終には覚むる 夢の世の中 

組織や団体等には一切所属致しておりませんが、日蓮聖人の法華経信奉者です。日々の所感の記録・備忘録として活用させて頂きます

流転輪廻

2014-06-22 23:24:51 | 大切なことの為に
これまでどおり、
自分以外の働きに期待し続け、
誰かが働けば問題は解決すると考えている限り、
わたしたちは自分たちの目的を達成して、その成果を手にすることは
できない。       ガンディー

第二回グジャラート教育会議での
スピーチ     1917年10月20日

ガンディー魂の言葉  浅井幹雄監修
太田出版 より


又 順次生に必ず地獄に堕つべき者は、
重罪を造るとも現罰なし。
一闡提人(いっせんだいにん)これなり。    日蓮・開目抄


先日、アメリカの重鎮B氏が90歳の記念にスカイダイビングをなさり、健在ぶりを誇示なさっていらした。私が孫だったならこう言って引き止めただろう。「お祖父ちゃん、みっともないから、もう止めて。」

靍橋仁氏がその著書「女性資本主義」(幻冬社)で述べている様に、もともと限界のある狩猟型資本主義は既に行き詰まっていることを受け入れられずに、従来の手法を押し通そうと「独りよがりの『狩猟』『開拓』『征服』的な行動や言動を強め」、焦燥感や不安感を無理に払拭せんとする示威的行動としか受け取ることができない。私などの目には、只痛々しいばかりだ。
★「」内は本文より引用

B氏に限らず、ドヤ顔で徒らに長寿を誇示する姿には幽愁を催してしまう。世人を惑乱し、匪賊を絶え間なく生み出し、私消飽くことなく蹉跌を繰り返す。才覚がつかなくなれば、我人ともに平然と人命を奪い略奪に走る修羅と化す。
そうして手にした長寿は、紛う事なく狂気の産物だ。そこには「死は敗北」「死は恐怖」という唯物的な貧相な死生観しか見えてこない。
私には、街で見かける・穏やかな微笑みで周囲の心をほんのりと和らげ温めるような、控えめで品のある老夫婦の方が遥かに美しく映るし、憧憬を覚えるのだが。

★Mr.Mount-hat氏のお便りから★

太陽からは、いろいろな波長の光が降り注いでいる。しかし、その全てを私達は目にすることができない。七色の虹が、私達が目にすることの出来る光だが、そのほかにも熱しか感じられない赤外線や、日焼けや・物を劣化させる紫外線という光もあるが、これらは感じることはできるが眼ではみえない。
私達は眼で見ている世界が全てだと思っているが、実は見える世界はほんの一部であって、目に映らない世界の方がよっぽど広いのです。私達にとっての世界とは決して周りに広がっている世界ではなく、わたしたち自身が作り出した心の世界が、私達にとっての世界そのものなのです。周りの世界に見えるものとして存在していなくても、私達の心の世界の中に存在していれば、それは私達にとっては存在です。
このことからも、自分の心こそが世界そのものです。自分の心、つまり一念が変われば世界も変わるのです。
汚い心を出せば、自分にとっての世界は地獄に変わってしまいます。
きれいな心を出せば、自分にとっての世界は菩薩・仏に変わるということなのです。

★Mr.Mount-hat氏のお便りから2★

~『千日尼御返事』の「霊鷲山の多宝仏の宝塔の内に、左向きにをはす」の御文を拝見すると、ことさらに「宝塔の内」と断られています。

釈尊の虚空会に於いては『宝塔の内』は釈迦如来と多宝如来の二仏のみで、上行菩薩以下の大衆は塔の外に在って対面(西面)しています。

日蓮大聖人は、九界も仏界も平等である。地獄の中にも仏があり、仏の中にも地獄がある。その他の衆生も地獄~仏があると仰せで、これは事の一念三千・十界互具のご法門と言いますが、
あえて阿仏房の聖霊を『宝塔の内』、即ち仏界に当て、仏の座に据えたと拝するべきです。故に釈迦・多宝と同じく『多宝仏の宝塔の内に、東向き』となるのです。

但し、これらのご指南はあくまでも本仏の立場で仰せで、妄に「死んだら仏と同等・同格」と解釈することは、先の「日女尼御前御返事」の「此の御本尊全く余所に求むる事なかれ。只我等衆生、法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱ふる胸中の肉団におはしますなり」とありますから、自分自身が本尊であると曲解した創価学会青年部と同じく驕慢の至と慎まなくてはなりません。

転載 以上(許可を得て転載させて頂いております。)


(時代の兆候)

未来の可能性を見てみたいと思うなら、三十歳以下の若者たちの姿を見ればいい。
どこの国でも若々しく元気な人たちは、いくらかの無頓着さ、思いやり、
そして本能的な軽蔑心を、古い価値観や老人に対して抱いている。

彼らは戦争のない世界を、
そして時には金のない世界を志向し、
言葉や行為ではなく、
正しい触れ合いを待ち望んでいる。

D.H.ロレンス全詩集 完全版
青木晴夫 他  彩流社
「続・三色すみれ」 麻生えりか訳より























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