とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ラグビーWC フランスは本当に強いのか? 吉田 明治 好発進

2011年09月19日 | ラグビー
 お彼岸の墓参りのため、ラグビーWCと大学対抗戦明治VS筑波の試合を録画で、帰宅後観た。
 まずは明治VS筑波戦、夏の仕上がり良いと評判を聞いた、筑波が前半は評判通りの動きで、納得の結果を出していたが、小柄な9番が活躍するチームは強いとのイメージを持つ私は(例えば早稲田の宿澤、堀越、明治の永友)今年の明治の秦はその予感を十分に感じさせた。後半の味方フォワードをかいくぐってのトライは象徴的だ。またフォワードへの指示も的確で、今後の試合が楽しめる。しかしチームとしての明治はまだまとまりに欠ける。シーズン中での成長を期待したい。
 筑波は後半明治の重量フォワードに消耗させられて、脚が止まってしまったが、それでも最後のフォワードでのトライは次に繋がる試合だった。

 WCはまず日本の当面の敵、カナダの仕上がりに、勝敗は二の次と思いながら観たが、後半の後半までは、ヒョとしたらカナダは勝つかもと思うほど素晴らしい動きだった。グランドコンデェションの悪い中での試合だが、開始早々のフランスがゴール前のパント攻撃を鮮やかに決めると直後にカナダがお返しの同様の攻撃を見事にポスト真下に決め込むなど全くの互角の勝負だった。
 しかし決定的な違いはプレースキッカーの出来だ。日本もカナダもこれは決めなくてはと言えるPGをはずしたのくらべ、フランスの9番パラは厳しい位置からも難無く入れ込むのだ。この違いは他の選手に与える影響の違いは大きいことだ。終わってみれば日本戦同様ダブルスコアーでの勝利なのだ。
 それなのに今年のフランスは強い気がしない。個々のプレヤーはとてつもなく高い能力を見せつけながら、常に肝腎なところでポカミスを繰り返すのだ。フランスの強さは敵陣での相手のファールは必ず3点PGが取れるというパラのキック力が強さのもとなのだろう。予選リーグはこれでNZ,フランスでほぼ決まりだが、日本ーカナダ戦はたのしみになる。
 


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