とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

「参議院選」の後は「都知事選」「あっしには関わりのないことです。」が?

2016年07月12日 | Weblog

 野党が惨敗で終わった「参議院選挙」。お後に控えし特別興行「都知事選」にまたしても、この党には政治舞台をえがけるシナリオライターもいなければ、舞台を演じる役者も、プロデューサーもいないようだ。半面自民を飛び出した「役者 小池嬢」には「落下傘を付けづに飛び降りる」と名セリフを言わせた、シナリオライターとプロデューサーがいるのだろう。埼玉県民である私は、それこそ離れた場所で舞台で眺めることになる。

 出だしから民進党の舞台は「ブラックコメディー」だ。参院の東京での票分析もなく、蓮舫さんの集票力が見込めない二流議員を候補にあげたり、目立ちたがりの都連会長が無理やり古賀さんと握手した後に、鳥越さんの統一候補が出るなど、ピエロにふさわしい役柄だった。

 鳥越氏の出馬表明も、それこそ白けた内容だ。「参院選の結果で危機感を感じ立候補に至った。」だけでは都知事の資格はない。むしろシナリオライターならば小池さんではないが「舛添問題は知事と都議会の腐れ切った関係から、チェック機能の欠いた結果です。その関係をただし、安倍内閣でも行われている、国民に見えない政治プロセスを都議会の場で、変革のプロセスを示し、実行し、国政の場に提示したい。そのためには私が当選の暁には、私の足りない部分は、古賀氏を副知事に任命し、二人三脚で都政の刷新を行にたい。」ぐらいの言葉がないと、鳥越さんの出馬表明も、松原某と古賀さんの握手は漫画でおわる。

 夕方のTV番組で候補者4名(宇都宮氏はどうなるのだろう?)並んだが、鳥越氏の回答に、増田氏はおそらくなんて馬鹿なことをいうのだろうと思っただろう。「地方自治がなにかを理解していない」と。

 新知事にしてほしいのは、全国に先駆けて地方議会の改革だろう。それがそのまま国会の改革になるはずだ。「舛添」問題は石原問題で、額の桁が違うはずだ。その追及もすべきだ。また地方議員の歳費問題一つをとっても議員報酬そのものの抜本改革が必要だ。特に市町村議員については夜間会議にすることで、歳費は議会日当と調査費の実費支給で足りるはずだ。県会議員であれば、市町村議員同様にプラスとして県庁が規定する外部専門家顧問料程度で良いはずだ。これが実行されれば国会議員の歳費も改革できるであろう。

 とまたTV画面を見ていてつまらぬことを思ってしまった。同級生に何人か市役所職員から市議会議員になったものがいるが、今度会ったら市職員の目で見た議員職がどういうものか聞いてみたいと思った。

 

 

 

 



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