ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

想い出の整理

2008-06-06 11:12:36 | Weblog
父が亡くなって九年、そして母の三回忌を前にやっと父母の住んでいた棟続きの家の整理をはじめた。
家内は整理しながらアルバムを見ては、いろいろと昔のことを懐かしく思い出して手を休め感慨に耽っていた。
そして又私は日記帳に父の普段と違った心の内が書かれていているのを見付けて暫し考え込んでしまったりして二人とも中々手の方は進まなかった。
沢山ある年賀状や手紙の整理は一通ずつ宛名や文面を確認するものだから何時間もかかった。
戦友会の便りや自分の関わっていた業界の方、友人や恩師、そして孫からのものど。
取り分け小学校時代の友達からの便りの文字の変遷に時の過ぎ行く様子が感じられて何通も比べてみた。
壮年期の伸びやかに書かれた達筆の筆の動きが年を重ねて晩年になるにつれ震えが線に加わって、時間の重さが伝わってきてじっと見ていた。
友との付き合いは恐らく八十五年を超えていたのではないだろうか。
次から次えと想い出が広がって行って・・・・
まだまだ時間がかかりそうだ・・・・

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