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Hanshin Tigers Series 2024

紅白戦初戦!(8日・宜野座)

2007-02-09 22:40:08 | Spring Camp
 白組の先発は左腕(5年目)江草仁貴。紅組の1番(3年目)高橋勇丞を速球(135㎞~140㎞)で「2-1」に追い込んで、スライダーを打たせて、サードフライ。2番(7年目)藤本敦士も「2-2」に追い込んで、外角にズバッと速球(140km)を決めて、見逃し三振! 
 3番(4年目)鳥谷敬との対決でも「2-2」に追い込んで(同じように)外角に速球(137㎞)を決めてきたが、鳥谷はファウルで逃げる。キャッチャー(狩野恵輔)のサインに首を振って、内角に速球(140㎞)を投げ込んだが、これもファウル。結局7球目のスライダーで泳がせて、セカンドゴロ。【1回表】終了。 (ネット裏の)岡田彰布監督の「白い歯」。

【1回裏】紅組の先発は左腕(3年目)能見篤史。白組の1番(3年目)赤松真人に2球目の速球(137㎞)を叩かれ、レフト前ヒット! さすが赤松! 鬼(赤星憲広)の居ぬ間に赤松!! 2番(4年目)坂和彦の打席「1-2」からエンドランが掛かって、ピッチャーゴロ。赤松が進塁して、1-OUT2塁。
 3番(6年目)喜田剛には2球目の(スロー)カーヴでタイミングを外して、ショートフライ。4番(5年目)林威助には(警戒して)「0-3」になったが、4球目(137㎞)を林が打ってくれて、ファーストゴロ。……若手に右の強打者がいない、と感じさせた【1回】表と裏。

 その右の強打者、浜中治も11年目。紅組の先頭(4番)打者で登場した【2回表】警戒した江草が「2-3」にするが、速球(136㎞)を打たせて、ライトフライ。そして、この日一番の拍手を貰った、同じく11年目の5番・今岡誠は三遊間を抜いて、≪貫禄≫を示す。
 バッテリーを組む仲の6番(6年目)浅井良にも「2-3」にして、首を捻って、真ん中高めに浮いた球を叩かれ、三遊間を抜かれる。1-OUT1,2塁。7番(6年目)藤原通には(上から)見下ろして、「2-1」に追い込んで、セカンドゴロを打たせて、併殺。江草は首を捻って、1塁側ダッグアウトに戻る。

【2回裏】バットを短く持つ5番(11年目)関本健太郎は2球目の速球(137㎞)を打ち上げて、打球はライヴァル藤本の上空へ(セカンドフライ)。6番(6年目)桜井広大には変化球攻めでピッチャーゴロ。7番(7年目)狩野にはチェンジアップを打たせて、セカンドゴロ。能見は頷いて、1塁側ダッグアウトへ。

【3回表】白組の2番手は(3年目)橋本健太郎。≪復活≫を期すシーズンだが、足の上げ方が大分変わっている。8番(4年目)小宮山慎二に「1-2」にするが、“魔球”チェンジアップでサードフライ。1番・高橋もレフトファウルフライ。2番・藤本もバットを折らせて、セカンドゴロ。いずれも“魔球”が冴えた。

【3回裏】「絶好調」の太陽(7年目)が紅組の2番手で登板。先頭の(8年目)前田忠節に2球目の速球(143㎞)を叩かれ、センター前ヒット! 1番・赤松は速球(141㎞)で空振り三振! 2番・坂も速球(140㎞)で詰まらせて、サードファウルフライ。3番・喜田は「1-2」からの速球(142㎞)を捉えたが、惜しくもファウル。続く速球(137㎞)も捉えたが、ライトライナー。太陽は球が低めに集まっている。

 魔の【4回表】……先頭の鳥谷にセンターに大飛球を飛ばされるが、1-OUT。そして4番・浜中への6球目だった。「2-3」から速球(136㎞)を内角に投げ込んだが、これが浜中の頭部(ヘルメット)を直撃して、昏倒! 一瞬、球場が凍りついたが、無事だったようだ。(代走は何故か鳥谷)
 5番・今岡には「2-0」に追い込んで、“魔球”を放り込むが、見送られて「2-3」になるが、キャッチャー狩野(強肩!)が鳥谷の盗塁を阻止して、2-OUT。今岡は歩かせるが、走塁死で3OUT。

【4回裏】太陽の2イニングス目。先頭の林に速球勝負を挑んで、ピッチャーゴロ。5番のバットを短く持つ男にも、速球(142㎞)で詰まらせて、ライトフライ(ライトは何故か赤松=人材難)。6番・桜井にも速球(142㎞)で詰まらせて、ファーストゴロに打ち取るが、ファースト(1塁)に入った小宮山がジャックルして、エラー。7番・狩野に初球のフォークを打たせて、ライトファウルフライ。ブルペンでの≪絶好調≫ぶりを試合でも示して見せた、太陽。

【5回表】白組の3番手は横手投げに変えた、左腕(4年目)筒井和也。先頭の浅井に「1-3」になるが、高めに浮いた球を打たせて、レフトフライ。7番・藤原には「2-1」に追い込んで、レフトファウルフライ。8番・小宮山も空振り三振! 以前、上から投げていたときはギクシャクしたフォームだったが、横から投げる方がスムーズに投げられている。こっちの方が合っているのかも知れない。

【5回裏】紅組の3番手は(5年目)中村泰広。先頭の前田は初球を打って、サードゴロ。続く赤松もサードへ強いゴロ! 今岡が弾いて、俊足・赤松で内野安打。赤松がすかさず走って、盗塁(アピール!)。
 2番・坂には「2-0」から速球(137㎞)を外角にズバッと決めて、見逃し三振! 踊る中村泰!! 3番・喜田には「2-3」にするが、得意のスライダーを打たせて、ショートフライ。

【6回表】1番・高橋には「1-3」にして、甘い球をセンターに運ばれるが、赤松の守備範囲。待望の左打者との対決、2番・藤本には首を捻らせて、キリキリ舞いさせて、ファーストゴロ。(同期の)3番・鳥谷には仰け反らせて、驚かせ、難なくセカンドゴロに打ち取る。横手投げへの転向は成功しているようだ、筒井。特に左打者には有効だ。(1軍でも)使えるかもしれない。

【6回裏】(最終回)先頭の林に「0-3」にして、5球目をライトへ大飛球を浴びるが、失速して、フェンスの手前へ。5番の奈良の同級生にも「1-3」にして、意識したのか四球。6番・桜井には「2-1」に追い込むが、外のスライダーをライトに流し打たれ、1-OUT1,2塁。7番・狩野には得意のスライダーを打たせて、ショートゴロ併殺! 中村泰、この日は調子が悪かったか? 「0対0」で試合終了。

赤松が猛アピール!2安打1盗塁(デイリースポーツ)