いいおか津波復興かわら版24号ー2
今月号では旧「食彩の宿 いいおか荘」の再開を取上げた。屋上は緊急避難場所、2,3階は民間事業者による宿泊施設、1階の1部分は震災祈念館の利用が確定している。
このスペースは今月中に実施設計に入り年内には工事が完了の予定という。


今月号では旧「食彩の宿 いいおか荘」の再開を取上げた。屋上は緊急避難場所、2,3階は民間事業者による宿泊施設、1階の1部分は震災祈念館の利用が確定している。
このスペースは今月中に実施設計に入り年内には工事が完了の予定という。


8月2日、1階の震災祈念館スペースの実施設計を担当するT設計事務所の担当者との話し合いを持った。
震災と減災を伝えるため数十年後に禍根を残さないスペースを実現する幾つかのことを提案した。
例えば改装は最小減に留め当時の記録を残すこと、1階部分で地震による亀裂を保存すること、展示空間として天井部分を改変すること、電源を地上から屋上に切り替えること、スペースはフラットにして利用可能にすること、などであった。
設計会社側ではこうした提案を考慮したうえで設計、その案を事前に示しことになった。
旧いいおか荘の1階部分について市は震災祈念館としてコミュニテイスペースの実施設計に入った。実行委員会では先々のことを考え現場の調査を市側に依頼し7月31日に実施した。
メンバー8名が参加し市の説明を受け、1階部分、2,3回、そして屋上を調査した。