ゆうき凛々

飼い猫・田舎暮らし・作った物・趣味のこと
などなど。
まとまり無く、好き勝手なことを呟いていきます。

ビーフ・ストロガノフ

2010年06月11日 | 料理
その昔。30年近くも前ですな(う!歳がバレる…)
結婚したお姉さんの家に一緒に住んでいた友人が話していた。

料理上手な奥さん(友人の姉)を自慢したいお義兄さん。職場での雑談中、さりげなく夕食メニューの話にもっていき、「いやあ。うちは昨日はビーフストロガノフでしたよ」と言ったのだとか。
30年近くも前の、九州の田舎ですからね。(しかも職場は役場。地元民だらけさ)
周りのおばちゃん連中「なにそれ!?」「んまあ。しゃれた物を!」「そんなの、家で作れるの?」「奥さん、すごいわね!!」となったのだとか。
「実際はそんなにすごい料理じゃないんだけどねー。メニューの名前だけで、すごそうにとられるよ」と友人は笑っていた。

という話を聞いた当時。
私はビーフストロガノフなるものを、食べたことはなかった。名前は聞いたことがあったけど。
写真とかで見て…私の好みではないと判断したので、どこかの店のメニューで見かけても、頼んだこともなかったしね(^^;


というビーフストロガノフ。結構前にいつもの料理サイトで見つけた。材料と作り方を見ると、めっちゃ簡単そう。特に簡単なタイプの作り方だったのか、時間もあまりかからない。
ということで、その日、ハヤシライスを作る予定だったのを、ビーフストロガノフに変更した。(材料、ほぼ一緒だし)

変更した一番の理由。
毎日「今日のごはん、なにー?」と聞いてくる子供達と旦那に、「ビーフストロガノフよ」と言って、反応を見たかったという、それだけの理由だけどな!(笑) 
案の定、旦那も子供達もビーフストロガノフというものを知らず。「なにそれ?」と期待と不安の入り交じった態度だった。
(子供達はまだしも、旦那は名前ぐらい知っててもいいと思うんだけどな…)

結果。
レシピが3~4人分だったものでその通りに作ったんだけど、まったく足りず。
「えー!おかわりないのー??」と苦情の嵐だった。

ので、その後は毎回倍量作るようになったんだけど、毎回おかわりしたうえ、翌日も「まだ残ってる~?」と確認して食べる始末。
今ではすっかりハヤシライスはメニューから姿を消し、ビーフストロガノフに取って代わられている。


が!!!
私には、このビーフストロガノフの旨さがよーわからん!!
シチューもビーフシチューよりクリームシチューが好きだしさ。
この系統の味の料理、あんまり好きじゃないんだよなー。
そのなかでは、けっこう美味しい方だとは思うんだけど。
でも「また食べたーい♪」とはならない。

の割には結構ヘビーローテーションで作っている。
なぜかって?
簡単で楽だからに決まってるだろ!!(笑)
その上家族に好評なんだから。


なぜ今日この話題かというと。
そうです。昨夜の夕飯がビーフストロガノフだったから。

しかし旦那。
3杯は食べ過ぎたと思うよ?
ダイエットのために夕飯を抜くと宣言した二日後じゃないか……(溜息)