とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

カーテン選びと付け替え

2014年08月26日 | Weblog

 我が書斎といえるほどのではない、3畳の我家で唯一の心安らぐスペースの、カーテンがある日突然消えた。カミサンのたまう。「外から見ると汚れが目立ちみすぼらしいので捨てた。どうせ夏だから、レースのカーテンで足りるでしょ」。

そろそろ夏も終わりに近づいたことから「カーテンどうしよう」とカミサンに言うと、「どうせ毎日暇なんだから、人に頼らず、自分の部屋なんだから自分の好きなの選んで買ってきたら」と突き放された。

 すぐにNet検索をした。キーワード=カーテンの選び方。結構数多く、いくつかを見たがどれも似たりよったらり、要はカーテンのサイズの図り方と特性の選択だった。遮音、遮光、断熱、防災のどの要素を重視するかだった。あとはNetでのカタログからNet注文するか、リアルに現物を見て店舗で注文するかの違いだった。しかし我が家は自分でデザインした家だけに規格外が多く、大雪で被害を受けたルーフバルコニーにしても補修に往生したが、今回のカーテンも規格外の出窓で典型のものだ。したがってNet注文にためらいがあり、とりあえず近所でのリアル店舗を検索した。 Google Mapでカーテンで検索するとK-王国なる店舗が最寄りだった。早速NetでK-王国を見ると、「見積もり来店予約」をすれば相談に乗るとのことで早速予約メール入れて折り返し担当者を指定した電話が来た。昨日、店舗に行った。

 店舗に行くと指定された担当者の名を告げたが、客は誰もいなかった。私が指定した品物のカタログも見本も用意されず、用意してきた出窓の写真を見ても頓珍漢な質問でなんのために予約メールを入れたのかと思ったが、多分パートのおばさんなのだろうと思い、怒りを抑えたが、とてもインテリアコーディネーターとは思えなかった人にあれこれ質問してもむだと理解した。しかしリアル店舗に行く必要性は、実物とNet画面では差が大きいことを思い知らされた。特に色の差は大きい。当初候補に挙げたものはいずれも気に入らなかったが、それに代わるべく物を指定されたひとのほかに応援にきた人も提示してくれず、とりあえず所沢のほかの店舗に行ったところで専門店でこのありさまだから平日のホームセンター、家具センターに行っても同様と半ばあきらめ、予算の制約もありここで決めることにした。在庫の数はさすが多いが、展示の目的がアットランダムで、価格帯なのか機能性なのか、色系統なのかわからず定員自体が理解してないのにカーテン選びは平日に来いとのメールの呼び込みは単なる店のご都合なのだろう。

 結局当初遮音効果を重視したがいずれも、色合いデザインに見るべきものがなく、あきらめデザインで選ぶと遮光効果も低下した。すると定員が裏地を付けると効果が増しますとのことで承諾した。それで価格を示されたが、価格の明細の説明がないので説明を求めると、Netでの型番価格に3000円の開きがあった。すると応援に来ていた店員が、この品はすでに形状記憶処理が施された価格になっていますと言われた。裏地加工は長い丈も半分以下の短い丈も一律7000円だった。それは価格表は明示されず(ネット上もない)、しかも価格明細の説明を求めて知ったことだった。ということは交渉事なのだ。パートのおばさんに権限はないし、そもそもその場は見積もりだけもらって帰ればよかったのだが、店長らしき人を呼んでも今更と思いあきらめ従った。チェーン展開する店が、価格明示に統一性がなく、従業員に専門性が弱ければ、ホームセンター、大手ショッピングモールに規格サイズのものは勝ち目はないだろう。規格外についてもそれらは価格明示し価格の妥当性を説明できてこそで、専門店が専門知識を有さない定員と商品価値を説明できないのならば、単に在庫負担分を価格に上乗せする悪循環に陥るだろう。 Netで企業を調べると、大卒、院生への募集をしていたが、社員教育はどうなっているのだろうといらぬ心配をした。。

 家に戻るとカミサンからいいのがあったか聞かれたが、「価格で妥協するしかなかった」と値段を告げると、「馬鹿ねー、妥協してなんで高いの買ったのよー。リビングのカーテンだってそんな値段しないわよー」と怒鳴られた。

 もう2度とカーテン選びはしないと思ったが、今度カーテンを変える日は自分にはカーテンは必要なくなっているだろうなと思う、散々な日であった。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 



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