スマートでオシャレなアップル(1)エアポッドでゾンビ化?
スマートデバイスは、前記事では周辺的話題として言及したが、この記事では中心的話題として取りあげる。
アップル製品に限らず、いわゆる「スマートなデバイス] の特徴は以下のようなものではなかろうか?
● ワイヤレス
● 多機能
● CPU(コンピュータ)内蔵
● 遠隔操作性
● シームレス(デバイス間の高接続性)
これらの点をすべてクリアしているとは限らないかもしれないが、どんな「スマートデバイス」も、上から3つはクリアしているはずだ。
最後の「シームレス」は、アップル社の独壇場ともいうべき特徴だったが、Windows、Google、といったアンドロイド系(非アップル系)も昨今はかなり接続性が向上しているようだ。
さて、スマートデバイス、と呼ばれる主なもののこれまでの流れをざっと見てみよう。
2007年 ~: スマートフォン
スマートデバイスの元祖ともいうべきスマートフォンの、空前のブームに火をつけたアップル社の初代アイフォンのデビューは 2007年 だった。
2010年 ~: タブレットPC
その後、アップル社はタブレットPCの先駆けとなった、初代アイパッドを 2010 年にリリースしている。
2015 ~: スマートウォッチ
多機能型腕時計は、1970年代から常に存在していたが、一部のマニア向けのものにとどまっていた。アイフォンをプラットフォーム(足掛かり)にすることによって、多機能で実用的なものに作り上げたのがアップル社であった。初代アップルウォッチは 2015年にリリースされ、多くの人々を熱狂させた。そして今日に至るまでその人気は衰えることがない。
2016年 ~: ワイヤレスイヤホン
さらに、ブルートゥースによるワイヤレスイヤホンのブームを巻き起こしたのは、やはりアップル社のエアポッドで、初代は 2016年にリリースされている。
2014 ~: スマートスピーカー
アップル社は、スマートスピーカー(音声アシスタント、デジタルアシスタントともいう)の前身となる Siri をアイフォンに搭載して、 2011年にリリースしていた。しかし、独立したデバイスとしてのスマートスピーカーのブームの火付け役は、2014年のアマゾンの「Amazon Echo」であった。「アレクサ、今日の天気は?」である。
さて、ここまで見てきたが、最後のスマートスピーカー以外は、「身体(からだ)まわりのネットワーク」を構成するもので、使用者と共に移動しうる「システム化したモバイルデバイス群」と言える。
とくにアップル製のデバイスの場合、この「システム」内でユーザーがデバイス間を移動しても、「シームレスな接続性と安定した同期性」 が保証されるようだ。
アップルであれ、アップル以外であれ、それは、目には見えない、 WiFi と Bluetooth という、2層の近距離ワイヤレス通信機能 によって、「デバイス間の連携」 が常に保たれているからである。
たとえば、アイフォンと、アイパッドと、エアポッドと、アップルウォッチの4つのモバイルデバイスを、いつも持ち歩いて使っている人間は、いつも「マイクロ波」の目には見えない霞(かすみ)に包まれているようなものである。
さらに最寄りの携帯基地局アンテナからの「携帯電波」が、この霞(かすみ)に上から繋がっているわけである。
「デバイス群」ではなく、あなたが持っているのが「アイフォン1台」だけだったとしても、「霞(かすみ)」が少し薄くなるだけで、基本的な構成は変わらない。霞(かすみ)というのは、もちろん言葉のあやであり、もっと別の表現を使うこともできる。とにかく、それらのデバイスの電源をすべて OFF にするか、機内モードにするかしないうちは、あなたはその電磁波で構成された「ネットワークの檻」の中にいることになる。このたとえでもまだあなたの置かれる状態を十分に表現し尽くせていない。
おそらく「電磁波漬け」になっているという表現が、あなたの置かれる「物理的現実」をもっとよく表わしている。「電波漬け」と言ってもいい。たとえ目には見えなくても、それがあなたの置かれている「物理的学現実」なのである。それとも、あなたは「目に見えないものは物理的に存在しない」と言うだろうか?可視光線だけが電磁波だと言うだろうか?
スマホ、タブレット、スマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン といったデバイスが同期し、シームレスに繋がっているのは、互いが不断に交信しているからなのだ。つまりあなたは、それらのデバイス相互の無数の信号のやりとりの糸にからめとられて、ほとんど「カイコ玉」の中にいるようなものなのだ。
しかし、今まで使ってきた「霞」、「檻」、「カイコ玉」という、これら3つのたとえはどれも難点がある。これらでは、電磁波が常にあなたの外側に存在するかのようなイメージを与えてしまう。その意味で、やはり「電磁波漬け」という表現の方が実際の物理学的現実により近いと言える。
あなたは、電磁波によって漬け込まれ、あなたの身体には電磁波が浸透しているのである。つまり、電磁波はあなたの身体に 浸透し、貫通し、あなたの身体をあらゆるレベルで「侵襲」するのである。
この「ユーザーの電磁波漬け」こそが、モバイルデバイス群をシステム化して、「快適なデジタル環境」を保証するものなのだ。違うだろうか?
「ワイヤレスで、シームレスで、ストレスフリーな、デジタル環境」 は、あなた自身が「電磁波漬け」になることによって初めて成立するものなのだ。
つまり、アップル社が他社の追随を許さない、いちばんの技術的なウリの「統一性のある快適なデジタル環境」というものは、あなたをどっぷりと「電磁波漬け」にすることによって提供されるものなのである。
しかし、いくら「電磁波漬け」になっても、電磁波は目に見えず、多くの場合、直接身体に感じることもないので、人々は何の不都合も支障もないと思っている。これこそが「 IT 業界のゲームチェンジャー、アップル社」の「マジック」であり、「トリック」なのだ。
実は、ザウルスが、「アップルという企業の潜在的な危険性」に気づいたのは5年前である。きっかけは、アップルのワイヤレスイヤホン、「エアポッド」の登場である。その時に書いた記事を、そのまま以下に転載する。
============================
2017-07-02 11:44:08
スマホ依存症、“国家的人体実験” 進行中! 10年後は廃人続出?
最近電車内で見かける何とも中途半端に見える白いイヤフォン。 エアポッド と言うのだそうだ。
これは、アイフォン専用のブルートゥースイヤフォン なのだが、ブルートゥースイヤフォンじたいはもう10年くらい前から存在している。
以前から、 ブルートゥースは “電磁波的に” 危険だという説と、いや、むしろ安全だという説がある。
安全説によれば、より電磁波の強いはずのスマートフォン本体を直接耳につけて電話するよりは安全だということのようだ。単なる比較の話であって、“無条件に安全” と証明されているわけではなさそうだ。
危険説は、耳に付けっぱなしということは、けっきょく脳が常にマイクロ波によって至近距離から電磁波曝露されていることになるという点である。
それに対して安全説は、その電磁波はケータイ電話のとは違って、数メートルしか届かない、非常に弱いものなので問題はないと反論する。
しかし、その安全性も決して証明されているわけではないようだ。そもそも耳から脳までは、数メートルはないだろう。
危険説は、強弱に関係なく、マイクロ波じたいが人体に、特に脳に有害である、と言う。さらに研究者によっては、弱いほうが却って危険であるという。
脳じたいが固有の周波数(脳波)を持っていることは言うまでもないが、それが電磁波によってどのように干渉されるかはまだまだ未知の領域である。ヘタに電磁波で干渉すると、取り返しのつかないダメージが生じることも考えられる。
元々、ブルートゥースイヤフォンが数センチの長さで耳の穴から出ているのは、出ている先がマイクロフォンになっていて、聞くだけでなく、話すこともできる “双方向”コミュニケーションツールなのだ。
スマホに電話が着信したら、そのまま ハンズフリーで会話ができる ということなのである。もちろん一人で音楽や動画を楽しむ人も多い。しかし、従来の BTイヤフォン は無線で繋がっていたはずがいつのまにか切れたり、話す声が相手に聞き取れなかったりといったふうに完成度が低かった。
さて、昨年2016年にアップル社が満を持してリリースした “エアポッド” は、どうやら従来のブルートゥースイヤフォンとは一線を画す、革命的なもののようである。
耳に装着すると、体温センサーが認識して音が流れ出す。耳から外すと、温度差を感知して中断し、また装着すると、ふたたび音が再開するそうだ。
片方を外すと、体温センサーが感知して、ステレオからモノラルに自動的に切り替わる。
話し始めると、自動的にノイズキャンセリング機能が起動して、雑踏の中でも話し手の声だけを拾うそうだ。
こうした機能は、イヤフォン内蔵の、アップル社の技術の粋を集めた “W1” というチップがコントロールしているそうだ。
ここまでくると、従来のブルートゥースイヤフォンとは別次元のものになってくる。
これはイヤフォンではなく、もはやイヤ・コンピューターであると批評家は言う。
ウェアラブルコンピュータの世界に新たな地平を切り拓いたかのような触れ込みである。
24時間の連続使用を可能にする充電池が、こんな小さなイヤフォンに収まっている。
使う側にとって、耳に装着したまま、ほとんど違和感なく、アイフォンからアイパッドやアイウォッチにそのまま “シームレス” に移行できるのだそうだ。
アップル信者には夢のような “ガジェット” (小道具)が増えたことになる。
さて、“使い勝手の良さ” は、そのまま “長時間の装着” が習慣化することを意味する。
耳の中にマイクロコンピューターを挿入したまま、何時間も過ごすことになるだろう。外すのは寝るときだけという人間も出てくるだろう。
“W1” というマイクロコンピューターは電池で作動しながら、本体のアイフォンやアイパッドやアイウォッチと電磁波で途切れることなくずっと信号のやりとりをすることになる。
ちょうど “頭という家” の窓に “スマートメーター” がついたようなものではなかろうか。
脳神経科学的に言って、これは “非常に危険な人体実験” である。アップル社が試作品を何年人間に使わせてみたのか知らないが、5年すらも実験していないであろう。
マイクロ波が脳に及ぼす一番重大な影響は、 “血液脳関門” を開いてしまうことであると言われている。
脳への血流は、つねに“血液脳関門” Blood Brain Barrier というフィルターで濾(こ)されて脳へ流れていく。脳は人体の中で最も重要で、しかも最も傷つきやすい臓器だからである。
そのため、有害物質や毒素、体外から侵入した病原菌や重金属などは “血液脳関門 というフィルター” にかけられて、脳にまで達しないようになっている。
この人体において最も重要なバリアーが、“電磁波の曝露” によって開いてしまうことは、もう42年前から知られている現象である。「血液脳関門がマイクロ波によって開くことができる」 ことは、1975年にアメリカの神経科学者、アラン・フレイによって公表されている。この事実を否定する科学者はいない。
脳への電磁波の曝露によって、有害物質や病原菌がノーチェックで大手を振って人体の、そして精神の中枢である神聖ともいうべき脳の領域に土足で上がり込んでいくことになるのだ。脳腫瘍ができるばかりではなく、重金属が脳に蓄積して、若年性認知症が発症する可能性もある。
実際、携帯電話が普及し始めた頃から “自閉症児が増加” したのは、母体内の 胎児の“血液脳関門” が電磁波によって開いて、さまざまな有害物質が胎児の脳内に流れ込むためではないかとも言われている。
実は、妊婦には “脳関門” とは別に “血液胎盤関門” というものがあって、母体から胎児への血流をフィルタリングして、有害物質が胎児の身体に流れ込まないようにしている。この “胎盤関門” も電磁波によって開くことがわかっている。
つまり、妊婦が電磁波にさらされると、有害物質が “2つの関所を突破” して胎児に流れ込んでいる可能性があるのだ。母体の側の “胎盤関門” と、胎児の側の “脳関門” の両方が無防備に開いてしまうのだ。
一国が電磁波漬けになっていけば、その国民の遺伝子は損傷が蓄積してどんどん劣化していく。こうした劣化は元に戻せず、次の世代へとさらに蓄積されていく。
端的に言って、その国民は脳と身体をやられ、馬鹿になり病気になる。そういうことにいつまでも気づかない馬鹿な国民はますます馬鹿になり、どんどん病気になっていく。
さまざまな脳疾患の治療において大きな “縛り” となる問題は、“血液脳関門” があるために患部に薬剤を送達することができない点である。
ところが、マイクロ波が “脳関門” を開くことに目をつけて、薬剤を血流に乗せてからマイクロ波で “脳関門” をこじあけ、開いたスキに薬剤を流し込むという技術すら開発されているのだ。
グリーンが薬剤である。脳腫瘍 Tumor の部分に薬剤を送達するために電磁波を用いるメカニズムを図解したものである。
そして、“脳関門” を開けるための、マイクロ波を使った医療機器もすでに商品化され、大学病院などで使われているそうだ。
もちろん、脳の患部に薬剤を送達する場合は、体内に毒素や病原菌などが無いような状態で、短時間になされるわけである。
つまり、“血液脳関門” はよほどのことがない限り、開けてはいけない “禁断のバリアー” である。“旅客機のコックピットに通じるドア” のようなものである。うっかり開ければ、危険分子がなだれこんで 大惨事になる危険があるのだ。
さて、アップル社の “エアポッド” が発表されて間もなく、この注目の新製品の持つ “潜在的な危険性” を指摘した “まともな科学者” がいた。カリフォルニア大学バークレーのPhD. の Moskowitz Joel 博士である。
そうである、エアポッドが “血液脳関門” を開けてしまう危険性について警鐘を鳴らしたのである。巨大なグローバル企業の製品を公然と批判することがどれだけ勇気のいることか、想像できる人は少ないだろう。
アップル社は、電磁波は弱いものなので問題ないと回答している。しかし、Moskowitz Joel 博士は、いくら弱くてもマイクロ波は “血液脳関門” を開けてしまうと主張している。結論として、コード付きのイヤフォンにしておくほうが賢明だとしている。“予防原則” に則った、実に常識的な判断である。
さて、ここまで読んできたあなたは、「自分は “エアポッド” は使わないから、大丈夫だ。よかった、よかった」 と思うことであろう。
たしかに “エアポッド” まで使うのはアップル信者の極端なケースであろう。アップル製品を盲信するあまり、リスクを顧みず度を越してしまう病的な薬物中毒のようなものである。
しかし、ふつうにスマホを使っているひとも、実は大して変わらないのである。
依存症になっているかぎり、同じなのである。
スマホやタブレットといった モバイル端末の便利さ、快適さ にハマり、抜けられなくなっているだけで、すでに 大量の電磁波を浴びる生活 になっているのだ。エアポッドまで愛用している人間は単に、廃人になるのがあなたより少し早いだけである。
スマホなしでは暮らせない人は、“スマホ依存症” である。“ロッシャンルーレット” を始めているのである。 いつか弾が飛び出すのである。
かつては、タバコ。
今、スマホ。
============ 転 載 終 わ り ==========
5年前の記事である。 転載に際して、書き換えるべき箇所は特になかった。
以下に続く
スマートでオシャレなアップル(1)エアポッドでゾンビ化?
「スマートでオシャレなアップル(2)エアポッドでゾンビ化?」
スマートでオシャレなアップル(3)アップルウォッチで死に急ぐ?
今日も、仕事で、欠員の出た現場で、めちゃめちゃ人が多いとこで仕事してたんですが、周り人がいるだけで、心臓が痛くなってきました。電磁波防止シャツを着ているのにもかかわらずですよ。ただ、本人たちは元気そうで、こいつら電磁波程度じゃ死んでくれなそうだなと思いました・・
それも別にフロントに過ぎない。
一般のワクチン打つ人にはAppleのが伝わり良いのは事実ですが。