goo blog サービス終了のお知らせ 

システム管理人の休日

仕事辞めましたー。毎日が休日です。何しようか思案中の記録です。

デスクトップの仮想化

2010年03月22日 | 仮想化

サーバ環境としてLinuxを使用して、クライアントPCとしてはWindowsのパソコンを使用することを想定すると、プログラムの開発、テストに携わる人にとって、この仮想化の技術はとてもありがたいものだ。

一口に仮想化といっても、いろんな次元での仮想がある。javaは仮想マシン上で動作する言語だし、仮想ドライブなどの概念はかなり昔からある。ホストOSの上で他のOSを動かす手法としては、Windows7で使えるWindowsXPモード、Hyper-V、vmware、オープンソースのVirtualBoxなどがある。

●仮想化
コマーシャルでは、クラウドと共に、よく聞くキーワードなのだが、具体的なところは実際に使ってみないとよくわからないのが実情だ。itproでは、特設コーナーがあって、ニュースが解説されている。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/virtual/index.html

●ハイパーバイザとは
仮想化OSの仕組みを知る上で、「ハイパーバイザ」というキーワードを調べると、考え方の概要を理解することができる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B6

 

●仮想マシン・ソフトの選択と適用

私が使っているデスクトップPCは、3年前に購入した自作PCで、現在デュアルブートでWindowsVistaとubuntuが起動できるようにしているが、他のOSを起動するのに再起動をしなければならないのが面倒なので、Windows側から、仮想OSとしてubuntuを起動できるようにしたいなあ、と思う時がある。

しかし、実際に仮想OSで、同時に複数のアプリケーションを動作するには、PCを複数動かすだけのCPUとメモリの資源が要求されるので、ホストOSの方は、64ビットOSで、4G以上のメモリが欲しい。あるいは、新しいWindows7用のPCを作って、現在のPCをLinuxサーバ専用機にするのも一つの方法ではあるが、、人が一人しか居ない状態で、何台ものハードを動かしておくのも資源の無駄遣いのような気もする。

Windows7で使えるWindowsXPモードというのは、すでに使用するアプリケーションは全てWindows7に移行してしまった私の環境では必要のない代物だが。。比較的有名なvmwareを試してみて、ダメだったら、VirturlBoxを試してみる、ということになるかもしれない。

vmware
http://www.vmware.com/jp/

VirtualBox
http://jp.sun.com/products/software/virtualbox/

Hyper-V
http://ja.wikipedia.org/wiki/Hyper-V 
http://www.microsoft.com/japan/virtualization/default.mspx
http://www.microsoft.com/japan/business/everybodysbusiness/solution/virtual/default.mspx?WT.mc_id=SEARCH&WT.srch=1

●VMwareの使い方
フリーで使える仮想マシン・ソフト「VMware Player」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061019/251208/?ST=virtual 
第1回 入門に最適なVMware Player
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070904/281096/?ST=virtual&P=1

 

●仮想マシンのインストールとアップデート
では、具体的に、Windowsマシンにubuntuを導入するにはどうしたら良いのか。Ubuntu 8.04 LTS(2011年4月までサポート)は、VirtualBox用仮想マシンとVMware用仮想マシンがダウンロードできる。多分これを使うのがいちばん簡単そうではある。それなら、難しいこと考えてるより、やってみた方が早い。

ネットワークに関係する部分のカーネルとかドライバーが更新される時には、ハードウェアの再起動が必要となるのだが、このあたりは既存の環境がどうなってるのかによって、対処方法が異なるので、プロの技術者なら事前調査でとても気を使うところではある。

そもそも、最新のUbuntuは9.10なのだが、Windowsで言うところのWindowsUpdateのようなOSの自動更新の仕組みがあるのだが、この更新には、再起動を要する更新と再起動しなくても良い更新がある。

よく読むと、ちょっと怖いことも書いてある。「仮想マシン内のカーネルが更新された場合の対処方法」のところ。要するに、全てがソフトウェアで構築されているため、バージョンの整合を保つのは、もしかしたら至難の業かもしれない。

Ubuntu8.04LTS VMware用仮想マシン
http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/vmware

VMware用仮想マシンUbuntu 8.04 LTSを9.04にアップグレードする方法
http://aquapple.jugem.jp/?eid=1266

【入門企画】Ubuntu仮想マシンでデスクトップLinuxを始めよう
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080122/291677/?ST=lin-beginners&P=1




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする