お彼岸の墓参りに行く。

　お彼岸の墓参りに、車で行くか電車で行くか迷った。お盆とお彼岸はとにかくお墓のある青葉園の入口にたどり着くのに時間がかかるのと駐車場を捜すのに時間がかかるのだ。電車で行くには高崎線の運行状況での電車のコミぐわいが心配だった。ただ大宮駅からは、いつも通り青葉園までは臨時便のバスが出るものと思い、埼京線が事故の影響で混んだとしても１０分足らずのことと思い帰りに寄り道先を考えて電車で行くことにした。

　武蔵浦和で埼京線のホーム出ると、なんと３０分遅れの快速が来た。予定の１本前のバスに乗れると思い大宮駅に着くと小走りでバス乗り場に向かったが想定外の長蛇の列だった。しかも行列の主は私同様団塊の世代の人たちだった。バスはだいぶ遅れてきた。なんのことはない当初予定の時間になっていた。しかも臨時便ではなく定刻遅れのバスだった。当然寿司詰め状態で、バスの運転手は、これ以上は乗れませんので次の便までお待ちくださいのマイクを流した。これまた想定外だ。

　私の後ろにいたご婦人も、「いつもなら臨時便がでるのに」と連れのご婦人と話していた。客商売なのに、お客の想定しているｊことが実行できない企業は存続できなくなるだろう。西武グループの業績回復は先になるだろうと思った。満員バスが渋滞に巻き込まれ、バスの室内は締め切られ、このバスからすぐにでも青葉園のお墓に入りそうな状況に置かれた。

　青葉園に着くと花屋の前に人だかりができた。ラッシュ時間の電車の乗車には整列乗車ができた世代なのに、花屋の前では整列ができない。原因は男の数の倍以上に女（ババーばかりだった）が多かったからだ長生きは社会生活を乱す元か。バスの中でも、大声での会話（もっとも耳が遠いことにもよるが）ババーだ。

 青葉園に入るとすぐに富士山が見えた。今まで気が付かなかったのだろう。これまでいくども来たのに今回初めて見た。今日は天気が良く霞のかからぬ春晴れだった。そういえば出がけに我が家のそばの幼稚園が卒園式だった。

 

 帰りのバスもぎゅうぎゅう詰めの満員バスだった。大宮駅に着いたのは１２時半、昼飯をどこにするかで迷ったが、母親の病院見舞いの帰りによく利用した駅ビルの寿司屋に入った。ここの寿司屋は当時は寿司職人はみな女性で、あったが、今回は男性もいた。しかし驚くことに今度は客が女性（バーさんばかり）だった。しかもカウンターは満員で隅のテーブル席に案内された。したがって本日入荷お薦め「お品書き」は無縁となりランチ握り１０８０円で早々に退散した。

　駅前のデパート、ビッグカメラを覗き、春物シャツ１枚購入し、カタログも見ずに予約注文したＮｉｋｏｎ　Ｄ５００のカタログと、新発売のＡ３プリンターのカタログをＢｉｇカメラでもらって帰宅した。