まずは、前回ご紹介した干しブドウに関して、ゆでた干しブドウに、干しブドウ酒と同様の効果があるかどうか実験した結果のご報告です。
一月初めに干しブドウ酒を飲み切ったので、それから約一か月間、大さじ一杯(約10g)のゆでた干しブドウを毎朝食べていますが、現在までのところ、調子は良好で、ゆでた干しブドウには、干しブドウ酒と同等かそれ以上の効果があるようです。この件については、また何か変化があったらご報告します。
ところで、以前、本ブログの「ハイスン」でご紹介した朝鮮五葉松の実ですが、これもゆでた方が効果がアップするのではないかと思い、やはり一月から、小さじ一杯(約2.5g)の松の実を味噌汁に入れて一日二回食べるようにしたところ、面白い発見がありました。
私は、食器洗いには洗剤を使わず、いわゆる「アクリルたわし」と水だけで洗っていて、そのせいか、鍋に茶渋のような汚れがこびりついていました。この汚れを落とすため、週に三回は重曹を使って鍋を洗っていたのですが、変化はありませんでした。
それが、松の実をゆでるようになってから数日後、水で鍋を洗った後の「アクリルたわし」が茶色く汚れているのに気がつきました。また、鍋をよく見ると、汚れがかなり落ちていました。
そこで、松の実を一粒、指でつぶして、やはり茶渋のような汚れがこびりついていた鍋のフタにこすりつけて磨いたところ、汚れていた鍋のフタもすっかりきれいになりました。
松の実は、脂肪分が豊富で、しかも、極寒の地で生育するため、特殊な脂肪酸を含んでいるそうです。どうやらこれが、これまで重曹で洗っても落ちなかった鍋の汚れをきれいに洗い落とした有効成分のようです。
ひょっとすると、この素晴らしい洗浄力は、松の実が抜群の抗がん作用を示すことと関係があるのかもしれません。
本ブログの「病気は存在しない」という記事で、がんは「浄化が必要」というメッセージであろうという推測を書かせていただきましたが、この推測が正しければ、体内が浄化されると、がんは役目を終えて消失してしまうはずです。
もし、松の実を煎じて飲んだり、そのまま食べることによって、知らず知らずのうちに体内が浄化されるのであれば、がんが治るのも不思議ではないのかもしれません。
なお、松の実の特殊な脂肪酸については、松の実や殻を原料にした健康食品を製造している「日本三晶製薬株式会社」のホームページに分かりやすい解説があるので、そちらをご覧いただきたいと思います。
ちなみに、そのホームページによると、松の実のオイルには、次のような効果があることが大学での研究によって明らかになっているそうです。
◆過剰コレステロールの調整作用
◆高血圧の改善・予防効果
◆肝脂肪の改善・予防効果
◆老化防止効果
◆アトピー性皮膚炎を抑制する効果
◆アレルギー症状の発生を抑制する効果
松の実の実力は、想像以上にすごいのかもしれませんね。