とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ラグビー大学選手権 早稲田で終わる

2009年01月10日 | Weblog
今年のラグビー大学選手権は、20-10で早稲田が対抗戦での雪辱で優勝した。正直試合前までは6-4の割合で帝京が勝つと思っていた。
早稲田が勝つには豊田と有田のライン参加しかないと思っていたが、前半風上の有利なポジションで有田がシンビンで一時退場になったときは、コレで勝負あったと思い勝敗の点差が気になったくらいだ。
有田のシンビンも厳しいが、それ以上に帝京が取られた2人のシンビンは選手も監督もパニック状態になっただろう。早稲田はシンビン時間を冷静に対処したが、帝京はスクラムでめくられ、平常心が動いた。その隙を豊田が攻めきりリードを奪って前半を終えた。
でも私の気持ちはまだ6-4で帝京有利で後半を迎えたが、風下に立った早稲田は風上でも有効なキックを出せないことから横への展開を図った。コレで敵陣に入り有田の切り込みも、滝沢の突っ込みも効果を上げ最後は豊田が決めた。
今年の早稲田は本来の早稲田らしさが無かった。力が拮抗した試合ほど、バックスの活躍が目立たない。またバックスが簡単に抜かれてしまう。ハーフ陣のゲームメイク力を強化しないと来年は今年以上に厳しくなる。むしろエンジンの掛が遅すぎたとは言え帝京の繋ぐラグビーの方がバックスも迫力があった。今年の早稲田はフォワードで取った優勝だったと思う。
それにしても中竹監督は我慢強い人だと思った。良く1年間10番を換えずに使い切ったと思う。それにしてもまた早稲田は歴史を作った。対抗戦で2敗したチームが頂点に立った歴史だ。来期は新たな連勝記録と完全優勝を期待するとともに、明治・同志社の復活を期待したい。ラグビーファンとしてはあまりにもTV中継1つ取ってもさびしすぎる。高校ラグビーのTV中継と言い、サッカーとの差が開き、正月中継にいたっては大学駅伝に負けてしまった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿