とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

図書館総合展 2011

2011年11月13日 | Weblog


 11月9日(水)図書館総合展の開会式に行った。ここ数年出店者の減少、各位言う私の勤務先も諸般の事情から出展を見送っているのだが、寂しくなっているが、併設して開催されるセミナーはタイムリーなテーマで興味をそそるが、残念ながら出席できずにいる。今回も仕事に大いに関係するセミナーが幾つかあったが、応募者多数で参加できなかった。
 また仕事柄全国の図書館を訪問する機会が多いが、図書館の姿勢こそが、その地域のある意味行政の姿勢を反映しているものはないだろう。
 旧態依然とした姿勢の図書館は、公営のかび臭い「古本の貸本屋」とし、また時間を持て余す老人の「憩いの家」になっている。建物は古くても、行政の明確な方向性を示された図書館は、館内に入ると「子育て支援」「就活支援」「ビジネス支援」と言った行政の方向性が伝わる雰囲気を感じるのだ。
 これは街づくりとおなじだろう。寂れていく街は図書館がある意味象徴している。何もしない街はなすがままに自然死に向かい衰退するが、行動を起こしてたとえ失敗したとしても、その街は、何もしない街よりも活気を感じるのは何故だろう。
 「図書館が変わらなければ街は変わらない。」と思うのは私の一人よがりだろうか。
 そういえば東京の日比谷図書館が都立から千代田区に移管されリニューアルオープンした。 


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