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Hanshin Tigers Series 2024

「天才」今岡の太陽撃ち!(21日・安芸)

2007-02-23 14:30:28 | Aki Camp
 安芸(高知県)に移動して、早速2日目に紅白戦。白組の先発は「再起を懸ける」久保田智之。初回1-OUT後、2番・藤本敦士に初球(134km)をフルスイングされ、右中間を破るツーベース(2塁打)!! 2-OUT後、4番・林威助を歩かせ(四球)、5番・高橋光信にも「1-3」。5球目の何の変哲もない高めに浮いた速球(137km)を叩かれ、ライト前にタイムリーヒット! 
 中日ドラゴンズから移籍してきた高橋は「右」の代打の切り札として「使えそう」だ。その確信を(首脳陣が)得たのだろう、代走が起用されて、早々に1打席で交代した高橋。(八木裕のように)“神様”になれるか? 

 紅組の先発「好調」太陽。【2回裏】先頭の4番・浜中治との息詰まる対決になる、ハズだったが、初球(138km)ライトへ大飛球! ファウルフェンスに直撃された後、2球目~4球目とフォークを続けて、ショートゴロに打ち取って、1-OUT。安全策を取ったな、キャッチャーは狩野恵輔。浜中との真っ直ぐ勝負を見てみたかったが……
 5番・今岡誠には(一転して)速球を続けるが、3球目(136km)を巧く運ばれ、1,2塁間を抜かれる。「天才」今岡、技有りのヒット! 6番・桜井広大にはフォークを巧くセンターに持って行かれ、一皮剥けたか、桜井? 7番・庄田隆弘(4年目)には「2-3」にして歩かせ(四球)1-OUT満塁になって、8番「女房役」浅井良に2球目(133km)をライトに打ち上げられ、犠牲フライで1点を失う。……この日は球速が伸びなかった太陽、だ。

 白組の2番手は背番号「41」ルーキー上園啓史。【4回表】先頭の7番・喜田剛に初球(134km)を狙われ、レフトに大飛球を飛ばされるが、フェンス手前で「51」番がキャッチ。8番・高橋勇丞(3年目)には「2-3」にするが、高めの速球(130km)を打ち上げさせ、レフトフライ。直後に首を捻った上園は高めに浮いた自身の投球に納得がいっていないか? 9番・代打(ベテラン)野口寿浩には初球フォークの後、「2-1」に追い込んで、速球(133km)で空振り三振! ……上園もまだ球速が伸びるピッチャーだろう。

 紅組の2番手は2年目の右腕・金村大裕。昨シーズンのウェスタン・リーグで防御率1.44(8試合)。途中で右肘を痛めて戦線を離脱したが、この金村が後半戦に1軍に上がって(戦力になって)いれば、≪逆転優勝≫もありえたかもしれない(?)。そういうファームの逸材。背番号は「17」。タイガースでは不吉な番号とされるが、果たしてジンクスを破って、大成できるか? 
【4回裏】先頭の浜中に「2-3」にして、勝負球(138km)が甘くなり(見事に)ライトに流し打たれる。5番・今岡には(初球ボークの後)速球(135km~140km)で攻めて、詰まらせて、サードゴロ。6番・桜井には何故かストレートの四球。(ファームで苛められているのか?)7番・庄田に(四球の後の)初球(137km)を狙われ、センター前ヒット!
 1-OUT満塁にされるが、8番「ルーキー」清水誉にも「2-3」にするが、最後は速球(137km)で空振り三振! 9番・坂克彦には速球(135km)を痛打されるが、センターライナー! 少々ガックリしながら、マウンドを降りる金村。ルーキーの上園との勝負に敗れた形になってしまったか……。

鉄腕ルーキー上園に岡田監督も絶賛 (デイリースポーツ)