明日の菩提樹池のかいほり作業のために池の水抜きをするため菩提樹池に9時に行った。このところの雨で田んぼの水量は多かった。
もっとも私はそれこそ写真を撮るためで、作業はMさん一人で行った。「本当にご苦労様でした。」作業前にMさんから田んぼの異変を知らされた。気になっていた水量は、田んぼが平面でなく中央部高くなり、水の流れが阻害され両端に谷間ができ水量がたまっているとのことで、次回にその補正が必要とのことだった
Mさんは昨日も準備をされたそうで物置にはMさん御手製の明日の使用のための泥をかき出すためのトンボがスタンバイしていた。また池には昨日打ち込んだ杭が二本池の中にあった。昨年の作業の反省を踏まえ効率よくどの部分の泥を重点的にかき出すかの目安を示すことにした。、
水門口に網を張り、池の生物が流出するのを防ぐことにした。9時40分に池の水門を1段外して水抜きした。その時点で水門地点の水位は70cmだった。思ったより網にかかる生物は少なかった。30分経過して水位は63cm、1時間経過で58cmで水位の低下が鈍化したことから2枚目の水門を取り外した。
水位の低下に呼応して底地から泡が噴き出てきた。メタンガスだ。5年ぶりに昨年かいぼりしたものの、その部分は池の面積の20%にも満たずヘドロの沈殿は環境劣化そのものになっている。しかし池で暮らす生物の本能か、浅瀬で暮らしていたザリガニは水を求めて下り、水中で暮らしていた魚類は流れに抗して上り泥水にもぐり込む様が目撃された。しかし我がカメラではその様を撮れなかった。
昨年かいほりした部分に水をためて今日の準備作業を終えた。今後行うかいほり面積とかき出すべきヘドロの分量を見ると気が重くなる。ヘドロは75cm-80cmの厚みで堆積されている。今回も、東京学芸大学、早稲田大学の学生さんの応援を期待するが、それでも人海戦術には限度を感じる。重機が使えない場所で、しかも生存する生物にダメージを与えずにヘドロをかき出す方法はないものか・?
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