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とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

カミサンの白内障手術に立ち会い、驚いた!!!

2017年11月11日 | Weblog

 昨日かみさんの白内障手術に立ち会った。カミサンは目の調子が良くないと地元のF眼科医に行った。即効、手術を勧められ、T眼科クリニックを紹介された。即日F眼科医院で手術の手配をしていただいた。そしてカミサンは手術前検査を、入間市のT眼科クリニックの送迎車で行き、手術日程等を決め、昨日、左目の手術を終え翌週右目の手術を受けることになった。

 昨日は送迎車から五分後に到着の電話を受け、私も付き添いで乗車し、途中4人の患者さんを拾いクリニックに到着した。繁盛していると一見してわかる、クリニックの待合室は満員状態だった。我が家から通常ルートで25分ぐらいだが途中同乗者を拾いながら病院には1時間弱かかり3時半に到着、それから、手術前検査を受け待機しカミサンは6時ぐらいに手術を受けた。手術そのものは10分程度だった。その間私は控室でカミサンの手術をリアルでTV画面で見ていた。それこそレーザーメスで水晶体を切開してそこにバキュームを入れ吸出しレンズ挿入する作業だった。正直「簡単」に思えるほどあっけなく終わった。

 そして会計を済ませお茶とクッキーをいただき、送迎車で「行き」と同じメンバーがそろったところで、出発、8時前に帰宅した。そして今日は手術後のアフター検査は、地元のF眼科に今日は私の運転で出かけた。これまた予約時間に優先的に検診を受けた。正直このシスティマティックな作業工程はこれまでの長い私の医者通いの中では経験のないことだった。本当に驚いた。

 白内障手術だから可能なのだろうか?。今の医療体制を見ていると、これに近い体制がもっと他の科目にも広がればと思わずにいられない。手術後の対応に私自身の経験からは疑問に思っている。大病院で手術を受けその後の対応に疑問に思うことが多々あるのだ。腎臓手術を受けた時はその後の腎臓は手術を受けた所とは全く関係ないところで診てもらい、前立腺については手術を受けたところで術後5年以上たったが今も同一病院(担当医は変更したが)のところに通っている。正直診察の内容は、地元のそれなりの医者であれば済むことなのだが、腎臓のほうは手術後、転勤で場所が変わりやむなく変更したのだが、大手病院のネットワークが完備されれば、地元医院と大病院の合理的な分業体制ができるのではと思う。

 前にもBlogで述べたのだが、いま前立腺癌で通っているケースでは、血液・尿検査(検査工程)ー問診ー治療(注射)が同日に行われるが、地元の医院では検査工程が即時処理ができないことだ。これは検査工程部門の起業により人間ドックと併設した事業化により 即日検査で少なくとも地元医院で前日検査、翌日検診は可能だと思う。大病院のネットワークが、「見える化」されれば、患者の方での、受ける医療の「落としどころ」が判断できるのだが。

 いくら政府が中核病院構想だ、紹介状なしの大病院での診療費増額を叫んでみても、中核病院のネットワークが一般人にわからなければ、どうしても「日本の名医000」とか各種雑誌での「名医紹介」とかで事命にかかわることはどうしても「名医信仰」だけが独り歩きをする。それは大学受験の偏差値信仰と同類で医者を見ることになる。医療はシステムだ、国はシステムとしての医療を「見える化」してほしいと思った昨日・今日だった。



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