師走の景色

　二十四節季の「大雪」を過ぎて「冬至」が迫ってきよって益々寒さが厳しゅうになってきよりますけんど、ルーティーンワーク化しちゅう「野彩の業者買い」はやまらんがよ…。



　別に特殊効果で撮影したワケではないけんど…、フツ～にセピア調に見えてしまう「ゆずの宿」の表看板は、どれだけ傷んでも出来るだけ直し直し使ぅていかんといかん大切なアイテムのひとつぜよ。



　玄関先に視線を落とすと…、この日も立ちました！団体札～っ



　団体様が寛いでおられゆう間に、今年最後かもしれん「アイス充填」やら、かなり先走りの「癸巳（みずのとみ）」やら…。残すところあと三週間ばぁになってしもうた今年も…、いつもながらやり残したことは、ようけあるぜよ…。オマケに…、せんかった方が良かったみたいなことも結構あったりする…。



　そんな師走の慌ただしい空気と悲喜こもごもをサッと拭い去るように「わざわざ」きてくれたチャーミングなお客様！今後の展開はヒ・ミ・ツ・ぜよ。



　川沿いに吹く冷たい風にコートの襟を立てもって、うんと短ぅなった日照時間に精一杯の陽を浴びようとする健気な木々たちと眉一つ動かさずにどっしりと在る小島赤鉄橋の光と影はいつ観てもえいと思う。



　日が短ぅなってすっと暗うなる夜道を「わざわざ」訪ねてくれるお客様のために「ゆずの宿」にもちっとばぁやけんどイルミネーションを構えちょります。世界一を誇るハウステンボスの１千万球と較べたら、33,333分の1とちっぽけやけんど…、これでも結構頼りになるがぜよ。

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