面白いです。今回のこのドラマ。
NHKBS時代劇「妻は、くノ一」
BSプレミアム 毎週金曜日 午後8時から →公式HPはこちら
初回は危うく忘れそうなところをエンディングテーマ曲が山崎まさよし氏だということで友人さんのところで思い出させていただき(ありがとうです~/笑)
でも、物語中身はほとんどノーチェックのまま予約録画。
以来、今回の第4話まで…気付けばしっかりきっちり見ております。
時代は幕末に向かう頃。
財政逼迫から少しでも目に付いた藩を取り潰そうとする幕府側。
その白羽の矢が建てられている平戸藩。
幕府の隠密として潜入した織江@瀧本美織と、その先入先として利用され、妻とした雙星彦馬@市川染五郎。
この二人のたったひと月の幸せな新婚生活と、その後のすれ違いの物語を縦軸に、横軸は幕府と平戸藩との攻防。
こちらには田中泯がきっちりと締める重厚なでも人間味あふれる前藩主として存在し、また、織江の母役の若村麻由美もとてもいい。
観ていて、彦馬のゆる~い部分と織江の辛い緊張感がいい塩梅に釣り合って、
幕府との腹の探り合いやら忍びとしての宿命やらを妥協せずに描きつつ、恋物語でもあり。
余計なものを加えない画面作りと、
だからといって懐古主義ではないちゃんと今風な物語の雰囲気。
うーん。うまく言えないんですが。
とにかく心の動きはきちんと役者が演じて余計なナレーションはなく、
映像も作りこみすぎず、静かで激しい。
役者の表現力を信じ、受け取る視聴者側の想像力も認めてくれている。
薄桜記で感じたつくり方でこの作品も作られている。。。いや、おそらく。
そういったつくり方では、薄桜記よりもずっと的確になっていないか?
そんなことを思いつつ。
次回を楽しみにしてたりします。
なんかねぇ。
彦馬さんのダメっぷりが憎めず、織江の頑張りに目が離せず。
そして実は。
太郎吉。。
親とはぐれた迷子の男の子が・・・またいいんです。
一言も話さないのに表情で力いっぱい気持ちを訴えてくる・・・その健気さに行く末を見届けねばっとか思ってしまう母心(笑)
このまま、後半も期待させてもらって大丈夫ですよね?
原作。
ドラマ化される前から本屋さんで度々目にしていて。
でも手に取らずにここまで来ていますが。
これ、、見終わったら読みたくなるか…もなあ(^^;)