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みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

京都旅行2009秋 №31 知恩院

2009-12-19 | 旅行・京都

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方丈庭園入口の横に、知恩院に古くから伝わる七不思議が紹介されて

いました。

1.三方正面真向きの猫  
  狩野信政筆。大方丈の廊下にある杉戸に描かれた猫の絵で、どちらから
  見ても見る人の方を正面からにらんでいる。

2. 大杓子
  大方丈入口の廊下の梁に置かれている。すべての人々が救いとられる
  という一切衆生救済を表したもの。

3. 鴬張りの廊下
  御影堂から集会堂、大方丈、小方丈に至る廊下。歩くと鴬の鳴き声に
   似た音が出る。

4. 白木の棺
  三門楼上。三門を建てた普請奉行・五味金右衛門夫婦の自作の木像が
  収められている。

5. 忘れ傘
  御影堂正面の軒裏。当時の名工、左甚五郎が魔除けに置いたといわれ
   知恩院を火災から守ると信じられている。

6. 瓜生石
  黒門への登り口の路上。その昔、この石から瓜のうつが伸び花が咲いて
  瓜が青々と実ったと言われている。

7. 抜け雀
  狩野信政筆。大方丈の菊の間の襖絵。襖の雀が、あまりによく描かれて
  いたのでどこかに飛び立ったと言われている。

なお、参拝の際にいただいたしおりでは、忘れ傘、瓜生石以外は非公開と

記されていました。

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方丈庭園

僧・玉淵によって作庭されたと伝えらる池泉回遊式の庭園。

京都市指定名勝。

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大方丈(おおほうじょう)外観。

寛永18年(1641)の建築、重要文化財になっています。

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方丈庭園。

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大方丈前の石段を上り、山亭に向かっています。

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山亭

霊元天皇の第十皇女 浄林院宮吉子内親王の御宮殿を本地堂の

客殿として、宝暦九年に御下付移築されたものです。

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知恩院で一番の高所にあり、古都の町並みを一望できる庭園。

四季折々の遠景を楽しめるとのこと。

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静寂に包まれる小さな庭園でした。

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石段を下り、また、方丈庭園に戻ります。

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小方丈(こほうじょう)外観。

同じく、寛永18年(1641)の建築、重要文化財になっています。

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二十五菩薩の庭。

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この庭は、知恩院所有の「阿弥陀如来二十五菩薩来迎図」を基にしたもので

臨終の時に、念仏を称えれば阿弥陀如来と二十五菩薩がお浄土へ

迎えてくださる様子を作庭したものである。庭に配置している石は

阿弥陀如来と二十五菩薩を、植え込み来迎雲を表している。とのこと。

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小方丈側から観ています。

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京都観光もこれにて、終了。京都駅へ向かいます(*^-^)

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京都旅行2009秋 №30 知恩院

2009-12-19 | 旅行・京都

急な石段の男坂を上ると、また視野が広がりました。

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霊塔

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阿弥陀堂

本尊は阿弥陀如来座像。

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こちらにも、法然上人八百年大遠忌法要の札が立っていました。

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御影堂(みえいどう)。

法然上人の御影をまつる知恩院の本堂。

寛永10年(1633)の火災により焼失。寛永16年(1639)に徳川家光公によって再建され、

平成14年に国宝に指定されました。

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ぐるっと回ってみます。御影堂から集会堂への渡り廊下は修理工事中。

この渡り廊下は歩けば「ホーホケキョ」と鳴るいわゆる「鴬張りの廊下」、

忍び返しとも言います。

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人が集まっていると思ったら、ここにも冬の桜が 

やはり桜に吸い寄せられてしまいますね。

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4千人が入れると言う堂内はぐるりと縁側をめぐらし、規模の大きな

ものになっています。

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経蔵

御影堂の南東に位置し、重要文化財になっています。

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京都旅行2009秋 №29 知恩院

2009-12-19 | 旅行・京都

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京都、最後の観光は「知恩院」。山号は華頂山。

しおりによると、知恩院は鎌倉時代に法然上人が住まわれ、念仏の教えを

説かれた所。徳川家康、秀忠、家光公によって現在の寺域が形づくられました。

全国に七千の寺院と六百万人の壇信徒を擁する浄土宗の総本山です。

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浄土宗は1175年法然上人によって開かれました。

15歳のとき比叡山に登り仏道修行に励まれ、阿弥陀仏のご本願を

見い出されます。

「南無阿弥陀仏」と唱えることによってすべての人が救われる専修念仏の道。

平成23年(2011)は、法然上人が建暦2年(1212)にお亡くなりになられてから、

800年を迎えます。 

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石段を上り、三門をくぐります。

一般に、寺院の門を称して「山門」と書きますが、

知恩院の門は空門・無相門・無願門の三境地を経て至る三解脱門

(さんげだつもん)の意味で「三門」と書くそうです。

元和7年(1621)、徳川二代将軍秀忠公によって建立。

現存する木造門としては、最大級の大きさを誇るこの三門は国宝

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楼上にはお釈迦様や羅漢様をおまつりしているとのことですが

内部は通常、非公開になっています。

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あっ!こんなところに法然上人がっ。

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ライトアップに備えてか、ライトが点々と配置されています。

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広い境内、まずはどこから見ましょうか?

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友禅苑

宮崎友禅翁(友禅染の始祖)ゆかりの庭園。

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東山の湧水を配した庭と枯山水の庭で構成され、池の中央には

観音像があります。

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苑内には、茶席「華麓庵」と「白寿庵」があります。

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華麓庵

京都の名士大沢家の別邸にありました席を移築されたもの。

裏千家15代、鵬雲齊宗匠の命名。

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白寿庵

当山第86世中村康?猊下の白寿を記念して移築された席とのこと。

裏千家14代、淡淡齊宗匠の命名。

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宮崎友禅翁の銅像。

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枯山水の庭。

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白砂のコントラストが鮮やかです。

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次は、御影堂を目指します。

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