とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

高校クラス会旅行「一日目:石清水八幡宮ーサントリー山崎工場ーアサヒビール大山崎山荘美術館」

2016年12月03日 | Weblog

 11月29日 9:20 近鉄京都駅で、私同様の先発組と在京組、本体の総勢13名が合体、丹波橋で京阪に乗り換え、八幡市駅で大阪からの先発が合流総勢14人の観光団が結成、永世幹事S君と観光部長U君の持参した母校の小旗のもと、ケーブルカー駅に進む。天気は「晴れ」。石清水八幡宮に参拝。八幡様とエジソン記念碑が微妙なアンバランスで存在していた。 八幡山の竹が電球のヒラメントに使用されたとのこと。

山を下り駅前食堂(夜は飲み屋?)で昼飯。入店した店の名物がなぜか「鯖の棒寿司」これには驚いた。どこに接点があるのだ!。私は名物はパスして、駅前食堂にふさわしい「おでん定食」を注文。おでんが注文の主流で団体で入店のためか、店側の対応は少々パニック状態。おでんの煮込み状態もおでん種の差が歴然とあり、隣の煮込みと私の煮込み状態には2日間の差を感じた。食事後タクシー分乗で、サントリー山崎工場に。

 工場に着くや、たちこめる香りで我らが団体は明らかに二派に分裂した。「ウイスキーのできるまで」を学ぶ君とひたすら最後の試飲に期待を寄せる「呑み助」君。だが試飲会はあくまで工場見学会の復習の場であり、その意味では「呑み助」君も我が母校の名誉を汚さずに節度を保った行動で、きれいいな「ねーちゃん」のおしりも触らず、泥酔に至らず試飲会であることをわきまえて工場を後にした。

 そのあとは山道を登り、天王山を背にしてのアサヒビール大山崎山荘美術館に行った。ライバル会社の施設が、天下取り戦場の歴史的な地に対峙するのも興味深く感じた。しかもサントリー工場内には普通であれば創業者の像だけだが、あえてビール業界(アサヒ=ニッカをターゲットにした)に殴りこみをかけた経営者の銅像を建て、一方アサヒ側は、サントリーを見下す場所に大山崎の名を付けた美術館を作った。山荘に並べた、骨董、陶器ならばまだ普通の発想として見られるのだが、あえて、山荘地下にモネの「美術館」を作った経緯に興味がわいた。「人間の行動」の原点を垣間見た感じがした。

 夜は、恒例となった夜席は京都在住で、今も現役のH君のご活躍ぶりとご威光がしのばれる宴席であった。毎回京都の味を堪能させていただいているが、今回は八坂通りの「燕楽」という名のお店だった。おでん鍋が名物とのことだが、コース料理での宴会だった。私の京都二日目は萬福腹で終了した。(京都 クラス会旅は続く)

 



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