ユキだるまのつぶやき

歌う仕事の日常とインディーズならではの話あれこれ

リアルソング

2014-10-25 12:46:58 | 音楽
昨夜の銀座BONBONで、オーナー福浦光洋さんの津軽弁朗読を初めて聞いた。

高木恭造さん
という詩人の作品。

題名覚えられなかったが、陽の当たらない村・・みたいな何とももの悲しく、それでいて力強い作品だった。

福浦さんは青森出身のシャンソン歌手。津軽弁ネイティブである。

本格的津軽弁は同じ日本語とは思えず、内容も良く分からないのだけれど、実にいい。

その語りに引き続いてジャック・ブレルの「北の故郷」

なにか、このシャンソンがよそごとでなく、地続きに聞こえた。

シャンソンにありがちな、発信する立ち位置をどこか遠くの絵空事に据えるのでなく、今生きているわたしたちの実感に繋げている。

これをリアルソングと呼ぼう。

今の自分と関係ない昔の外国曲に題材を借りるにせよ、それが単なる西洋に対する憧憬なんかに終始するんじゃ、面白くもなんともない。

いつまでも明治時代のままでは居られないのである。

シャンソンは西洋音楽の名曲の宝庫。それもわざわざ日本語に訳すという丁寧なことをやっているのだ。

もっともっとリアルソングであるべきと思った。

BONBONに行ったら、ぜひリクエストしてみてください。

ぼ

先日アンデレバザーで買ったjun ashidaのアンサンブルを着てみました。まだ工夫が足りない。(撮影:コイさん)


明日は茅ヶ崎文化会館での文化祭に、生徒さんたちの中の若いママたちのコーラスグループが参加するので、指揮振りに行きます。

早起きせねば。


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