って思った。安芸(高知)=二軍スタートだったルーキー(ドラフト3位)上本博紀(早稲田大学)が1番セカンドでフル出場して、ヒット1本2盗塁を決めて、≪強烈≫に存在をアピールした。さすがは早稲田の主将(スーパー・エリート)。小柄(173cm)だが思いっきりの良いバッティングが魅力(持ち味)。なかなかタイガースには(居そうで)居なかった選手だけに「開幕一軍」も有り得ると思う。

 上本以上に存在感をアピールしたのが、ベテラン(34歳)“崖っぷち”の今岡誠。紅組の5番DH(指名打者)でスタメン出場して、2打席連続ツーベース(二塁打)で4打点の活躍! 手放しで喜びたいところだが、打たれたのが期待の2年目(白組の先発)石川俊介だっただけに複雑……これが紅白戦の妙味。

今岡どっか~ん2二塁打4打点 (デイリースポーツ)

プロ野球スカウティングレポート2009 (アスペクトムック)プロ野球スカウティングレポート2009 (アスペクトムック)
著者:西尾 典文(セ・リーグ執筆)
販売元:アスペクト
発売日:2009-02-16
おすすめ度:4.0
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鳥谷を叱った日(覚悟のすすめⅡ)

2009-02-20 19:45:06 | Stove League
覚悟のすすめ (角川oneテーマ21 A 87) (角川oneテーマ21)覚悟のすすめ (角川oneテーマ21 A 87) (角川oneテーマ21)
著者:金本 知憲
販売元:角川グループパブリッシング
発売日:2008-09-10
おすすめ度:4.5
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 2007年7月8日のvs.中日ドラゴンズ戦(ナゴヤドーム)。「2対2」同点で迎えた【5回表】1-OUT満塁で、著者はライト前にタイムリーヒットを放ち、「3対2」勝ち越すが、二塁ランナーの鳥谷敬は「全力疾走を怠り」(著者の目にはそう映った)三塁でSTOP。著者はこのプレーに激怒した! ……以来、鳥谷の走塁への意識が変わった。「意識革命」。阪神タイガースを変えた男、著者=金本知憲だ。

虎バン 金本知憲 鉄人の歩み [DVD]虎バン 金本知憲 鉄人の歩み [DVD]
出演:金本知憲
販売元:ポニーキャニオン
発売日:2008-07-16
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 著者は辛口だ。「なんだよ、こいつら監督で変わるのかよ。全力でプレーしていたのは、結局星野さんが怖かったからだったんだな。やる“ふり”をしていただけだったんだ……」「怒られるのが怖いからやるなんて、犬と変わらない」。
 2003年、星野仙一監督の下で悲願(18年ぶり)のリーグ≪優勝≫を果たすものの、翌2004年、星野監督が勇退し、岡田彰布監督になると選手の態度(プレー)が一変した。全力疾走をしなくなり、勝つことに対する執念も集中力も消え失せていた。(4位)

このままでは昔に戻ってしまうぞ!」これは著者ではなく、生え抜きのベテラン桧山進次郎の言葉だ。所詮は≪外様≫の著者の言葉(檄)だけでは、チームは再生できなかったかもしれない。しかし、生え抜きの桧山も著者と同じ「思い」を共有できたからこそ、2005年の反転攻勢(2年ぶりの優勝)に向かえた。
戦う姿勢」。星野元監督が植え付け、著者がそれを引き継ぎ、チームの≪暗黒時代≫を知る生え抜きの桧山もそれに共鳴し、タイガースは(常に)首位争いができる≪常勝≫チームになり遂せた。「あの」1985年の≪日本一≫のチームには「それ」が欠けていたのだろう。……3部作(完結篇)だ。

阪神・金本の「覚悟のすすめ」 爆発的売れ行き (MSN産経ニュース)

猛虎襲来!-2003年阪神タイガース優勝への軌跡- [DVD]猛虎襲来!-2003年阪神タイガース優勝への軌跡- [DVD]
出演:阪神タイガース
販売元:ポニーキャニオン
発売日:2003-10-01
おすすめ度:4.0
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2005阪神タイガース公式優勝記念DVD ~70th Tigers新しい伝説の始まり~2005阪神タイガース公式優勝記念DVD ~70th Tigers新しい伝説の始まり~
販売元:メディアファクトリー
発売日:2005-10-27
おすすめ度:5.0
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世界記録を守護した数珠(覚悟のすすめ)

2009-02-19 19:39:23 | Stove League
覚悟のすすめ (角川oneテーマ21 A 87) (角川oneテーマ21)覚悟のすすめ (角川oneテーマ21 A 87) (角川oneテーマ21)
著者:金本 知憲
販売元:角川グループパブリッシング
発売日:2008-09-10
おすすめ度:4.5
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連続フルイニング出場」世界記録を更新中の著者。その最大の危機は、2004年7月29日のvs.中日ドラゴンズ20回戦(甲子園)。左腕・岩瀬仁紀から左手首に死球(デッドボール)を喰らった! その瞬間を観ていた者なら、誰もが「骨折」の二文字を思い浮かべただろう。それほど衝撃的な瞬間だったが、結果は「左手の軟骨が剥がれた」だけ。
 これ以降、著者には“鉄人”の二文字が冠されることになるのだが、しかし、それには深い理由があった。それは≪数珠≫。左手のリストバンドの中に巻かれていた≪数珠≫が、著者を守護した。

金本知憲 祝!2000本安打達成への軌跡 [DVD]金本知憲 祝!2000本安打達成への軌跡 [DVD]
出演:金本知憲
販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2008-07-16
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 実は阪神タイガースには行きたくなかった、著者。それまで10年連続Bクラス(最下位が6度)。FA(フリーエージェント)で移籍してきた選手、片岡篤史星野伸之や(あるいは)石嶺和彦山沖之彦が悉く成功しなかった歴史がある。……その事実の前に躊躇した著者。

 そんな著者を翻意させたのが、前年(2002年)監督に就任して、チームを4位に引き揚げた「あの」星野仙一現SD(オーナー付シニア・ディレクター)。「ありがたいですが、行けません」と断った著者に「何を言うとる!」と叱咤し、「タイガースに来なければブン殴るぞ!」とまで“言及”した星野監督。その(強引なまでの)熱意に打たれ、「わかりました。お世話になります」……全てはここから始まった。この人から……!

【週末読む、観る】】金本知憲著『覚悟のすすめ』(MSN産経ニュース)

夢 命を懸けたV達成への647日夢 命を懸けたV達成への647日
著者:星野 仙一
販売元:角川書店
発売日:2003-10-03
おすすめ度:4.5
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真っ向勝負のスローカーブ (新潮新書)真っ向勝負のスローカーブ (新潮新書)
著者:星野 伸之
販売元:新潮社
発売日:2003-05
おすすめ度:4.5
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外の変化球に喰らいついて、2打席目には一発!(15日・浦添)

2009-02-15 21:02:59 | Spring Camp
月刊 タイガース 2007年 12月号 [雑誌]月刊 タイガース 2007年 12月号 [雑誌]
販売元:かんそく
発売日:2007-12-01
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 日本(プロ野球)に来た外国人選手が、イチバン戸惑う(苦労する)のが、外(アウトコース)の変化球。これに対応できるか否かで、成功するか、どうかが決まってくる。
 今日(15日)の練習試合(vs.東京ヤクルトスワローズ戦)浦添に帯同した(阪神タイガースの)新外国人選手=ケヴィン・メンチは、第1打席で外の変化球に喰らいついて、ファウルでカット。そして第2打席で打った瞬間それと判る、レフトスタンドへの一発! 

 先発の(期待の)白仁田寛和(2年目)は2失点で期待ハズレだったし、後に続く投手も皆、失点して、「1対5」で敗れたが、その中で(唯一)失点を許さなかったのが、≪タイガースのシュンスケ≫石川俊介(新婚)。彼は先発ローテーションの4人目に入ってきそうだ。

復活へ手応え!小嶋30球で3回完全(デイリースポーツ)

月刊 タイガース 2006年 05月号 [雑誌]月刊 タイガース 2006年 05月号 [雑誌]
販売元:かんそく
発売日:2006-05-01
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そして日本一のチームは崩壊した…(阪神タイガースⅡ)

2009-02-15 09:35:10 | Stove League
阪神タイガース (新潮新書)阪神タイガース (新潮新書)
著者:吉田 義男
販売元:新潮社
発売日:2003-09
おすすめ度:4.5
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小山入浴事件」。何のことかと思ったら、1962年(昭和37年)の日本シリーズ。東映フライヤーズ(現・北海道日本ハムファイターズ)との第7戦。「0対0」で延長戦に突入し、【10回表】にフライヤーズが1点を勝ち越すが、その裏タイガースも追いつき、【11回表】へ。しかし、マウンドに立つはずの先発、小山正明投手の姿が無い。【10回表】に勝ち越され、諦めて風呂に入っていたらしい。
 先発・中継ぎ・抑えの分業制が確立していなかった時代の悲喜劇だ。この後【12回表】に(再度)勝ち越され、日本一を逃したタイガース。……「あの」1985年(昭和60年)まで歓喜の瞬間を待たなければならなかった。

 その歓喜の≪日本一≫の後、チームは崩壊していく。(前年たかだか)13勝を挙げたリチャード・ゲイルが「エース」気取りで、チームの和を乱し、≪一蓮托生≫だった筈の投手コーチが退団。挙句の果てに「三冠王」ランディ・バースが「監督批判」。

 2年後の1987年(昭和62年)には(オープン戦後半の)3月下旬、「主砲」掛布雅之が(深夜の名神高速道路で)酒気帯び運転で逮捕。そのとき警官に向かって「オレは阪神の掛布だぞ!」と凄んで見せたらしい。……増上慢に陥っていた“ミスタータイガース”。

 著者は「故障を防ぐためにも、たっぷりランニングして、下半身を鍛えろヨ」とアドヴァイスしていたそうだが、聴く耳を持たなかった主砲。その後も下半身の故障を繰り返し、1988年(昭和63年)33歳の若さでユニフォームを脱ぐことになる。……≪夢≫は短かった。

掛布さん自宅を差し押さえられる 市税滞納で「一時的に」(MSN産経ニュース)

決定版すぐに役立つメジャーリーガーのバッティング教室―連続写真で打撃フォームのポイントを徹底分析 (B.B.MOOK―スポーツシリーズ (451))決定版すぐに役立つメジャーリーガーのバッティング教室―連続写真で打撃フォームのポイントを徹底分析 (B.B.MOOK―スポーツシリーズ (451))
著者:掛布 雅之
販売元:ベースボール・マガジン社
発売日:2006-12
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優勝の陰に“よっさん”あり(阪神タイガース)

2009-02-12 19:32:52 | Stove League
阪神タイガース (新潮新書)阪神タイガース (新潮新書)
著者:吉田 義男
販売元:新潮社
発売日:2003-09
おすすめ度:4.5
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 先日(2日)亡くなられた山内一弘さんは(著者の)「第一次吉田内閣」(1975年~1977年)でバッティングコーチを務められたが、田淵幸一さんもマイケル・ラインバックも掛布雅之さんも「山内教室」の門下生。その(指導の)基本理念は「もっと脇を締めて! バットを立てなきゃダメだ! コンパクトなスウィングでヘッドを利かせんるんだ」だったらしい。……ご冥福をお祈りします。

 そういえば、マイケル・ラインバック。阪神タイガース・ファンは「マイク・ラインバック」で憶えていたが、それは通称(登録名)だったらしい。本名は「マイケル」。初めて知った。そういえば、そうか……ファンに愛された彼もまた“鬼籍”の人だが。

≪眼力≫という括りで捉えれば、この吉田義男元監督も「なかなか」のもの。1997年のオフに実現した中日ドラゴンズとのトレードで「あの」矢野輝弘の獲得を推進したのは著者。≪優勝チームに名捕手あり≫。この著者の眼力が無ければ、その後の二度の優勝は無かったかもしれない。

 1985年の「第二次吉田内閣」の際には、前監督の来シーズンの構想で「不要」とされていた(来日して2年が経過の)ランディー・バースの「残留」を球団に強く訴えたのも著者。「あの」バースが解雇されかかっていた! 「あの」バースがいなければ、その年の(18年ぶりの)≪優勝≫≪日本一≫も無かっただろう。……節目節目でタイガースに重要な貢献をしている著者だ。

山内一弘氏が死去 「打撃の職人」、元中日・ロッテ監督 (MSN産経ニュース)

“ムッシュ”になった男―吉田義男パリの1500日“ムッシュ”になった男―吉田義男パリの1500日
著者:川上 貴光
販売元:文藝春秋
発売日:1997-10
おすすめ度:4.0
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10月から改装工事を行なう決定を下した人達(頑固力Ⅱ)

2009-02-07 19:26:20 | Stove League
頑固力―ブレないリーダー哲学 (角川SSC新書)頑固力―ブレないリーダー哲学 (角川SSC新書)
著者:岡田 彰布
販売元:角川SSコミュニケーションズ
発売日:2008-11
おすすめ度:3.5
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 ファンならば誰もが思っていたことだが、昨シーズンの終盤=10月から阪神タイガースはホーム=甲子園球場を使用できなくなった。リニューアル(改装工事)の為だが、しかし何故10月から? たとえあのまま優勝していても、日本シリーズで甲子園を使用できなかった。こんなこと前代未聞である。そんな決定を下したフロントに、著者は(ファン同様)怒り心頭だったらしい。

 著者が二軍監督時代(2000年~2002年)上司(一軍)は「あの」野村克也(現・東北楽天ゴールデンイーグルス)監督。「濱中はどうや?」と聴いてきた監督に対して、「関本健太郎」(当時)を推薦した著者。

 監督はその推薦を無視して、濱中治(現オリックス・バファローズ)を一軍登録。1996年のドラフト同期生の二人。しかし今やくっきり明暗が分かれた。推薦をした著者の≪眼≫の方が正しかったことを、現在の両者が証明している。“名将”と呼ばれる男を上回る≪眼力≫を持つ男、著者だ。

「枯れたヒマワリを咲かせたい」 中村紀の楽天入り濃厚か(MSN産経ニュース)

岡田の決断―岡田彰布という男岡田の決断―岡田彰布という男
著者:改発 博明
販売元:神戸新聞総合出版センター
発売日:2008-12
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