蘭と一緒に未来へ!

世の中いろんなことが起こっていますが、趣味で日々豊かに過ごして今年もがんばりましょう。

杭州寒蘭の出芽。

2007年07月26日 | 寒蘭
香りと花姿は日本一かな、と思って、結構集めた寒蘭ですが、杭州寒蘭は25年くらい前に花芽跡付きで買って未だ花無しです。それを考えると、子芽になるのと花芽になるのはすべての蘭で環境因子の影響が大きいと思っております
写真はそういう状況でも、一つ欲しいと思い、買ってしまった素心の杭州寒蘭です
花付きで来たので間違いないのですが、木は一本立ちでしたから、2年後の今年、やっと子芽が出てきたみたいです
このままでは、花を見るまでに、の毎日になりそうです(10数年は無理でしょう)

カンラン・国宝。

2007年07月07日 | 寒蘭
寒蘭の芽が出る季節となり、色んな出芽を楽しむはずなのですが、今年はなぜかイマイチです
先日投稿した緑宝が「羆」としたら、こちらは「湖東錦」でしょうか。中押縞+白覆輪+紺爪覆輪という大変珍しい柄であり、いつか手に入れたいと思っていました。
寒蘭だけにもっと大きくなると葉長も40cmくらいになり、葉幅も引いて艶も出ますから、見ごたえありますし、花も地味ながら縞花で見ごたえあると思うのですが、なかなか家の環境になじんでくれていないようです
子苗を10年くらい育てて、初めて花を見たものもありますから、寒蘭こそは究極の辛抱草のような気がします

寒蘭・豊雪の出芽

2007年06月27日 | 寒蘭
今までの投稿を振り返ると猫嫌いのように思われても仕方がないような記事がありますが、生まれてこの方庭に芝生がありましたので、猫の糞に悩まされた(子供らが踏んだりしたのも含めて取って捨てたりしてましたのでニオイがきつかった)のがトラウマです。でも猫さんと仲が悪いわけではありませんです
蘭にハマったのは、香りも良かった事がありまして、個人的な香りの順番は、寒蘭→ニオイエビネ→中国春蘭・寒蘭・報歳蘭→風蘭のような気がします。風蘭は、いっぱい咲くので濃厚すぎることが判断を狂わしているかもしれません
今は寒蘭も芽が出る季節で、富貴蘭が根を鑑賞するように、寒蘭は新芽を愛でます(ピンク、幽霊、赤、青?など)。
家の豊雪も芽が付きましたが、これは花芽か新芽か微妙です
真っ白な芽が魅力の豊雪ですが、やっぱり花を咲かしてくれたほうがうれしいかも

寒蘭の緑宝。

2007年06月18日 | 寒蘭

ガーデンライフという蘭マニア向けの雑誌が昔ありまして、そこで見た寒蘭にも魅かれてしまいました。ちょうど兄貴が佐賀のお嫁さんを貰ったので、大学生の頃、一人で嫁さんの実家を頼りに嬉野寒蘭のお棚めぐりと自生地を見に行きました。嫁さんの実家では、婿さんの弟だということで海の幸やら御馳走で大歓迎して頂きましたが、なにかがあたって一日寝込むことになりました
その頃の寒蘭は豊雪の花付き2本立ちで750万円でしたから、今ではなんだったのだろう、と思います(栽培技術がなかったので育たなかったです。実際私も通算100万円くらい枯らしました)。葉芸ものはもっと高かったので、夢にも買おうとは思いませんでしたが、安くなったので数年前買ってしまった緑宝です。見事な紺覆輪中透芸で羆みたいと思って育ててました。この写真の頃は良かったのですが、今は、春蘭、寒蘭が芽ぐされっぽく弱っていて紹介できません。でも、他にも少しありますから、受けそうでしたら、また紹介します