わざわざ読んでゃ 「ゆずの宿」便り

「燃える湯魂Burning hot soul」の泣き笑い奮闘記

鈍色(にびいろ)の空

2012年06月19日 00時00分25秒 | 地域情報
 「梅雨の晴れ間」とまではいかんけんど、「鈍色の空」の雲間からは、薄っすらと陽も指してきょった。これで本当にもうすぐ台風が来るがやろぅか?みたいに海も穏やか



 「鈍色(にびいろ)」いうがァは、濃い灰色のことで平安時代にゃあポピュラーやったがやけんど…、わかり易い「灰色」とか「みずみ色」にとって代わられ、あんまり使わんようになったがです。元々の語源は、刃物らぁが切れンようになる事を指す「鈍る」から来ちょって、鉄に由来しちゅうことから、現代では近代兵器、特に戦車を指し示す色として使われるがやと。



 かくいう私も「鈍色の空」という表現を初めて見たがは、中学か高校の時で安部公房さんの小説で読み、初めて実感したがァは、17歳の秋に青森へ行った時やったがやないかと思うぜよ。バスケットの試合で行ったがやけんど…、当時は瀬戸大橋も東北新幹線もお金も無かったきに、お昼頃に高知駅から3時間汽車に揺られ宇高連絡船で本州に渡り、現在より随分遅い山陽新幹線で東京駅、初めての山手線で上野駅、夜行列車までの時間調整で「アメ横」をブラブラしちょいて、他の種目の選手団と一緒にゾロゾロと夜行普通車に乗り込んだら、空いちゅうがをえいことにそこら中で爆睡みたいな迷惑なことやった。そんな強行軍でやっと翌朝着いた青森駅で見た空がどんよりとしちょったという記憶やけんど…、定かやないかもしれん。



 ようだい言いゆうウチに安芸の空にゃあ、分厚い雲がかかってきて…、何やら「風雲急」みたいになってきた安芸のランドマークにも重々しくのしかかって来ゅう



 こりゃあへんしも「ゆずの宿」でも台風対策をせんといかん!折角咲きはじめた向日葵さんやゴーヤさんに被害がないようにしちょかんと…



 因みに台風が来ても「みんなぁこども…」割引もしゆうし、「ゆず野彩鶏丼」も食べれる…、けんどまぁ無理はせんずつ、危のぅない時に「わざわざ」来てつかぁさい

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