

今朝急に思い立って、名古屋の水族館に行って来た。東名高速道路と伊勢湾岸道路経由で、家から一時間半の旅程。ほんの一時で行ける便利さである。
日本は世界一の水族館天国であると言われる。いまや水族館に欠かすことの出来ない大水槽は、その巨大な水圧に耐えることが出来る、しかも透明度の高い巨大な面積のアクリル板が必要だそうだ。単層の板では出来ないから、アクリル板を何層にも張り合わせて、耐圧のある、しかも何処から見ても水槽の内部がくっきりと見える板を作る必要がある。その技術はいまや日本の得意分野のようだ。
また日本人は水族館好きなのか、彼方此方に巨大水槽を備えた水族館が出来ている。名古屋港水族館もそんな一つなのだろう。
そういえば先日サンフランシスコに行ったとき、モントレーのクラゲで有名な水族館に寄ったが、規模といい、内容といい、日本の水族館には到底及ばない感じがした。
巨大水槽の下から、水面から差し込む青い光を通して、魚たちをじっと見ていると、時間の経つのを忘れる。海と一体となることが出来るような錯覚を覚えさせてくれるひと時である。