のんびりぽつぽつ

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いろいろ、と。
のんびりと。

龍馬伝「愛の蛍」

2010年06月14日 23時23分04秒 | テレビとか、映画とか、
冨さんが託した2匹の蛍。

それが、半平太さんと冨さん、2人のすべてを物語っているような気がして、
ラスト・・・とてもシ・・・・・ンとした(神聖な?)気持ちになりました。
庭を静かに飛ぶ蛍を、ふたりで見ることはもう叶わないんですね・・・・・。

いつもガヤガヤとしている弥太郎。
でも、「里芋もうまい!大根も上手い!」なんていいながらおいしそうに愛妻弁当を食べ、可愛い可愛いわが子に頬を摺り寄せ。
人柄が徐々に膨らんで、この先が、一番楽しみになってきてます。
初めはただ、うるさいだけの人だなあ~~~って印象だったので。。(香川さんの演技力の賜物でしょうか)。

土佐の人々は必死に生きています。

それぞれに信じて生きている。
その場面がとても心を打たれて辛く哀しく、そして感動してしまいました。


蛍・・・。
演出の梶原さん、さすがです。
まさか大河ドラマでこの方の名前を見るとは最初、思いもしませんでしたけど。
陽炎の辻のシリーズ1と2でも、梶原さんは絶賛される回の担当で、
だから、今回の「龍馬伝」で変わらずに認められているのが素直に嬉しい。
画面から伝わる雰囲気もとても嬉しい。
(とかいいつつ、蛍の飛ぶあの映像に実は「るろ剣」も思い出していたりした私。。。
あの光は似てる!というより、同じだ!!剣心が薫に別れを告げる、あのシーンと・・・)


ところで。
山内容堂さんって・・・なに???
この所益々、手のつけられないどうしようもない人にしか見えないんですけど。
あれでいいのか?

微妙に違和感を拭い去れずにいる大河ドラマ。
何がどうなのか判らないまま、これからも多分観ていくけれど。
こうして、ピタっとこころに響く回は、やっぱり大河はいいな、と思います。

願わくば。
土曜時代劇も45分枠に戻してください。NHKさん。(何度も言っちゃってるけど。)
梶原さんに!なんて贅沢言わない。
言わないけど・・・言いたいけど・・・
45分ないと時代劇はその時代のリズムを表現できないって・・・思うんですよ・・・・。本当に!
コメント (2)
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