暇になっても忙しい

定年を迎え、会社との雇用契約も終了。以前よりもだいぶ自由になる時間が増えてしまった今、さて何をしようかと。

カメラ付きデジタル・サイネージに反対

2010年06月22日 | どうなっているのか
東京メトロをはじめ、都内20か所以上に50インチを超えるディスプレーに広告を出すことになった。

そこまでは、特に問題はありません。

問題は、その広告をどんな人間が見ているかを判断するためのカメラが上部にこっそりと仕込まれて、
常時マジックミラーのように見ている人を監視しているということです。

広告を見つめるあなたを、カメラがとらえて、性別、年齢などを判断し、これを集計することで

広告主にデータを還元するそうです。 

広告主は、嬉しいでしょう。 でも、撮影されている人の了解を得なくとも良いのでしょうか。

断りもなく、ひそかにカメラで撮影するなどということは、普通、することではありません。


発表によれば、残すのはデータだけで画像は消すので、プライバシー上の問題はないと

言っているようです。

誰が、そんな言葉だけを信じるものですか。 

個人情報の管理と同じで、しっかり管理していますと言いながら、色々な人間がいますから
漏えいも起るのです。

どうしてもやりたいのなら、カメラがついて、貴方を撮影していることを大きく明示すべきでしょう。

カメラで写されていることがわかっても、構わない人だけにしてください。 

でも、その時は、見ている人の後ろを通りかかる人は、写さないでくださいね。

或いは、構内の案内に、「この先カメラ付きデジタル・サイネージ有り!」と看板をだすべきでしょう。 

私は、遠回りしてでも、避けて歩きます。


セキュリティのための監視カメラは、わかります。 

でもこのカメラ付きデジタル・サイネージは、広告主のためだけのものです。

ぜひ、即刻やめて欲しい。

店主のランニング記録

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