とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

江戸前穴子のこだわり

2006年11月17日 | Weblog
最近の回転寿司でもスーパーでの天婦羅にも安い穴子が出回っている。穴子好きにはありがたいことだが、食すればなぜか違和感を感じる。
穴子天婦羅はそば汁との相性もあるが一口入れた時の熱々感とプルプル感が同時に口の中で広がる時がなんとも言えない満足感を覚える。
だがそのような穴子天婦羅そばにはそうそう巡りあえないが、幸せなことに我が職場の目と鼻の先に老舗の名店がある。神田錦町「更級」



普段の昼食はここの冷やしミックッスと言う「タヌキ&きつね」のぶっ掛けをそれこそ胃に流し込み昼休みに近くの本屋とスポーツ店をのぞき歩く時間を稼いでいる。
ここの穴子は肉厚のプリプリ感がいい。せいろでもどんぶりでもそばつゆに合う。
天丼でも食べたいくらいだ。これで1150円は安い。

最近寿司ではなく「箱飯」で旨い煮穴子を食べさせてくれ店に出会った。「日本橋 玉ゐ.」



ここのふわふわ感はすばらしい。そして残したご飯をおわんに移して穴子のだし汁をお茶漬けにして食するのを知った。こんな食べ方ありかと思ったが旨かった。店構えは老舗風だが、白木屋、高島屋を知る日本橋には無かった穴子の食べ方だ。
江戸前であろうが、瀬戸内であれ玄界灘であれ旨い穴子ならどこでも良いが調理については江戸前が良い。しかし箱飯よりも寿司がいいかな、今度は神田の帆掛寿司に行ってみよう。
金の無いB級グルメには、日本橋には立ち食いの「そばよし」の穴子天そば450円がある。またもうかれこれ30年以上の付き合いとなる池袋の「天丼ふじ」の穴子天丼700円も捨てられない味だ。穴子は天婦羅にしろ寿司にしても気取って食べるものではない。気取りのない旨さが穴子だと思う。





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