そんなわけで、今日もだんまりを決め込むわたくしです。
ですが、長野から帰ったらすぐ見せに来てねと耳鼻科の先生に言われていたので、新しい帽子をかぶってウキウキと出かけてまいりました。
やっぱりシャバの空気はよい。医者に行くんだって楽しいわ。
意外に待合室はすいていて、すぐに順番が来ました。
いつものように喉にカメラを入れて声帯の写真を見ます。
むくみは随分取れて来たのですが
ひえ~~~~~っ!!
2枚の声帯の突合せ部分がギザギザ!!
フィヨルド式海岸のようになっています。
やはり弱った声帯にとって、歌うことによって生じる息の量とスピードは過酷だったのでしょう。
可哀想に。ごめんね。ごめんね!!
先生も驚いています。 あれ~。ノコギリみたいになっちゃって!!
まだ炎症が強いから、まずはそれを抑えますけど、もしかしたらこれをきっかけに声、変わっちゃうかもしれないよ。と。
声帯がぴったり閉まらなくなったら、いつも息もれしたような声になるのです。
当然ファルセットは出にくくなるでしょう。
恐ろしい・・・・。
とにかく頑張って黙っててくださいと言われて帰ってきました。
無力なわたくしは天に運命を任せるだけですけど、いったいこの先どんなことが待っているんでしょう。
明日も黙るしかありません。
さて。
本来今日は日曜日なので、教会に行きたいが、行けば絶対喋るので断念。
友達の家にマッサージチェアをもらいに行くのもキャンセルし、家族以外には会わない一日が始まった。
同居する下の男子は昔から「我が家のお地蔵さん」の異名を取る(わたくしが勝手に思っている)ほど無口なので、仕事に行ったのも帰ったのもよくわからないくらい静かで問題ない。
警戒するのは、まもなく90の変わり者の父で、何でもわたくしに質問する習慣だ。
やれ、電話の子機がどうしたの、エアコンのリモコンがどうしたの。
いちいち質問するのを止めてもらいたい。どうでもいいことに賛同を求めるのも。
戦後の教育も悪いかもしれないが、戦前の男子の教育はもっと悪いとわたくしは思っている。
だから戦争も起こった。
昔のお父さんは威張っている・・とよく言うが、それは立派だから威張っていたわけではなく、そのように甘やかされたから威張っていられたのだと思う。
もちろん偉人は今以上には居たかもしれない。
しかし、民度というのは底上げされないと上がらないものなのだ。
などと、考えながら一日を過ごしました。
歌を歌わないわたくしなど、ただの偏屈でちっとも楽しくない。
そこで歌わなくても出来ることをすることにした。
まずは極端な朝寝坊。早く寝て遅く起きる。当然導眠剤は服用します。
それからブックオフに古本を取りに来てもらう。
本は古本をたくさん買う主義で、どんどん溜まる。
それもラインマーカーを引いてしまうので、転売するのも難しい。捨てるに捨てられない。
それでも中には全然興味を持てずにそのままのもあるし、流行り本もあるので、そういうのはキレイなまま転売。
何十冊で何百円くらいにしかならないのだが、捨てるよりは罪悪感がなくてよいと思います。
それから衣替え。これはホコリが立つのでマスクをしながらなるべく息を止めて行う。
今年はバザーに何も出品しなかったから、余計なものが随分ある。
衣装類はそうそう同じものを着られないのでどうしても増えます。
来年のバザーに回すには場所ふさぎなので、これもブックオフに取りに来てもらうかな。
声を出していいようになったら電話してみよう。
音も聞かない。聞きたいCDは山ほどあるのに。
そうこうしていると、自分が随分忙しく生きて来たんだなあ・・という気がしてくる。
動員数を気にしなければならない仕事が多ければ多いほど、疲労は深まる。
実際くたくたなのだ。
集客した時点で仕事が終わったような気分になるのも大きな間違いで、実は責任というのはその後から問われるわけです。
責任の在りかを取り違えちゃいけない。
1人の人間の中に何十という役割が待っている。
人気商売だから当たり前と言えば当たり前なのだが、もっともっと生活をシンプルにしないと、加齢と共に収拾がつかなくなるに違いない。
これからどうやって生きていくのか。
そんなこともこの際だからこそ考えられるだろう。
ある意味楽しみ。
まあ、こんな感じでわたくしの無言の行は始まったわけです。
水曜日はKAYOさんちでリハーサル。
わたくしたちおおいに喋る喋る。
帰り道で喉がヒリヒリする。KAYOさんは喉が強いから何ともないだろうな。
その当たりから様子はおかしくなった。
木曜日は東中野の日本閣でディナーショーのお仕事。
音響の方に「どうも喉の様子がおかしいので、フォローお願いします」と頼むと
素晴らしいサポートをしてくださり、わたくしを初めて聞く方々は「ハスキーでステキな声!」とか言ってくださり、胸を撫でおろしました。
金曜日は長野県上林の「仙寿閣」で岡澤みさを画伯の作品展に合わせたロビーコンサート。
すでに朝起きると声が出ないので、主催の方に「誰か代役を探しましょうか」とメールするも、「そのままの状態でやってよ」 とのことだったので、午前中から行きつけの耳鼻科に出向き、「どうにかなりますか」と息だけで聞くと、「一応ステロイド注射をしてあげるけど、年内はこれ以上できないよ。今日の仕事なんてそもそも無謀だし、あと1週間は休まないとポリープ必至です。これから忙しい季節でしょう。歌うより喋る方がもっと悪い。とにかく黙っていることだな。」
とキツクお達し頂き、それでもちゃんと注射はしてくれた。
それから急いで新幹線に飛び乗って軽井沢へ。そこから上里さんの車に拾ってもらい、無事会場に着きました。
ここでも素晴らしい音響の方にお会いでき、何とか1時間弱のコンサートは終えられたわけです。
東京から来てくださったお客様たちは、いつものわたくしの声じゃないから、本当にハラハラしたと思います。すみません。
しかし、どうも歌手の声というのは枯れているくらいを好まれる方も多く、「とてもいいお声ね」とか言って帰る方もいるのには、正直、おったまげた。
人それぞれ聞くポイントが違うらしい。音程とか表現方法とかより楽器の音色みたいのばっかり聞くタイプも居るのかも。
何にせよ、今朝になると再び無声状態になったわたくし。
みんなでお蕎麦食べたり、色んなお楽しみがあったんだけど、すべてキャンセルして1人真面目に帰ってまいりました。
わたくしは歌うことと共に喋ることも好きですので、話しかけられれば喜んで答えます。
面白い会話の中には呼ばれなくても入って行きたい。
こういう習性が災いを呼ぶということです。
実際、歌よりも会話の方が喉を閉めているし、電話はもっと悪い。
そんなわけで、明日から水曜日まで休みます。
月曜日の国分寺「Paris Kidori」
水曜日の上野「ライブスペースQui」
わたくしは休演いたしますが、ライブは通常通りやっていますので、みなさま是非お出かけください。
日本閣にて
中野法人会の皆さま、ありがとうございました!
ピアノの上里さん、サックスの川村さん、いつもサポートありがとうございます。
仙壽閣は古式蒼然とした格式ある旅館型ホテルです。
すでに紅葉が綺麗だった。
皇室御用達だそうで。
なんかコワイ日本人形
東京からの女性のお客様。みなさまありがとうございました!!
またご一緒しましょうね!!
で、打ち上げ。
男子諸君乾杯!
肩の力の抜けた説明。お蔭でリラックスできました。
山岳地方らしく、食材は質素ですが色んな工夫がされています。
こちら88歳。愉快なお客様にたくさん会えました。
女子に混じる上里好々爺。
床の間のある部屋で寝るのは何十年ぶりだろう。温泉にも入れたし。
朝には朝の浴衣
みなさま、ありがとうございました。
家の中でもダウンを着ているわたくしです。
急に寒くなって来たこの頃。
声が出なくなるのは 2度とゴメンなので細心の注意を払って生きていますが、それでも風邪引きそうです~!
1つのコンサートが終わると、部屋の中に譜面や衣装を思いっきり足の踏み場もないくらい広げてせいせいします。
これで一区切り。
それから、こそこそと片付け始める。
そして次の譜面を用意するのであります。
さて。次なる目標は
11月22日(火)の「黄金猫」とのコラボ@銀座「ラウンジ・ゼロ」
15年近く前、作曲家の杉原葉子さんとわたくしが二人だけでやっていたユニット「ストリート・オペラ」がこの一夜に復活します。
それも今回はピアノトリオの他、弦楽器お2人も参加!
名前の通り「ストリート・オペラ」のレパートリーは、クラシックもどきなのだが、やや場末感があり。
当時の「臨海事故」を題材にした曲とか、
税理士を目指していた方の大学の卒論を曲にした「中小企業論」などの、一見硬いが実はロックオペラ的な曲、
今回「秋の二毛作」で皆さまに大変ご好評いただいた「時の魔法」他、
話題の「東京の地下鉄」 ついでにわたくしのオリジナル曲「ちょっとあんた」なども混ざり、
ロックナンバーからは「High Way Star」だとか「Smoke On The Water」なども用意されています。
葉子ちゃんの訳による「Calling You」など、いい曲が山積みです。
もちろん葉子バンドの「黄金猫」の方も、ファースト・アルバムから恰好いい曲が目白押しです。
既に本番まで1カ月を切ってしまったので、これから再びお尻の大火事。
毎日記憶力と体力との闘いが始まるのであります。
みなさん、ぜひぜひ見に来てください。
ご予約お待ちしています。
銀座「ラウンジ・ゼロ」http://ginza-zero.jp/
(飲食別です)
よろしくお願いします。
昨日今年の最後の自主ライブ「秋の二毛作」最終回を終えることが出来ました。
みなさま、本当にありがとうございました。
今回は本番前に急に体調を崩し、数日前に声が出なくなる悲惨な現実に直面しましたが、皆さまのお祈りのお蔭と、日比谷東商ビル診療所の杉村浩美先生、慈恵医大の中山先生のご配慮のお蔭により、無事本番までに声を取り戻すことが出来、当日を迎えられましたこと、胸を撫でおろすと共に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
歌い手にとって何より悲しいのは声を失うことで、それは自分の体調管理不十分さの場合もあれば、こんなに管理しているのにどうして?的な、理不尽な思いも入り混じります。
極めて楽観的ではありましたが、バクチのような気分のこの数日間を過ごしまして、何とか本番を終えられたことに深い安堵と感謝を覚えるわたくしです。
当日はたくさんのお客様に恵まれ、何十年ぶりに会う同級生や、いつも支えてくださるお客様、音楽を一緒に作っている同業者の皆さま、多くの方々に支えられていることを痛感するひと時でした。
素晴らしい演奏で盛り上げてくださったピアノの森丘ヒロキさん、ベースの岸徹至さん、ありがとうございました。
そして、会場を貸して下さった老舗銀座「蛙たち」の北村さん、ありがとうございました。
(ちなみに11月29日はわたくし「蛙たち」の通常ライブに出演いたしますので、皆さまお出かけくださいね。宣伝宣伝。)
ゲストで出演してくださった花木さち子さん、三戸亜耶さん(合唱部のデモンストレーションとしてyou are the sunshine of my lifeをコーラスしました)ありがとうございました。(ちなみに2月26日にわたくしたち「合唱部」のライブがあります@銀座「蛙たち」宣伝宣伝。)
そんなわけで、こんな曲を歌いました。
1部
1 パレードは行ってしまった(詞曲 吉田美和)
2 サンジャンの私の恋人 (詞 山本雅臣 曲 E.Carrara)
3 風のささやき (詞 竹下ユキ 曲 M.Legrand)
4 時の魔法 (詞曲 杉原葉子)
5 ちょっとあんた (詞曲 竹下ユキ)
6 ある女(詞 竹下ユキ 曲 米田まり)
7 Je suis malade (詞 米田まり 曲 A.Dona)
8 You are the sunshine of my life(詞・曲 S.Wonder)
9 Broken Vow (詞 竹下ユキ 曲 W.Afansieff)
2部
1 演奏 (ピアノ 森丘ヒロキ ベース 岸徹至)
2 青いジャバ (詞 高野圭吾 曲 V.Scotto)
3 ジョリー・モーム (詞 なかにし礼 曲 L.Ferre)
4 雀のように (詞 高野圭吾 曲 J,Lenoir)
5 いつかの二人 (詞 竹下ユキ 曲 M.Monnot)
6 私の兵隊さん (詞 竹下ユキ 曲 M.Monnot)
7 パダム・パダム (詞 Tiger Lilies 曲 N.Glanzberg)
8 忘れなくては (詞 竹下ユキ 曲 曲 M.Alejandro)
9 黒い鷲 (詞 岩谷時子 曲 Barbara)
アンコール オーシャンゼリゼ(上里知己アレンジバージョン)
写真は渡邉久美さん
いつもながら、ライブ感溢れるステキな画像をどうぞ。
花木さち子さん(左) 三戸亜耶さん(右)ありがとうございました!
そうこうしているうちに、秋の二毛作最終回の前日となりました。
前日がリハーサルというのはなかなか厳しいものなのですが、忙しいミュージシャンの方々の予定を合わせるのはなかなか大変なことなので、こうなりました。
しかし。しかし。
ピアノの森丘さんもベースの岸さんも、ボーカルの気持ちのよく分かる方々!
わたくしに決して無理をさせないように、色々と配慮してくださって、わたくしは声を出すことが全然辛くありませんでした。
それから向かった自由が丘ラマンダの「ソワレ・ド・ラマンダ」では、理数系のシャンソン歌手田尻勝久さんが音響を担当してくださって、今持てる声以上の輝きを引き出してくださったので、喉の負担がないだけでなく、むしろ声の状態がよくなっているのには驚きました。
このように歌手にとって音響はとても大事です。
時々「歌がよければ何でもいいだろう」などと言う野蛮人も居ますが、そういう人は竪穴式住居にお住い下さい。
そんなわけで、若い男子たちに親切にされて、すっかりご満悦のわたくしでした。
さて。
明日はどんな声が出るでしょうか。
みなさま、お楽しみに!!
3時から@銀座「蛙たち」ですからね。
どうぞお忘れなく。 お待ちしておりますよ!
引き続き用心しながら暮らしています。
昨晩見た夢は最悪でした。
大きな体育館みたいな場所で仕事です。
そもそも自分は何を歌えばいいか分かっていない。
ピアノは上里さんで、その他のバンドメンバーは知らない人ばかりです。
お客さんがどんどん入って来ますが、いったいどこの国の人たちなのか、真っ白装束も居ればムームー姿も居る。
何故かわたくしはどこの子だかわからない男の子を肩車しながらステージに上がります。
目の前に広がっているお客さんに
どっから来たの~???
的な挨拶をすると、まるで分らない言語で「〇✖△!!」とか言われ、仕方ないので「ウエルカ~~ム!!」とか言って歌い始めるのです。
肩車したまま。
LOVEという曲をFのキーでと言っているのに、上里さんは全然違うキーでイントロを弾き始めました。
え?これは!!
と思ったけれど、バンドも演奏に付いて行っちゃってるし、まあいいかと思って歌いましたら、ものすごく陰気なLOVEになってしまい、
どうしよう!
と思った途端、エンディングも無しで1コーラスでバンド全員でその曲を止めて、
わたくし一人が肩車しながら立ち尽くした。
という夢でした。
忘れないうちに書き留めて置きます。(何のため)
この度は皆さまにたくさん心配して頂いて、本当に幸せなわたくしです。
ありがとうございました。
そんなわけで、昨晩は医者様に頂いた風邪薬のおかげで11時に眠ることに成功!
朝8時に起床するという、まさに年頭の抱負通りなのです。
とても残念ながら、本日山口葵さんとのランチの約束もキャンセルさせて頂きました。
来年3月30日(木)にジョイントライブをやるのです@新宿「J」
是非ご予定ください。(ついでに宣伝してみました。)
J医大のN教授からもメッセージ頂き、コーヒーは喉を乾かすので、むしろ白湯を大量に飲むことを勧められ、一日中お湯を飲んで過ごしました。
基本的にわたくしは元気です。
熱もないし、喉も痛くない。咳も出ません。
果たしてどこが悪いのかよくわからないのですが、一昨日熱が出たことは事実だし、喉も痛かったのです。
しかし、そこで油断してはいけないそうです。
魔法の薬ステロイドは炎症には著効するが、感染には弱くなるので、新たな風邪などを引きやすくなるそうです。
マスク、うがい、手洗い重要。
暖かくして、水分と栄養をとり睡眠。
本番直前まで喉を使わないこと。
など、 細やかにご注意頂きました。
ありがとうございます。
しかし、本番まで喉を使わない・・・・というのは、かなりの難題です。
今、自分がどのくらいの声が出るのか分からないのも困るし、ウォーミングアップせずに本番にいきなり声を出すわけにもいきません。
試しに家の中で一番響きのいい場所で、ちょっとだけ歌ってみました。
中音、高音には問題がありませんが、低音に問題があるように思います。
これは何日もろくに声を出さなかった時にも見られる症状です。
もしかしたら、ちゃんと出せば出るのかも知れません。
でも、油断は禁物です。
なんとなく目の下にクマもあるような気がします。
たくさん寝すぎたので、調子が狂ってる感じもします。
しかし、とりあえずもらった薬はしっかり飲んで、よく食べよく眠りで、土曜日のリハーサルと夜のライブに備えます。
そして日曜日に皆さまと笑顔でお会いできるよう。最大限に務めたいと思います。
それが出来たら、せいせいして祝杯を上げるつもりです。
皆さま、ぜひご一緒に祝杯あげられるようにお祈りください。
どうぞよろしくお願いいたします。
そんなわけで、日比谷にある耳鼻咽喉科へ行ったわたくしです。
この先生にはお父上の代からお世話になっているので、わたくしの歌手生活の中の1部になっています。
3日と空けずに通っていた30代の頃、こんなに医者通いしなければならない自分の方がオカシイんじゃないか・・・と発声法に取り組んだきっかけにもなりました。
若い頃は日曜日にビルのカギを開けて、点滴打ってもらったり、本番前に新宿駅で注射打つ・・と言ってくださったのを(警察に捕まりそうなので)断ったり、熱血振りも半端じゃなかったですが、最近はさすがにそんな元気はないとおっしゃる。
それでも2年前にはわたくしの肺炎を見つけ、命拾いしたり、他科のクリニックとの連携も取れているので、他の科を紹介してもらったり、色々ご協力頂けています。
本日の診断結果としては「それほど悪くはない、普通の風邪」ということでしたが、今度の土日がハードなので、ガッツリ治してもらうことにしました。
魔法の薬「デカドロン」
今時こんな薬を出すのは珍しい・・と言った医者様も居ましたが、このステロイドは父上の代からのもので、とてもよく効くのであります。
ややコワイですけど。
このクリニック、看護婦さんは若くてふわふわした方が多いですが、それに比べて薬局の人たちは先生以上に熱血。
本番前ですか。今日は、注射打ってませんね?でしたら、今ここでお薬一式飲みましょう!!
と紙コップに水を入れて、目の前で各種飲まされます。
お腹すいてるんですけど、大丈夫でしょうか。
と、聞いても「水多めに飲みましょうか」とか言います。
口調もキャリアウーマン風で、何だか頼もしい。
体調崩している時には、しっかり、はっきりサポートされるとウレシイものなんですね。
今朝、体重測ったら難なく2キロ落ちていました。
熱が出たからだと思います。
でも熱が出るのはいいことだと先生は言いました。
80の患者さんは「肺炎です」・・・と診断した3日後に亡くなったと。
年取ると、熱も出ないので病気になっても医者に行かないのよと。
熱が出るのは若い証拠なのであります。
さて。体力も落ちたので、しっかり肉でも食べようと思います。
当面ビールは禁止です。
昨日の朝、いきなり喉の痛みがあり、「やや。これはいよいよ『ヨガ教室、風邪引き生徒混入事件』のとばっちりが来たかな・・・と危ぶんでいたのですが。
仕事へ行く道すがら、悪寒がするので近くのユニクロでヒートテック2枚買って衣装の下に着ていたら「今日はこんなに暑いのに」とヴィラージュの目崎さんに笑われました。
店内でも一切禁酒で、シナモンティーなど飲んで温まりました。
歌う分には楽しかったですが(何としても三浦さんのピアノでやりたかった新曲もあり) だんだん熱も出て来たので新宿から家までタクシーで帰ってきました。
買っておいた小林製薬の「ハレナース」
はなかなか良いです。
扁桃腺が腫れると、お決まりのコースをたどり、声を失いますので気をつけなきゃいけません。
今日は銀座「天使のコンチェルト」に出演予定でしたが、そちらはお休みさせて頂き、治療に専念したいと思います。
これから日比谷の耳鼻咽喉科へ行き、恐らくステロイド治療になるかと思います。
みなさまにはよい状態で、日曜日のコンサートでお会いしたいです。
お待ちしています。
本日は合唱部のリハーサルをしました。
新たなレパートリーに挑戦中!
さて。
いよいよ今年の自主企画「秋の二毛作」最終回だな~。
何せバンドリハーサルが本番の前日なので、今週の目標は「体調を整える」・・・です。
みなさま風邪が流行っているので要注意!
そして今週のライブは
10月18日(火) 新宿「ヴィラージュ」
ピアノ三浦高広
19:30~3回ステージ ¥5500(1ドリンク付き)
03-3357-3007(新宿中央通り商店街)
http://members3.jcom.home.ne.jp/village2/
10月19日(水) 銀座「天使のコンチェルト」
米田まりさん 千羽愛子さんとご一緒に
ピアノ上里知己
19:30~3回ステージ チャージ¥6000(ドリンク別)
http://tenshi-no-concerto.com/
チラシデザイン:富永さん
10月22日(土) 自由が丘「ラマンダ」
ソワレドラマンダ
シャンソン愛好家の方々のライブにゲスト出演します。
18:30~ ¥2000
http://www.lamanda.co.jp/
10月23日(日) 銀座「蛙たち」秋の二毛作②
・・・秋の実りの自主ライブ
ピアノ森丘ヒロキ ベース岸徹至
チケット予約制 ¥5000(休憩時間にドリンクサービス)
開場14:30 開演15:00 銀座コリドー街
http://www.kaerutachi.jp/
当日券少々あります。
行ってみようかな~と思った方は気楽にいらしてください。
ご予約なさった方は、お忘れなくお出かけください。
お待ちしています。
本日お天気に恵まれ、聖アンデレ教会毎年恒例「秋の大バザー」無事終了致しました。
皆様お疲れ様でした!
今年は夏あたりからバタバタしていて、献品や準備にほとんど貢献できなかったので、せめて当日に力を尽くそうと思って出かけて行きました。
開場前のひとときの様子です。
わたくしです。スチームパンク風帽子はバザー用小道具として持参しました。
みんな、張り切っています。
この会場にギッチリお客様が来るんですから、すごいものです。
外では本格的焼き鳥ほか各種お食事。靴、カバン、本、CD・・・なども。
バザー委員長は母校の先輩であるS氏。細やかな気遣いと遊び心で実に見事にバザーをコンダクトなさいました!
アンデレ教会のバザーと言えば業者がお忍びでやって来るほど掘り出し物のあるバザー。
クオリティの良さもさることながら、終了間近のプライスダウン。対応の丁寧さで毎年ご好評頂いています。
わたくしは今年も婦人服のコーナーで働かせて頂きました。
鏡の前で衣類を当ててみている方に軽く声を掛け、励まし、アレンジの仕方を提案する所は歌のレッスンとまるで同じであります。
皆様嗜好はありながら今一つ決めかねていて、背中を押されるとすんなりと新しい冒険に踏み出せるのですね。
そんなわけで、わたくしはいつも通り怪しげなアドバイスをさせて頂き、色々な方との触れ合いを楽しんだわけでありました。
今年はきちんとドレス類を献品出来ませんでしたが、本日帽子を20個くらい持参しました。
帽子好きというのはテレパシーが通じるのでしょうか。
わたくしが出品した帽子を4つも5つも抱えて鏡の前に立っているお客様。
いとおしいです。
その中で、本日わたくしがかぶって行った帽子(黒の三つ折)にそっくりなものを試着しているお客様がいました。
なおのこと親近感が湧きました。
そうこうしながら、バザーは終了。
今年も全額、各施設に寄付するだけの金額になったようです。
よかった!!
ホールで軽くビールなど飲みながら、お疲れ様会。
バザーの始まりと終わりに笹森司祭のお祈りがあるのも素晴らしいことです。
さて、帰ろうと思ったその矢先。
わたくしの被って来た帽子が見当たりません。
日頃わたくしの被る帽子は古着屋や古道具屋で買った(オリジナルは高価だが)安物ばかりですが、あれはどこかのファッションビルに新品で売っていたものを買ったお気に入りです。
ない。ない!!
・・・・・・・・・・・。
そうです。
迂闊にもまぎらわしい場所に脱いで置いたわたくしの帽子はバザー商品として、¥200くらいで売られちゃったのです。
さっき、親近感を覚えたお客様が試着していた帽子は、まさにわたくしのそのものだったというわけです。
お客様。
もしこのブログを読んでいらっしゃったら、その帽子、¥400で買い取らせて頂きますので、返してください。
そうでない場合は、どうぞ大切にしてやってください。(号泣)
そんなわけで、お気に入りの帽子は居なくなってしまいましたが、本日の戦利品もなかなかのものです。
信徒はお客様が引ける頃になって買い物するのですが、それでも掘り出し物がたくさんあります。
ジャン!
正しい喪服を含めた10点。
約¥2000ほどでゲットしました。
これをどうアレンジして着るかも楽しみのうちでございます。
みなさま、来年はぜひいらっしゃいませ。
本日は茅ケ崎でレッスン
来年1月20日(金)の昼間に銀座「蛙たち」をお借りして、わたくしと生徒さん有志によるセッションライブをやることにしました。
これからチラシを作ります。
手作りコンサートですが、こういうの楽しい。
お時間あればぜひご予定ください。
さて。23日に迫ったわたくしの「秋の二毛作」最終回ですが、この度はエディット・ピアフの曲を歌うコーナーを作ろうと思っています。
新訳詞もあるんですけど、困ったことにイギリスの不思議なおっさんグループ(Tiger Lillies)が英語でカバーしている「パダンパダン」を見つけてしまい、 その訳詞の見事さに感心したので拝借してやりたいのだが、何せあと1週間。
果たして覚えられるかどうか全く自信がありません。
どうすべきか悩んでいるところ。
森丘ヒロキ(ピアノ)+岸徹至(ベース)の演奏なので、もちろんジャズバージョンになると思うんですけど、さぞや面白いだろうなあ。
わたくしがこのボケ脳にカツを入れられるかそこが思案のしどころです。
ギリギリまで粘って、ダメなら通常通り日本語で・・ということにするかもね。
諦めまい。
な、ことを考えている間、北海道では市民マラソンがあったそうで。
わたくしが苫小牧「カプリス」の変わったオーナー山崎さんに数年前送ったツタンカーメンを被って走った居酒屋「文ちゃん」の奥様テイちゃんは、なんと審査員特別賞をもらったそうです。
おめでとうございます!!
被り物に合わせて、山崎さんと一緒に徹夜で衣装も作ったそうです。
何考えてるのやら~!!
(ちなみにお隣の方は山崎さんじゃありません。後方に見えるのはご主人の「文ちゃん」です。何かもらえたんでしょうか。)
「走るの苦手だが、仮装で頑張った。」とのことです。
テイちゃん。どうぞ居酒屋に来るお客さんをツタンカーメンでお出迎えしてください!
山崎さんには衣装をもらったお礼に、この度ヅラを3つお送りしましたので、またそのうち写真が送られてくるのではないかと思います。
遠い地に居ても、何かとお騒がせな皆さまでした。
今年の抱負は「早寝早起き」だったことを思い出したわたくし。
昨日はレッスン後に行く予定だったライブも諦め、とっとと帰宅した。
一昨日の「ヨガ教室、風邪ひき生徒混入」事件もあり、体調に不安もあったし。
間もなく年末だが、この際今年の抱負を実現しようかなと。
そうだ。さっさと寝よう!
折しもTV「ためしてガテン」では、「脂肪肝を睡眠で治す」ことを勧めていた。
別に脂肪肝ではないが、肝臓に良いことはわたくしにも良いはず。
そうだ、さっさと寝よう!
しかし、わたくしのように寝つきの悪い人間は、だんだん寝るのが恐ろしくなって、つい夜を征服するために朝早くまで起きてしまうのですが、それはいけないことなのです。
そうだ、さっさと寝よう!
そして、導眠剤を使えば、何時であろうと眠れますが、それでは自然のリズムとは言えないわけです。
などと考えているうちに、またしても深夜になってしまい。
この際、たまった譜面でも書こう。
などと、作業を始めたら、もう朝なのであります。
頭を乗せたら即座に眠れる枕とか、売ってないでしょうか。
ちなみに、そういう宣伝の枕はすでに持っています。
昨日はホットヨガ教室の「肩こり改善ヨガ」のクラスに行った。
とても上手な教え方のインストラクターで、1時間とても上手に導かれたのだった。
それなのに。
ご存じの方はご存じだろう。
ホットヨガというのは、弱いサウナ状態の部屋で行われるので、部屋が密封されている。
そこへ持ってきて。
鼻をズルズルする音、いや~な咳の声がする。
ヨガのいいところは、自分だけに集中するので、さほど周囲の人の事が気にならないところなのだが、さすがにこの音には恐れおののいて、わたくしはひそかに周囲の様子をうかがった。
すると、やや遠くのインストラクターの近くに怪しい人物が。
ここへ来ている人はだいたい20代~50代くらいの主婦層で、「ちょっと痩せたいわ」とか「体調を整えたいわ」などと思っている感じがする。
しかし、この怪しい人物は(服装もトラ柄で怪しい)年齢不詳で、50キロくらい痩せた方がいい体型をしている。
だから、言われるポーズは何ひとつ出来ない。
ただヨガマットに座って左右に揺れて鼻をかんだり、咳をしたりしているのだ。
インストラクターの先生の目の前で、ゴホゴホ、ズルズルである。
わたくしは思わず心の中で悲鳴を上げた。
ひぃぃぃぃぃ~~~~~っ!!
この密閉された空間でこんなことをされたんでは、全員病気になってしまう!!
どうしてこんな時にわざわざやって来て、マットの上で揺れているだろうか!!
案の上、家に帰ると胃腸が変な感じだ。
夜には喉も痛くなってきた。
今頃、あのクラスの生徒はみんな具合が悪いに違いない。
ああ。
わたくしは今週はレッスン三昧で、来週は通常ライブに加えてコンサートまであるのに、いったいどうしてくれるのだろうか!!
とりあえず、これ以上ひどくならないよう、パブロン飲んで寝ることにします。