Asrock DESK-mini310をCore i7 8700で使用してるのですが、PC正常性チェックツールで「このPCではWindows11を実行できません」と言われてしまったので、対処方法を調べて「このPCでWindows11を実行できます」に変わったので、対応内容を記録しておきます。
〇事前調査
CPU-Zを導入して、CPU名、コード名、パッケージが対応しているか確認
ついでにBIOSのバージョンを調べて、最新バージョンが出ているか確認
msinfo32を実行して、BIOSモードがレガシー、セキュアブートが無効になっているのを確認
〇UEFIの設定確認
asrockの場合、restart to UEFIアプリを使うとUEFI画面を出すのが便利です。
詳細モードに変更
アドバンスドの「トラステッドコンピューティング」をクリック
Security Devide SupportをEnableにする
TPM2.0 UEFI Spec VersionをTCG_2に設定
セキュリティのSecure Bootを有効にする
Intel Platform Trust Technologyを有効にする
CSM(互換性サポートモジュール)を無効にする。
CSMが無効になっいなければファーストブートは有効にできません。
起動ドライブがMBRの場合は、CSMを無効にすると起動できません。
〇起動ドライブのブートセクターをMBRからGPTに変更する
diskpartのlist diskによって、GPTか否かを確認しておきます。
チェックのためmbr2gpt /validate /disk:0を実行
必要に応じて、/allowFULLOSを追加
mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFULLOS によって、GPTへの変換実行
UEFIブートにするとファーストブートが可能になるのでより快適になります。