つれづれ婆は 今日も元気に!

好きなものを写していきます

在庫から

2023-10-26 08:35:51 | 雑談
                          写りはイマイチですが  クロツグミ♂
                  





                  
                          高い木の上に居ました  トリミングして




                          あまりに鳥が居ないので 水飲み中のムクドリを
                  




                          誰かと思ったら アオサギさん
                  


三笠宮彬子女王のご公務です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4076de28e1f82cc90d097fce03e977bd956eb46
愛媛で59年ぶり開催 葬祭事業者の全国大会で三笠宮家の彬子さまがお言葉 10/25(水)
資質の向上や業界の発展を目指す葬祭事業者の全国大会が、59年ぶりに松山市で開かれました。

全日本葬祭業協同組合連合会の愛媛大会には、全国の葬儀社などからおよそ270人が出席しました。

この大会は、葬祭事業者の資質の向上や業界の発展、意見交換などを目指して開催されていて、愛媛では59年ぶりの開催となります。

大会では出席した三笠宮家の彬子さまが、「おことば」を述べられました。

彬子さま:
「コロナ禍を経て世界中で葬儀のあり方が変化したものと思います。本大会を通して関係者の皆様が社会の中での葬祭文化を改めて見つめなおし、多くの方々の様々な思いに寄り添う葬祭業の在り方を未来につなぐきっかけとなりますことを祈りつつご挨拶といたします」

その後出席者は、葬儀文化の継承と発展を誓う大会決議を採択しました。

                                     ・・・ここまで・・・

全日本葬祭業協同組合連合会というのがあって、全国大会が催されていることを初めて知りました。最近、超過死亡が多く葬儀屋さんも大繁盛というのは嬉しいとは言えないかも。
でも、葬儀は大切なお式です。葬儀文化の継承も大切なことと思います。家族葬なども出来て昔と違っている部分もあり、それはそれで良いことだと思います。
今は葬儀屋さんでお任せできることも増え、昔より遺族は楽になったかも。私の母の時代の話を聞くと、ご近所さんやら人手を借りて大変、火葬場の予約も遺族がしていたと聞いていました。
彬子さまと妹の瑤子さまはお母上の信子妃殿下と仲がおよろしくないと言われていて、ヤフーコメントに母上と仲良くなさってという意見も有りましたが、母娘も拗れると難しいです。
以前は私も仲良くなさっていただきたいと思っていましたが、この頃は娘さんが打ち解けない限りは無理だろうと思うようになりました。母と同じ年齢になってからでないと理解できないこともあるでしょうし。他所様の母娘の関係は、どうでも良いかなと思うこの頃です。ちゃんと公務をなさってくだされば良いことです。
彬子さまは佳子さまのような批判はされないので、一人暮らしをなさっても贅沢とは言われないし、お好きな活動も地道に続けておられるようです。案外、気楽で良いのかも。



                                         本日の主役は ノゴマ♀
                         





                  





                  





                          
                    
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸花

2023-10-25 13:59:53 | 雑談
                           在庫から  曼珠沙華 彼岸花  赤い世界を写したかった
                   




 
                             黒くて深い 赤 紅 の世界
                   


気になって仕方なかった 彼の顔がどうしても思い出せないでいた 押し入れの奥から卒業アルバムを探し出して確認することにした そろそろ終わりにしたかった 後悔ばかりは疲れる
あった ぼんやり覚えていた面影の特徴はメガネだった 頭は確か丸坊主だったような 丸坊主頭の眼鏡の彼が卒アルに居た
ついでに私も見てみた 居た 長い髪を細いリボンで二つに分けて括った 真面目くさった 嘘くさい私が居た この子の何処が良かったのだ? 何故私だったのだ? 今更訊けない
聞いてみればよかった

少しストーカーになってみた 今は個人情報を保守する考えだが あの頃は緩かった  
卒業して十年と更に十年後の二つの卒業者名簿が出てきた ずっと地元に居たと思っていたが 彼は地方都市の中心部に出ていた 卒業後は地元の個人事務所に就職したと聞いている
ある資格を取るために良い待遇を求めて転職し 難関な資格を長い期間を経て取得し 小さなアパートから自分の事務所を始めたようだ 数年前 更に良い場所へ事務所を移転していた
努力を続けていた彼を尊敬する 何度も何度も試験を受けたのだろう 真面目な彼はアルバムの中でも真面目な顔だ

知りたかったのは彼の生まれ育った場所だった そこから私の家までの道のりを知りたかった
松葉杖を突きながら私の家の郵便ポストまで運んでくれたのだ 思いを込めた手紙を持って 一歩 一歩 
彼の家は 小さな市の その外れに位置していた 近くの駅まで三十分が掛かりそうだった その駅から もう一つの駅で下車し 更に歩いて彼の足ならどれくらい掛かるだろう
私の家は 学校の直ぐ側に在った 急いで歩けば五分で行ける距離だ 彼はどう思っただろう
汽車ではなく バス通学だったかもしれない それにしても時間は掛かる 朝は何時に家を出ていたのだろう しかも彼は部活もしている
私は 帰宅部だった

どんな言い訳も私の身勝手に思える せめて感謝の気持ちを伝えていたらと そのことだけが後悔
あれから私は平気で暮らしていた 彼の心中を思いやることもなく 今頃になって後悔
彼は 努力を怠ること無く続けて目標に到達していた 

今思うのは 彼は理不尽な出来事に襲われた悔しい気持ちを 判ってほしかった 理解してほしかったのではないか 理解者が欲しかったのでは
それに応えられるほど成長してなかった私 未熟者だった私 卒アルの顔だけしっかり者の顔だ
私が このことに気がついたのはジーさんのお陰かも知れない ジーさんの気難しさが 私を育ててくれたのかも知れない
大婆が亡くなってから一年 色々とあったが 一番堪えたのは自分の未熟さだった 未熟な自分に向き合ったことだった
これは必要なことだったのだ 
こんな未熟な私を最後には信頼してくれた大婆に感謝 良くぞ頑張って私を娘にしてくれたと思う

結局 落ち着くところに落ち着いたのだった
これでストーカーは止めることができる 彼の健康と安らぎを祈ろうと思う
大婆にはお仏壇で朝夕のお努めとして 菩提寺から教えていただいたお経を上げている

普通に歩いて鳥撮りに行く 駅では雑踏を人々が忙しそうに歩いている 恋人たちも楽しそうに寄り添っている 彼が彼女のバッグを持ち 仲良く歩みを進める
彼は どんなときも杖が離せない ゆっくりと人の倍以上の時間を掛けて一歩進む
彼の道のりを思う 私には失望したであろう彼のために 祈りたいと思う



                   

                               ご近所から銀杏の実を頂いた
                               拾い集めた銀杏
                               興味半分で頂き 水に4日間ほど浸けて                                                                                                        
                               中の種だけ取り出そうとしたが
                               面倒くさいことといったら
                               売り物に比べても 実は小さめ
                               来年は お断りしよう
                               乾いたら じーさんの口に入る予定

                         拙い文章の懺悔 読んでくださって ありがとうございます これでやっと立ち直る事ができそうです
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皇室のこと

2023-10-24 08:09:37 | 皇室のこと
秋篠宮皇嗣家のご公務が続いています。次々とあるので付いていくのも大変。

                   


https://www.yomiuri.co.jp/koushitsu/20231023-OYT1T50161/
秋篠宮さま、「落ち葉堆肥農法」を続ける埼玉の農家視察…パンジーやビオラ栽培を見学 2023/10/23 23:42
秋篠宮さまは23日、総裁を務める大日本農会が2005~22年に表彰した埼玉県の3農家を訪れ、取り組みを視察された。
同県川越市では、江戸時代から続く「落ち葉 堆肥たいひ 農法」で花を生産している農家を訪問された。パンジーやビオラなどの栽培の様子を見学し、「毎年新しい品種が出てくるのですか」などと質問されていた。

                                ・・・ここまで・・・


https://news.yahoo.co.jp/articles/0799522b3f99721e8bfba2876484e69fda7ef76f
《ブラジル》=海外日系人大会= 秋篠宮ご夫妻ご出席 JICA理事長、石川文協会長が講演 10/24(火) 7:23配信
海外日系人協会は16~18日、東京都のJICA市ヶ谷ビルにて「飛躍するニッケイ社会へ―期待される新時代のイニシアティブ」をテーマに「第63回海外日系人大会」を開催した。対面式での開催は4年ぶり。大会の様子はオンラインでも配信された。大会初日には秋篠宮ご夫妻がご出席され、田中昭彦JICA理事長、石川レナトブラジル日本文化福祉協会(文協)会長が講演を行った。
開会挨拶に立たれた秋篠宮殿下は、若い世代がコロナ禍による困難を打破するため、オンライン技術を駆使して国境を越えた新たな連帯関係を生みだしていることに対し「大変心強く感じます」と述べられ、「日系社会のさらなる飛躍に向けて地域や世代、日系・非日系の違いを超えた活発な議論が展開されることを期待いたします」と大会への想いを語られた。

                  以下略
                                ・・・ここまで・・・


秋篠宮殿下は農業にも関心をお持ちなので、日本の農業が廃れないためにも、これからも視察を続けていただきたいです。悠仁親王も稲を育てたり昆虫にご興味をお持ちなので
嬉しいです。
海外日系人大会では秋篠宮両殿下がご臨席。紀子妃はお着物です。やはり、こういう場では和装が良いです。


さて、共同通信から
両陛下、歌舞伎を鑑賞 閉場前の国立劇場 共同通信社 によるストーリー

                                
                                                    歌舞伎鑑賞なら和装のほうが良いかな~

天皇、皇后両陛下は23日、10月末に閉場する国立劇場(東京都千代田区)を訪れ、文化庁芸術祭主催の歌舞伎公演「妹背山婦女庭訓」を鑑賞された。「初代国立劇場さよなら特別公演」の一環で、両陛下はオペラグラスを使って、歌舞伎俳優の尾上菊之助さんらの舞台に見入った。

 国立劇場は1966年に開場した。2019年2月に上皇さまの在位30年を記念する政府主催の式典が催された。老朽化によって建て替えられ、再整備した上で開場する予定。

                                   ・・・ここまで・・・


天皇陛下は愛子さまと雅楽鑑賞なさって、次は奥様と歌舞伎鑑賞。連日の鑑賞ご公務でした。天皇家はマスク使用の基準が不明です。
両陛下に「よっ ご両人」という掛け声も掛かったそうです。雅子さまの白いアンサンブルと天皇の白いワイシャツがリンクコーデかぁと思いましたわ。ついでに、マスクも。
何故、白を選ばれたのか、冬の白はオシャレだけど。雅子さまも愛子さまも天皇とご一緒でなくては鑑賞もままならないので、天皇も嬉しいのかも知れません。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皇室のこと

2023-10-23 06:31:57 | 皇室のこと
                            




                            


https://news.yahoo.co.jp/articles/de949ddf997f6654188f876a9a7502a37f06c9cc
「すごくいい報告でした」佳子さまガールズメッセ2023で受賞者の中学生らと懇談 10/22(日) 15:38配信
秋篠宮家の次女・佳子さまは、ガールスカウト日本連盟が主催する「コミュニティアクションチャレンジ100アワード」の表彰式に出席し、受賞者と懇談されました。

佳子さまはきょう午後1時ごろ、東京・渋谷区の会場で拍手で迎えられました。

「コミュニティアクションチャレンジ100アワード」はガールスカウト日本連盟が主催するガールズメッセ2023の表彰式で、少女や女性が「自分らしく生きられる社会の実現」の活動のうち、特に優れたものに贈られます。

表彰式に先立ち挨拶を述べた佳子さまは、「ガールスカウトの活動が、次世代を担う子どもたちがジェンダーにとらわれず、自分の思い描いた未来に向かっていくことに繋がるよう願っております」と話されました。

今年は福岡や宮崎など全国の6チームが表彰され、佳子さまはそれぞれの活動報告を熱心に聞かれていました。

その後、佳子さまは受賞チームの代表者と懇談し、HIVやエイズの正しい情報発信のためにアニメーションなどを制作した女子中学生には「活動報告を終えられていかがでしたか」と笑顔で声をかけ、「すごくいい報告でした」などと評価されていました。
 
                                        ・・・ここまで・・・

佳子さまのお言葉から、「ジェンダーにとらわれず」「自分の思い描いた未来に向かって…」その通りと思います。

                                    ***


https://news.yahoo.co.jp/articles/01275b982ad425f24032e0ccb5951d4bf9007bec
天皇陛下と愛子さま、秋の雅楽演奏会を鑑賞 説明役の東儀博昭さんに愛子さまが熱心に質問も 10/22(日) 17:13配信
天皇陛下と長女の愛子さまは、22日、お2人で雅楽の演奏会を鑑賞されました。

天皇陛下と愛子さまは、22日午後、皇居にある宮内庁楽部で、秋の雅楽演奏会を鑑賞されました。

宮内庁楽部が演奏する雅楽は、ユネスコの無形文化遺産に記載され、コロナ禍では中断したものの、毎年春と秋に定期演奏会が開催されています。

陛下と愛子さまがお2人で雅楽を鑑賞されるのは、5月の春の定期演奏会に続いて2回目で、愛子さまの鑑賞は3回連続となります。

大学で日本の伝統芸能の授業も選択し、「楽しみにしていました」と話したという愛子さまは、説明役の前の首席楽長・東儀博昭さんに熱心に何度も質問しながら鑑賞し、終演後「観客の方が増えてよかったですね」と話されていたということです。

                                       ・・・ここまで・・・

やはり愛子さまはお父さまとご一緒に鑑賞ご公務です。鑑賞は随分なさっているので慣れてこられたのでは。そろそろお一人でもお出来になるのでは?


                            *****



                                     オオルリ♂若
                     






                     






                     





                                            キビタキ♂
                               





                     

                                 昨日行った鳥撮り、期待した鳥は出たのに
                                 私との出会いは無し
                                 チャンスを逃しました
                                 残念至極  次回に期待しますね                                 
                                 歩けただけ 良しとします
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エナガ

2023-10-22 06:33:10 | お話しを聴く
                                 秋色の中の エナガ  久しぶりの出会い
                  




                                 ピントが合わなくて 難儀しました
                  





                  





                  
                         ボケ画像を連発して なんとか使えそうなのは数枚でした とほほ
              

                
https://www.youtube.com/watch?v=zdDA1nA6VGg
【そうきチャンネル】『どうするネタニヤフ?』・ハマスを育てたイスラエル 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)

上記動画が某所で紹介されていたので聞き書きすることにしました。テレビや新聞だけでは分からないイスラエルとハマスの紛争についての解説です。
イスラエルは、もしかしてイランとアメリカと事を構えさせたいのでは、そのためにハマスに攻撃させたのか。だとするとハマスとイスラエルの関係はどうなんだろうと、私は思っていました。
伊藤貫氏が以前、イランは間もなく核爆弾を持つ。イスラエルはイランを気に入らない。アメリカにロビー活動を盛んに始めていると、大雑把に言うとこういうことを仰っていたかと思います。
なので、今回の件でイランが頭に浮かんだのでした。イランは今回のことを静観できなくなったと言い、アメリカはイランを警戒しています。
それで私には難し過ぎて、ついて行けない世界ですが聞き書きをすることにしました。

・・・以下聞き書き・・・

歴史家は現地からの現在進行形の事件であっても、その経緯を長い時間的スパンで追うことが習性になっている。
事件発生直後に報じられる情報の真意はほとんど分からない。
歴史的経緯を頭に入れてからその事件を見ないと簡単に騙されてしまう。
世論は、プロパガンダ報道や現地からの悲惨な映像を見せられると、すぐに頭に血が上ってしまう。
ロジックではなく感情で誰が善で誰が悪かを決めてしまう。
世界の止まない紛争には長い歴史がある。
とりわけイスラエル・パレスチナ問題はそうだ。
ユダヤ人そのものの歴史、ヨーロッパの歴史におけるユダヤ人の政治との関わりなどを、しっかりと理解しておかなければならない。

イスラエル建国の経緯とその後のPLF(パレスチナ解放戦線)との抗争と妥協の繰り返しの歴史までも踏み込まなくてはならない。
更には現在のバイデン政権を牛耳るユダヤ系官僚やネオコン官僚の思惑というファクターも考慮しなくてはならない。
バイデン政権はユダヤ政権と言って良いほどに、ユダヤ系の実務官僚が多数登用されている。
ブリンケン国務長官、ヌーランド副長官、デイヴィッド・コーエンCIA副長官あるいは司法の武器化で悪名を馳せるメリック・ガーランド司法長官らがユダヤ系。
他にも多いが、これくらいで止めておく。

これだけ考慮すべきファクターが多い中で拙速な解説をしてしまっては、後になって間違っていたと釈明する羽目になる。
現時点でのイスラエル・ハマス紛争で、一つ考えられるのは、今回の戦いも西欧諸国が多用する「本当の敵は別にある作戦」の可能性。
イスラエル或いはその裏にいるユダヤ系アメリカネオコンの狙う真の敵はハマスではないかもしれない。
彼らが狙う真のターゲットはどこだろうか。
恐らくイランだろう。


アメリカそしてイスラエルはイランを敵視している。
何としてもこの国のレジュームチェンジを仕掛けたい。
イスラエル・ハマス紛争はイランと開戦するには格好の口実となる。
ハマスはイランを強力に支援しているからだ。

私が最も警戒する米国ネオコン政治家の一人に共和党の戦争屋リンゼイ・グラハムがいる。
彼はすでにイラン空爆を主張している。「今こそイランをやるべきだ」

911事件ではアルカイダによる同時多発テロ説が一般に定着している。
しかし、ブッシュ政権の真のターゲットは、アルカイダを輩出したと言われるアフガニスタンではなく、むしろアルカイダをしっかりと牽制していたイラク・フセイン政権だった。
ブッシュ政権のこの企みは現在では世に広く知られている。ブッシュ政権はアルカイダ「討伐」のためのアフガニスタン侵攻は容易に実行できた。
世間が911テロ事件はアルカイダによるものであると信じたからである。
しかし、彼らには誤算があった。
「アルカイダを裏で操っていたのはイラク サダム・フセイン政権である」と国内および世界世論に納得させることが出来なかったのだ。
彼らが狙っていた真のターゲットであるイラクへの侵攻は難しくなった。
イラク侵攻にはもう一捻りの工夫が必要となった。
ブッシュ政権が編み出したのが、イラクは大量破壊兵器・生物化学兵器を開発しているという与太話だ。
現地入した国連調査団が、そのような計画は存在しないと既に報告していた。
そうでありながら、この無理筋の疑いを国連などの場を通じて訴えた。
その上でイラク侵攻を決定し、サダム・フセインを排除した。
米陸軍は懸命に大量破壊兵器・生物化学兵器開発計画の証拠を探したが無いものは無かった。
アルカイダというテロ組織はCIAが育てたことは良く知られている。

自ら育てたアルカイダをイラクを攻撃する方便にした。
イラク侵攻後にはイスラム原理主義勢力ISISが勃興した。
これもアメリカネオコンの次なるターゲットであるシリアを不安定化させるためにCIAが育てた。
ネオコンがカザフィ排除に成功したリビアには政府軍の武器が大量に残っていた。
この武器をISISに移していたのはCIA.
そうしたことを指示していたのは当時の国務長官ヒラリー・クリントンだ。
主要メディアと一線を画すインターネットメディアのカウンターパンチは2014年9月19日付の記事で次のように書いている。
「ISISはアルカイダと同様にアメリカが作ったものである。MADE IN AMERCAなのである。石油資源の豊富な中東地域をDIVIDE & CONQUER つまり分割統治する。
それが(CIAの)支配のテクニックである」
「こんな事実を知らされて驚くのは、主要メディアのニュースを読むだけで歴史に無知な連中だけである」

DIVIDE & CONQUER 敵を分断させて相互に敵対させながら統治するやりかた、つまり分割統治は英国・米国などの得意戦術。
実はイスラエルもこのやり方を踏襲してきた。ネタニヤフ現イスラエル首相がハマスを裏で支援していたことは公知の事実。

ネタニヤフに代表される対パレスチナそしてイラン強硬派にはパレスチナという国家を絶対に作らせないという信念がある。そのためには、ガザ地区に住む人々の意志を結束させてはならない。
イスラエルはパレスチナの人々に人気のない過激テログループ・ハマスを密かに支援してきたのだ。
イスラエル問題に詳しいジャーナリストによる分析を紹介する。

10月8日 The Times of Israel (ネット版)は、タル・シュナイダーという女性記者の意見記事を掲載した。その主張の主要部分を紹介する。
記事の見出しは強烈。
「ネタニヤフ 長年にわたってはマスを支援 結局それが暴発」
内容:長いことベンジャミン・ネタニヤフが率いた政権はガザおよびウエストバングをDIVIDE & CONQUER (分割統治)によってコントロールする手法を取ってきた。
   ネタニヤフ首相はリクード党党首であり昨年末に政権を取ったが、これまでに5度の組閣経験がある。
   現在は第6次ネタニヤフ内閣であり、今は戦時内閣に移行している。
   ネタニヤフはハマスを支援することでパレスチナ解放機構(PLO)のマスフード・アッバース屈服させることを目論んできた。
   ネタニヤフがハマスを支援するのは、PLOにパレスチナという正式な国家を作らせないためである。
   そのためにハマスを使ってアッバースの動きを牽制し封じてきた。
   かつてハマスは小さなテロ組織だった。ハマスとの交渉はエジプトを通じて間接的に行われてきた。
   イスラエルはハマスに随分と便宜を図ってきた。
   外国からの支援金が彼らの懐に入るのを黙認してきた。
   ハマスがイスラエルに向けて時に焼夷弾を積んだ風船爆弾を飛ばしても、ロケット弾攻撃を仕掛けてきても見てみないふりをしてきた。
   カタールから運び込まれるハマス支援のための大量の現金についても黙認した。
   
この記事はネタニヤフはハマスというテロ組織を、イスラエルの脅威にならない程度に泳がせ、パレスチナという国家の成立を妨害してきたと解説している。

   イスラエルはパレスチナ自治政府は厄介者、ハマスはむしろ役に立つ組織として使ってきた。
   現在の財務大臣ベザレル・スモトリッチ自身が2015年にそのように語っている。
   スモトリッチ財務大臣は対パレスチナ強硬派であることは言うまでもない。
   イスラエルのはマスの利用は綱渡りのようなものである。ハマスにはあくまでも「適度に危険」でいてもらいパレスチナが団結できないようにする。
   そうすることでイスラエル国民にもパレスチナは怖いと思わせる。これがこの作戦の狙いだった。
   しかし、微妙なバランスを保つのは難しい。結局フナ程度の大きさだったハマスは巨大なサメに育ってしまった。
   
タル・シュナイダーは次のように続ける。

   ハマスは次第に強力になっていった。
   (中略)暫定的な和平の時期には、メンバーの軍事訓練に精を出した。
   その結果、(今回の事件が起き)多くのイスラエル国民の命が失われた。
   イスラエル一般市民が今度の事件で味わった恐怖はそう簡単に消えない。
   過去13年間に渡って続けられてきたガザ地区の支配の失敗を見ると現政権に明確な対パレスチナ政策があるとは思えない。
   

私(渡辺惣樹氏)はこのように冷静な分析ができるジャーナリストが存在することを嬉しく思っている。
世の中には中東問題の専門家と称する人物が主要メディアやネットで論評している。中東問題は世界各国の思惑を全方位的に考慮し、さらには時間の縦軸も加味しなくては理解できないことは既にお話した。
そのことはウクライナ戦争の分析でも私達は経験済みである。
主要メディアでロシア専門家と称する大学教授がアメリカネオコンの動きを知らずして論評していた。
その分析がことごとく外れているのは、視聴者も良く知っているだろう。
イスラエル・ハマス抗争も、誰が善か、誰が悪か暫くはハッキリしない。
ずっと分からないままかもしれない。登場人物全てがワルかもしれない。

ウクライナから相当量の武器がブラックマーケット経由でハマスに流れ込んでいるとの報道もある。
主要メディアはロシアによる偽情報ということにするだろうが、武器の残骸を調べれば本当のことが分かるだろう。
アフガニスタン撤退時に米軍が大量に残置した米国製の武器が使われているかも知れない。
無慈悲なテロ攻撃を受けたにも関わらずネタニヤフ政権への支持は上がっていない。
国民の大多数が、今回の事件はネタニヤフの対パレスチナ政策の失敗であると批判しているからである。
ネタニヤフは、この紛争が一段落したら完全に政治生命を絶たれることになるとの見方もある。
紛争が落ち着く前の段階での退陣もあり得る。

この紛争でも私達のリテラシーが試されている。
専門家と称する方々が、主要メディアやソーシャルメディアで発言している。
誰がどんな発言をしたか、しっかりと記憶しておこう。
リテラシーを磨くための作業の一つである。


         ・・・ここまで・・・詳しくは視聴なさってください。丁寧にお話ですが書き写す都合上、「で・ある調」にしています。

テレビでは聴くことのない解説も知りたいと思いお借りしました。悲惨な状況の報道だけでは、何故こんな酷いことが起きてしまうのか私には理解できません。
ウクライナとロシアも、この作戦が使われたのでしょう。周辺国で騒ぎ、誘い出す作戦。
日本のときもそうだったし、その後、分割統治されているのだわと思いつつ視聴しました。
大体、紛争地の後ろにはイギリスとアメリカが絡んでると思って正解かな~。日本にはどんな影響があるのか、これから先の展開が気になります。対岸の火事とは思えないので。
ところで話がちょっと逸れますが、別の某所で目にしたのですが、イスラエルは日本の農業とも関わりがあって、野菜で使われるスプリンクラーや水やりチューブは何とイスラエル製なのだそうです(全部ではないけど)日本製じゃないと知ってびっくり。コスト的にイスラエル製が良いのかな。

この紛争、食料にも大きな影響してくるかも。メガネの御方はこれをどう思っておられるのか。所得税減税を指示だそうですが、消費税をストップさせられないのか。野菜を輸出なんて言っているけど、国民が食べられるようにするのが仕事じゃないのか。
どんどん話がそれていくので、今日はこの辺で。


                        
                                    尻尾の無いエナガが混じっていました
                    





                    
                                    尻尾がなくても 上手に飛んでいます
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする