Office2007の特徴は、と聞かれたら、XML対応が標準になったことではないだろうか。XMLと言えば、HTMLの延長くらいにしか思わない人もいるかもしれない。詳しい人は、何をいまさらと思うかもしれない。だけど、着々とドキュメントのオープン化は進んでいるようだ。
●Office (2007) Open XML ファイル形式の概要
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/aa338205.aspx
要するに、WordやExcelのドキュメントを直接プログラムから吐き出すようなソリューションが、現実的なものになったのだ。やっとXMLが机上の空論ではなくて、日常的な資料作成に近づいた、と思ったら「勉強しないと」という気分になってきた。
私、個人としては、プログラミング言語で言えば、pascalよりc言語の方が好きだったし、Rubyより先にPythonを勉強したいと思った。なぜかと言えば、理論より現実的、実用的なサンプルが多い、親しみやすさ、わかりやすさとしてのイメージがあったと思います。
SGMLとか、XMLとか、HTMLとか、、多分10年くらい前からテキストやデータ表現の話については、プログラマ向けの教育的な資料があったと思いますが、今まで長い時間をかけて現実になってきたんだなあと実感しました。
そろそろ、ホームページ調べたり、本読んだりしながらXMLの勉強をする時期が来たと思ったので、取り合えず、本を買ってきました。
○やさしいXML
解説のベースにしている環境は、Windowsとjavaですが、平易な解説でLinux環境でも応用できそう。取り合えず、教科書として買っておいて間違いはなさそう。
○XMLプロセッシング徹底解説
AdvancedServer-side-programming,perl/python/PHPによるといった副題がついているが、pythonの例題がのってたので、迷わず購入。
内容とあまり関係ないと思うけど、この本の表紙には絶滅危惧種のゴールデンライオンタマリンが載っています。