今日の六道山はサシバデー

今日は、天気予報で晴れマークが１５時までは確実と出ていた。「そうだサシバに会いに行こう」と思い立ち、車で六道山公園の展望台に行った。家を９時１５分に出て９時４５分に展望台でスタンバイできた。展望台にはすでに先客がいた。なすびさんをはじめオオタカ保護活動を長年されているＴさんほかふるくから狭山丘陵の保全活動をされている方にも久しぶりにお会いできた。私の後からも地元の方をはじめ多くのお方が訪れ狭い展望台は、カメラ、スコープの三脚は立ち並んだ。

サシバの渡りを最初に観察したころ１５年前には、六道山を渡るサシバの多くは「筑波山」ルートと教えられたが、大体が丹沢方面に抜けていた。しかし３．１１の後はルートが乱れ、今日のルートは千葉・茨城ルートと栃木・群馬ルートの２方向で、行先も、奥多摩、丹沢、湘南の３方向に分かれていた。

 

今日のサシバの数は２００羽を超えていた。私がこれまで六道山で観察をした中での最高数だった。それこそ雲の中から湧き出るように出現しては上昇気流に旋回しながら上昇するもの、滑空して素早く消え去るもの等多彩な渡りの姿を見ることができた。

サシバに交じってハチクマの姿も見ることができた

鷹の渡りの季節は冬鳥の到来の季節でもあり、六道山ではこの時期にカケスの群れがやってくるのだが、今日は観察できなかったが、エゾビタキが展望台から観察できた。

お昼に展望台を後にして狭山湖に戻るとハシビロガモの番が岸辺にいた。