終には覚むる 夢の世の中 

組織や団体等には一切所属致しておりませんが、日蓮聖人の法華経信奉者です。日々の所感の記録・備忘録として活用させて頂きます

人に盲従することなかれ

2013-06-30 07:12:03 | 日蓮聖人・本来の姿に戻ろう!
 < 法四依 >
 

   依法不依人
   依義不依語
   依智不依識
   依了義経不依不了義経

 法に依(よ)って 人に依らざれ

 義に依って 語に依らざれ

 智によって 識に依らざれ

 了義経に依って 不了義経に依らざれ


 正しい道理(正法)に依拠して人そのものに靡いては(依拠)してはいけません.
 人の発する言葉ではなく、そこにある信義を見つめなさい。 
 立派な理屈理論であっても、人を惑わすものであったり悪道へ堕とすものなら決して従ってはなりません。 
 
 既存の知識に固執せず・智慧に依拠しなさい。

 正しい教えに依拠なさい。誤った教えに依拠しては道を誤ります。



 昔、雪山(せっせん)いう山の麓に、一人の修行者が住んでいた。
 無常を乗り越えるための悟りを得るため修行している彼をご覧になって、

 帝釈天は本当に菩提をもとめているのか ・その道念を試そうと鬼神に姿を変え、
 傍らで「諸行無常・是生滅法」と声をかけた。
 
 後の言葉を教えて欲しいと懇願する彼に、「空腹で語れない」と鬼は言う。
 聞けば人間の血肉しか口にしないというではないか。

 
 修行者は此の教えの一端でも悟れるなら思い残すことはないと考え、「生滅滅己 寂滅為楽」の句を授かると
 その句を咀嚼して後生の人の為に木や石に刻み・大樹に登って身を投げた。

 鬼は帝釈天の姿に戻り、修行者を抱きとめ、自分の衣の上に彼を座らせると、 
 道心を試す為に行ったこと。あなたの心を悩ませた罪をお許し下さいという。
 樹から飛び降りた瞬間に あなたは既に成道を遂げられました、と。

 此の時諸天が舞い降り、これぞ真の菩薩と誉め称えた。(涅槃経 雪山童子の話より)


 私たちはややもすれば、「世間的に」地位がある人・立派な人から聞いた話ならば 
 それは有難い話だろうと考えてしまう愚かさをもっています。 
 ここでは人間以外の鬼の口からt立派な言葉がなされた。真実の法を会得するには、 
 その人が立派であるかないかということ以前に、その人が話したことがどれだけ真実か否かを判断せよ 
 と教えているのだと思います。


 但し仏法は強ちに人の貴賤には依るべからず 只経文を先とすべし

 身の賤をもって其の法を軽んずる事なかれ (聖愚問答抄 日蓮) 
 
 と示されるように、
 世間的には優れた人であっても、もし正理・正法からみて外れていたなら、これを用いてはいけない。 
 反対に、たとえ小さなお子様が口にした言葉であっても、それが真実に適っていたならば、 
 私たちはそれを尊重しなければならないということです。
 
 雪山童子の話では、恐ろしい鬼の口を以って此の言葉を述べさせたことに意義があり、
 そのことの為に帝釈天はわざわざ鬼人に姿を変えて登場されたのです。

 
 依法不依人の故に

 いかようにも経説のやうに依る可きなり (真言天台勝劣事) 


Ⅰ・Ⅱ Mr.mount-hat(私の仏道の恩師)



 「御宮仕えこそ 法華経と思し召せ」。 
  仏法は、世間法。道理を過てば、心を損なう。      

 
  寛厳よろしきを得る。
  

  現状を観照し、正誤を理る。
 
  互いに相角逐し合うのではなく、正邪曲直を明らめ、

  将護温練の精神を以って育み合う世の中に向かう為の、今この時。



  しばらくの苦こそ候とも、ついには たのしかるべし。(上野殿御返事)


  此の経を 一文一句なりとも聴聞して神(たましい)にそめん(染)人は
  
  生死の大海を渡るべき船なるべし (椎地四郎殿御書)

 
 
  大難来たりなば強盛の信心 いよいよ悦びをなすべし。


  
 火に薪をくわ(加)へんに さかんなる事なかるべしや


 大海へ衆流入る 

 されども大海は河の水を返す事ありや (椎地四郎殿御書)


 
  しを(潮)のひ(干)るとみつ(満)と、日の出づるとい(入)ると、


  夏と秋と 冬と春とのさかひ(境)には 必ず相違する事あり。


  凡夫の仏になる 又かくのごとし。 必ず三障四魔と申す障りいできたれば、 
  
  賢者はよろこび、愚者は退くこれなり。(兵衛志殿御返事)

 
 
 つるぎ(剣)なんどもすすまざる人のためには用ふる事なし。


 
 法華経の剣は 信心のけなげ(勇)なる人こそ用ふる事なれ。

  
 鬼にかなぼうたるべし。

 
 仏の御心は法華経なり。


 日蓮がたましひは南無妙法蓮華経にすぎたるはなし。(経王殿御返事)


   
 
  経文に我が身 普合せり。
 
 御勘気をかほ(蒙)ればいよいよ悦びをますべし(開目抄)



  法華経は 女人の御ためには暗きに・ともしび・ 海に船・  
  
  おそろしき所には・まほりと・なるべきよしちかはせ給へり (乙御前御消息)


 

             日蓮
             Thank you!


諸島問題

2013-06-29 06:24:00 | 世界の過誤
日本の外交、防衛は米国固有の問題だ。
超高層マンション スカイヲーカー
http://blog.livedoor.jp/sky7777777777/



> 「鳩山由紀夫元首相が日本の固有領土について報道陣に対して言及し、
> 話題となっている。先日鳩山元首相が香港のメディアで「(尖閣諸島を)
> 日本が盗んだと思われても仕方ない」と発言。
> それに対し報道陣が直接問い詰めたところ「ポツダム宣言に書いているでしょう
> 固有の領土は北海道 本州 四国 九州 それが固有の領土だと」
> と持論を展開し4島のみが日本固有の領土だという。
>
> ではポツダム宣言を確認してみると次の一文がある。
>
> 「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルベク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、
> 九州及四国竝ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルベシ
>
> 要するに本州、北海道、九州、四国以外の小島の領有権は連合国が
> 決定するという物である。
> この際に領土の範囲を明確にするためにマッカーサーラインという物が規定された。
> このマッカーサーラインが竹島や尖閣の外にあったため、領土争いの原因になったのだ。」
>
>
>
> 要するに、北海道 本州 四国 九州以外の日本の領土領海は、
> 戦勝国(UN)が決定する問題であって、日本政府の介入できる問題ではない、ということ。
>
> ポツダム宣言は、戦勝国である米国、英国、中国(中華民国)に対してなされた
> 終戦宣言だった。戦勝国の実態は米国であって、英国や中国は米国に引き込まれた
> 米国の代理人のような存在だ。
>
> だから、実態としては、日本の外交、防衛に関わる国家主権の問題は、
> すべて米国固有の問題になっているのだ。
> つまり、日本国民が大騒ぎしている「北朝鮮の拉致問題」や「竹島問題」や「尖閣問題」や
> 「北方領土問題」など領土領海に関する問題はすべて米国が解決する問題であるに過ぎない。
> それがいつまでたっても一向に解決しない理由は、
> 米国自身に全く解決の意思がないためだ。
>
> なぜ、米国は日本の領土領海の問題を全く解決しようとしないのか。
> それは、解決しないことが米国の国益になるからであるに過ぎない。
> この条約上の国家間の構造がわかっていないと、
> 「拉致問題」「竹島問題」「尖閣問題」「北方領土問題」がなぜ解決しないのかが
> 永遠にわからない仕組みになっているのだ。
>
> はっきりというと、安倍晋三のいう憲法改正では全く解決しない仕組みなのだ。
> むしろ、主権回復とは真逆に行為といえるだろう。
> 中国のいう「尖閣はわが領土」は単にでっち上げだが、
> 中国は大陸国家であり資源を求めて海洋進出を目論んでいる。
> 資源確保=国家主権であるから、中国による闇雲なアフリカ進出や東南アジア海域進出、
> 尖閣、沖縄併合は、いわばダメ元の国家戦略といえるだろう。
> なぜ、中国共産党がダメ元の国家戦略を主張するのかというと、
> 米国が認めれば嘘でも間違いでも何でもかんでも「正義」になるからだ。
>
> 例えば、中華人民共和国は先の大戦後作られたもので歴代の中国王朝とは
> 何の関係もない別種の新国家だ。
> 世間でいうところの、「中国4000年の歴史」とは、中国大陸でかつて存在した王朝の
> 興亡史であるに過ぎない。だから、先の大戦とは全く無関係であって、
> 戦勝国の一員ではないのだ。中華民国は台湾にある国民党政府であって、
> 本来、戦勝国は台湾政府だといえる。
>
> それがなぜ現台湾中華民国は国際社会で政府組織と認められないのかというと、
> 戦勝国親分である米国がそのように決めたからだ。ただ、それだけの理由なのだ。
> つまり、国際社会のルールがあっても自由自在に捻じ曲げることができるのが米国なのだ。
> 現在、理由もなく戦勝国の一員として中国が国連(UN)の常任理事国になっているのは、
> 米国が認めているからだ。
>
> 日本は国連(UN)の憲法である国連憲章で「敵国」と位置付けられてる今だ「悪の帝国」なのだ。
> 日本は、国際上「悪の帝国」なのだから、韓国が米国の許諾を得れば、
> 無限に「竹島は独島であり、わが領土だ」と主張することも可能だし、中国が米国の許諾を得て、
> 「尖閣はわが領土」と自由自在に主張することができる。
>
> 但し、実際に実効支配するかどうかは米国が決めることだ。
> つまり、北朝鮮問題、竹島問題、尖閣問題、北方領土問題は
> すべて米国による国家戦略の一環で引き起こされたものということだ。
> ロシア人や中国人や朝鮮人は悪だというイメージはすべて米国が造作したものだ。
> すべて条約を見ればわかることだ。

 
>

内閣

2013-06-29 06:16:40 | 亡国
安倍晋三の「Warる害」 戦争財閥三菱の復活 リバイバル記事
戦争はなぜ起きるのか
http://blogs.dion.ne.jp/tanpopo0817/


日本の運命を決定する参議院選挙が近づき、
安陪晋三と自民党による「改憲戦争」が現実のもとなろうとしている昨今、
去年書いたこの記事をぜひもう一度読んでいただきたい。


ー以下、たんぽぽ日記「安倍晋三のWAR害」よりー

自民党の安倍晋三総裁は、政権に復帰したら尖閣諸島に軍隊を配備し、
「憲法9条」を改定した上で中国との一戦に備えるそうである。

安倍は約200兆円の公共事業を約束しているが、
中国との戦争が開始されればその約束は反故にされることだろう。
マニフェストである公約が簡単に破られることは民主党政権下で証明された。


戦争が始まれば安倍晋三の兄である安倍寛信が取締役となっている三菱商事は
大儲けできる。戦争こそが財閥の稼ぎ時である。
三菱財閥は明治以降の戦争利権によって拡大していった。
今でも国内の兵器生産では三菱重工業が図抜けている。

軍需産業は人間の生き血を吸って発展してゆくものだが、
三菱は戦後70年近く棺桶に隠れて復活を待っていた吸血鬼のようなもの。

その吸血鬼に山口県の安倍兄弟が日本国民の血を飲ませ復活させようと企んでいる。
(ナウシカに登場する巨神兵のようなもの)
安倍晋三が今日までさかんに復活の呪文(平和憲法廃止)を口にしているのは、
どうやら戦争によるジャックスポットが目当てであるようだ。
政治はこうした利権と一体になっている。

先日、私の地元である民主党の三井わきお氏の利権について少し触れたが、
国会議員でなくとも利権政治は行っている。

これも私の地元である札幌市の政治腐敗の一例だが、
その議員は自民党系の市議会議員で、
兄弟で最も頭の切れる兄が地元で不動産会社を経営している。
この不動産会社市内に市街化調整区域の土地を多数所有している。
弟にあたる市議会議員が、
兄の会社が所有している市街化調整区域内に相応しくないほどの幅員が広い道路を作ったりしている。
道路などのインフラが整備されればこれらの土地は宅地化されるだろう。

現に、この不動産会社が開発した牧場の宅地に次々と住宅が建てられてきた。
このように兄弟で政治を利用して稼いでいる政治屋が多い。
安倍兄弟の目的も同じではないか。

両手両足をもがれた地獄の天使である三菱重工が、
新たな日中、日朝戦争によって完全に蘇る。
そして人間を殺す為にあらゆる武器の生産を開始するだろう。
以前、私が指摘したように、
そこで作られた武器弾薬は私たち日本人だけではなく、
なぜか敵方であるはずの中国、朝鮮軍にも売りさばかれてしまう。
実際、今回の選挙演説においてあの中国嫌いの代表である石原慎太郎氏自身が、
「兵器を作ってどんどん支那に売ったらいい」と公言している。

まさに私が以前小樽で聞いた、
第二次世界大戦中に、小樽から敵国の船に武器弾薬を積み込んでいた売国企業の復活を、
石原日本維新の会は叫んでいる。
(その裏切りの第二次世界大戦時の小樽で、石原慎太郎の父親である石原潔が
軍需輸送会社である山下汽船の小樽支店長を務めていたのだが・・・)

こうして日本人は自分を守ってくれるどころか、
日本人殺しを画策している連中を国会の代表者として選ばされ、
平和憲法は捨てさせられ、
挙句の果てには、またしても自国制の兵器によって殺されるという、
政府作成の「新悲劇」によって抹殺されようとしている。

安倍晋三が求めているのは経済成長や国民の生活安定ではない。
ひとたび戦争が始まればすべての約束が反故にされ、
時の政権による独裁が始まることを我々は経験済みのはずだ。

あらゆる予算が削られて軍需産業に投入されてしまう。
そして、その中から政治家に多額のキックバックがもたらされる。
その上すべての自由が奪われるのだ。
現に自由の国と呼ばれたアメリカでさえ、
いまや公然と政府を非難する者、
反政府デモを行うものは投獄されている。
いまやアメリカの民主主義弾圧は中国を超えている。
だが、日本のマスコミがその事実を伝えていないだけだ。
我が国が同じ運命を辿る日まで隠し続けておかねばならないから。


安倍晋三が求める新大東亜戦争、その目的は、

「取り返す! 戦争の権利を」
「取り返す! 三菱重工の売り上げを」
「取り返す! 兄貴と共に」
「取り返す! 国民の生命と引き換えに」
「取り返す! 公共事業の利権を」
「取り返す! 我々の目的のために」
「取り返す! かつて日本人に奪われたものを」
「取り返す! わが同法のために」
「取り返す! 前の戦争の借りを」
「取り返す! 日本人を滅ぼして」
「取り返す! 平和という幻想を叩き潰すために」
「取り返す! この安倍晋三が」
「取り返す! 新しい国のために」
「取り返す! この日本列島を、再び半島人の手に!」

日本人の皆さん!お笑い番組を見ている場合ではありません。
真剣にこれら悪しき政治家たちの行いに対峙していかなければ、
あなた自身の生命が危ういのです。

今までにない、一生一度の慎重な選択が求められています。


FTA

2013-06-28 07:32:53 | 世界の過誤
米韓FTA・・・企業が政府決定覆す
テーマ:TPP
対米FTAでゆがむ韓国医療 企業が政府決定覆す
日本農業新聞(2013/6/23)



韓国で、米国との自由貿易協定(FTA)で新設した制度を使い、
企業が米国製医療器具の値上げを韓国政府に認めさせる初の事案が
論議を呼んでいる。政府は引き上げをいったん拒否したが、
米韓FTAで設置した第三者機関が要請すると、承認する方針に転じた。
保健医療団体連合は、同機関が医療品・医療機器メーカーの影響を受けやすく、
「米韓FTAが国民負担を増加させることが明らかになった」と批判。
FTAとの関連を含め経緯を明らかにするよう政府に求めている。
***************************************************

TPPでも同じように日本の法律よりも上を行くので企業の言い分が
認められる。日本は自国民を自国の法律で守れないのだ。
米韓FTAで韓国はコメだけは守ったということになっているが、
早速見直し要請がかけられている。

韓国政府側は一度決まった事については
一切後戻りができない、ラチェット条項というのがかけられているが、
アメリカはいつでも戻せる条項が付いているので
都合が悪くなると戻せるのだ、正に不平等条約である。

TPPは米韓FTAを雛形にして更にアメリカに有利なように決めると
アメリカが言っているにもかかわらず、日本はすべての
訳のわからない条項を飲むと既にオファーしている、
正にキチガイ政府と言える。

何を約束していることやら・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【首相の一日】
6月24日(火)

【午前】8時54分、官邸。9時5分、閣議。30分、
アーミテージ元米国務副長官、ナイ元米国防次官補ら。
10時、再チャレンジ懇談会。50分、徳地秀士防衛省防衛政策局長。
11時49分、石破茂自民党幹事長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マイケル緑さんも参議院選が終わるまで日本に滞在する。
選挙権は彼らに存在すると言えるだろう。

 

シリア

2013-06-27 06:38:21 | 世界の過誤
ブロ友さんの記事より

安倍政権が支援すると表明したシリア反政府軍は
日本人女性ジャーナリストを平気で殺害するのみならず、
敵の死体を切り裂いて内臓を食うような連中だった、
日本のマスコミはなぜ報道しないのか
新ベンチャー革命
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/32172681.html




1.G8サミットにて、ロシアのプーチン大統領のみ
毅然とシリア反政府軍支援に反対した

G8サミット2013に出席予定だった安倍政権が、
G8サミット開催直前の2013年6月11日、唐突にシリア反政府軍を支援する
と発表したのには心底、絶句しました。
なぜなら、日本人女性ジャーナリスト山本美香さんを殺害した容疑者連中を支援する
と発表したに等しいからです(注1)。

ところが、この直後、米オバマ政権もシリア反政府軍の支援を発表して、
G8サミットが開催されました。本ブログでは、オバマ政権があろうことか、
今頃になってシリア反政府軍支援を発表する意図が何なのかわからず、
当初はとても信じられませんでした。
本ブログでは、これまで、オバマ政権の中東戦略をウォッチしてきましたが、
それを振り返ると、この期に及んで、オバマ政権が唐突にシリア反政府軍を
支持せざるを得なくなったのは、よほどのことがあったのではないかと疑われました(注2)。

2013年6月17、18日に行われたG8サミット2013にて、
予定通りシリア問題が議論されましたが、事前に各国間調整が行われていたのか、
シリア反政府軍支援に毅然と反対したのはロシアのプーチン大統領のみでした。

2.暗殺を覚悟しているプーチン大統領
G8サミット2013ではシリア問題でもめるとわかっていたプーチン大統領は、
G8の直前の2013年6月6日、唐突に、離婚を発表しています(注3)。

このニュースを観て、筆者はプーチンが暗殺の危機に晒されていると直感しました。
彼の最大の懸念、それは、妻への危険が及ぶことだと推測されます。
そう言えば、G8サミットへの出席にて、プーチンは食料と水を持参したと聞いています。

3.G8サミットにおけるプーチン発言に世界がびっくり仰天
暗殺テロ被害覚悟でG8サミットに臨んだプーチンはシリア問題に関して、
7対1の劣勢をひっくり返す仰天発言をしました、
それは、ロシア以外のG7各国(日本を含む)が支援しようとするシリア反政府軍は、
シリア政府軍兵士の死体を切り裂いて内臓を引き出して食べるような残忍非道な連中だと
発言したのです、その衝撃発言を米国マスコミCNNが全米に放映しています(注4)。

米戦争屋寄りのCNNですら、この報道を避けて済ますことはできないのです、
なぜなら、先にユーチューブで全米に放映されたからです。
ところが、本ニュースをなぜか、日本のマスコミはあまり報道していません。
一方、米国ではCNNなど米マスコミが報道しているので、米国民はみんな知っているでしょう。

本ブログの見方では、オバマのシリア反政府軍支援発表をプーチンが
一発でノックダウンしたので、シリア反政府軍の黒幕とみなせる米国戦争屋ネオコン、
イスラエル・ネオコン、NATOネオコンはギャフンとなったのではないでしょうか。
本件をG8で大々的に議論すればするほど、シリア反政府軍幹部による
敵の死体の内臓食い事件に世界の人々の関心が集まる結果となります。
これで柔道愛好家プーチンの一本勝ちとなりました。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・
悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.687の注記をご覧ください。

4.プーチンを応援する闇勢力がロシア外に存在するのか
今回のG8サミットにタイミングを合わせて、
シリア反政府軍幹部による敵の死体の内臓食いのユーチューブ画像を流したのは、
恐らく、シリア政府軍を支援するイランなどアンチ・ネオコン勢力だと思われますが、
世界的寡頭勢力の中にも、この動きを暗黙に許した勢力がいるのではないかと思われます。

つまり、ロシアを除くG7各国には、シリア問題を巡って、
対立する二つの勢力が存在するのではないでしょうか、ただし日本を除いて・・・。
本ブログの見方では、米軍を含むNATOのシリア軍事介入に反対する勢力が暗躍して、
G8でのシリアへのNATO軍事介入決定を妨害したとみなせます。

5.オバマのシリア反政府軍支援表明は、
自分への暗殺を回避するための苦肉の策だったのか
本ブログでは、オバマは米国内のライバル戦争屋ネオコンに常時、恫喝され、
暗殺の危機に晒されているとみなしています(注2)。
そこで、窮鼠猫を噛む米戦争屋ネオコンは、今回のG8サミットにて、
シリア反政府軍を軍事支援すると表明せざるを得ないようにオバマを追い込んだのでしょう。
それにオバマは妥協したのだと思われます。

オバマを闇支援している勢力は米戦争屋と対立していますから、
米軍やNATOのシリア軍事介入をできるだけ避けたいわけです、
彼らオバマ支援勢力は米財政立て直しを優先して金融でもうけたいわけで、
米財政を犠牲にして、またも米国が中東戦争に突っ込むのは反対なのです。
ここで断っておきますが、アンチ戦争屋の欧米寡頭勢力は必ずしも平和主義者ではありません。
単に戦争でもうけるより金融でもうけることを優先しているに過ぎません。

6.なぜ、G8サミット2013がアイルランドで行われ、
ビルダーバーグ2013もロンドン郊外で行われたのか
2013年は、オバマと同系統の米民主党大統領ケネディ(JFK)暗殺時の
1963年から50年目の特別な年ですが、ケネディ家はアイルランド系移民です。
ちなみに、JFK暗殺首謀者がシリア反政府軍の黒幕・米戦争屋ネオコンCIA
であることはほぼ間違いありません。
彼らはJFK暗殺実行にてJFK家の呪いを非常に恐れているはずです、
彼らが実行した広島・長崎への原爆投下による日本人被災者の呪いを恐れるのと同様です。
だから、彼らにとって、JFKの呪いが充満するアイルランドにてG8サミットを開けば、
この地でオバマやプーチンの暗殺を企むことは忌避したいはずです。
まさに、ドラキュラが太陽光を嫌うのとよく似ています。

また、米戦争屋を含む世界的寡頭勢力は、ビルダーバーグ2013もロンドン郊外で行うことで、
オバマ寄りの欧州寡頭勢力の主導権を誇示したかったのでしょう、
米戦争屋ネオコンの勝手にはさせないぞという意志表示です。
アンチ米戦争屋ネオコン系に属する世界的寡頭勢力の計画はズバリ当たり、
プーチンの爆弾発言にて、G8における米軍NATOシリア軍事介入決定は有耶無耶に終わりました。

さらに、米国民のシリア反政府軍に対するイメージは最悪になっています。
一方、依然として、米戦争屋ジャパンハンドラーに牛耳られる日本では、
シリア反政府軍の実態報道はまったくなされていません。
われら日本国民は人肉を食らう連中をわれらの血税で支援すると表明した安倍政権が
いかに米戦争屋の言いなりになっているのか、早く気付くべきです。

 

注1:本ブログNo.764『シリア反政府軍を支持する安倍総理:
米国サイバー監視機密の暴露事件の背景を読んだ上で、北
アイルランドG8サミットに出席すべき』2013年6月13日http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/32131250.html
注2:本ブログNo.765『オバマ政権、シリア反政府軍支援を唐突に発表:
サリンを使ったのはほんとうにシリア政府軍なのか』2013年6月16日http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/32146340.html
注3:朝日新聞“プーチン大統領が離婚「2人で決めた」激務が原因か”
2013年6月6日http://www.asahi.com/international/update/0607/TKY201306070001.html
注4:CNN“プーチン大統領、米英などのシリア反体制派支援を批判”
2013年6月13日http://www.cnn.co.jp/world/35033474.html
ベンチャー革命投稿の過去ログhttp://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログhttp://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html