ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

歴史は誰がつくるのか?

2006-04-01 17:41:19 | Weblog
最近歴史関係の興味をそそられる本を読んでいる。
中国のことや、韓国のことが書かれているものが多い。

何故戦後60年を経てもなお反日を声高に叫び、非難し続けるのか?

確かに戦争は殺しあいだから凄惨で残虐なことが一杯あったのは拭いがたい事実だと思う。
実際に亡くなられた方々や暴虐にあわれた人々の無念を思うと言葉もありません。
しかし、その不幸な思いを乗り越えて、そのようなことが再び起きないように、
お互いの関係をつくりあげていくことが、現在に生きる我々の責務ではないのでしょうか。

今日 清水馨八郎さんの書かれた“侵略の世界史”を読み終えた。
“この500年、白人は世界で何をしてきたか”という副題がついている。
今まで私は白人の側の歴史を教えられ、学んできたように思う。
コロンブスのアメリカ大陸発見なんて、まさに白人側からの歴史そのものです。
原住民からすれば発見なんて馬鹿げた戯言に過ぎません。
しかしその歴史はかれらの侵略と共に蹂躙され、殆ど抹殺されてしまっているのです。
ヨーロッパの侵略者は早い者勝ちに、原住民などお構い無しに、自国の利益を第一にして、
世界地図に線を勝手に引いて植民地化していったのです。
それに引き換え、日本の朝鮮への進出は国家予算の一割ものお金を注ぎ込んでインフラ
整備や教育の振興などを進め、ヨーロッパの国々とは全く違った、その国の発展を企図
していたと思うのだが? 
それでもなお現在反日の教育が行なわれている。
矢張り、侵略される側から見れば、よい侵略なんてあり得ないのでしょう。

しかし もうそろそろお互い建設的な関係を築いてもいいのではないでしょうか。
内政の舵取り弁にはして欲しくありません

歴史はその国の国民がつくるものです。中国は中国の人々が、韓国は韓国の人々が、
そして日本は日本人がつくるものだと思います。
白人がつくった被侵略者の人々の歴史は侵略された人々のものではないのです。