ユキだるまのつぶやき

歌う仕事の日常とインディーズならではの話あれこれ

いよいよ12月だ!

2010-11-30 21:57:48 | 音楽
今日は休みだったんでYOU TUBEでカウンターテナーを色々聴いた。

たぶん韓国人のぽっちゃり型のおじさん風で、お世辞にも美男子とは言えないシンガーのカッチーニのアベマリアが良かったんだけど、保存し忘れたので誰だか分からなくなった。

知ってる人は教えて。

あと「カッチーニのアベマリア」(カッチーニが作曲したわけじゃないらしい。ロシア人が何故かカッチーニの名を語って70年代に書いたものだとか。)は同じく韓国のSUMI JOという女性が上手くまとめてるね。
http://www.youtube.com/watch?v=HIeCthPXJiw&feature=related

口あんまり開かないからピアニッシモの響きで息が持つんだろうな。
何言ってるかははっきりしないけど、アベマリアしか歌詞無いしOK.

この曲は4小節息が続かないと良くない。

アジアの顔でゴシック風の曲を歌うこと自体が別の意味で色があり。


美し過ぎるのがこれ。
http://www.youtube.com/watch?v=JKtqYYg3ZZs&feature=player_embedded#!



いや恐ろしいね。こんなに一年が早いと。

臨終も遠くないよ。

などと思いつつ、仕事します。



今週のライブは


12月1日(水)
西新宿ヒルトンホテル東京1F「セントジョージバー」
http://www.hilton.co.jp/HiWayWeb/appmanager/portals/hotel?_nfpb=true&_pageLabel=hotel_dining_detail&diningId=65547&ctyhocn=TYOHITW20:00~4回ステージ
ピアノ 石田衛 ベース松島憲昭


12月2日(木)
六本木ヒルズ「ヒルズクラブ51」(会員制)


いよいよクリスマスバージョンじゃ。





ちなみに来週は色々イベントがあるからどうぞ来てね。

12月8日(水)
上野池之端「ライブスペースQUI」
毎年恒例「和食でメリークリスマス」コンサート
18:30開場
19:30開演 2回ステージ(入れ替え無し)
ピアノ西直樹 ベース小井政都志
予約制¥10000(食事+フリードリンク+ライブフィー)
http://www.livespace-qui.com/

12月11日(土)
藤沢「ル・クラシック」
classe de chanson 岩間南平 クリスマス会2010ゲスト
13:30開場
14:00開演
¥3500(1ドリンク+プチケーキ)
http://www.starmore.com/



昨日は。

2010-11-29 14:58:52 | 音楽
昨日より教会はクリスマスを待つ降臨節という暦になりました。

さっそく登場したクリスマスツリーと、クリブと呼ばれるキリスト誕生のシーン






聖歌隊の練習を終え、聖婚式に参加し、その後向かったのは新橋。


先日もお話した故シャンソニエ「アダムス」の跡地にある「燈門」というミュージック・サロンへ。

昨日はオーナーの伊藤さんのコンサートだったわけです。

いつも気配りの伊藤さん、思い切りはじけてました。


タイトルは「マリアな夜」
クリスマスを意識してますね。
何と5日間のロングランコンサートです。



いきなりこれだし。
歌うは「ちあきなおみ」さんと「前川きよし」さんの曲。
私はこのスタイルが一番好きだった。



こんなになったり。



伊藤氏の弟子の「えなり」君のハーモニカと伊藤さんのピアノデュオ。



座持ちの「えなり」君



タイトル通りマリア様に変身!



ショール取ると薔薇だらけになっていた。
百万本のバラ。


ショーパブ系コンサートで楽しかったです。

大入りのお客さんも大喜び!!




伊藤さんには変にシャンソンにこだわらずに、このエンターテイメント路線を極めて欲しいと思いました。



皆さん5日間お疲れ様!


まずはゆっくり休んで、年末に向けてまた頑張ってください!!

売り出し。

2010-11-28 01:37:40 | 音楽
年末のイベントにすったもんだしている間に、たちまち新年が来るのだったっ!!

すみませんが、来年の話をさせてもらいますよ。

来年の新春コンサートは1月16日(日)午後4時半から
荒川区(千代田線「町屋」駅の上)「ムーブ町屋」にて。



このところの数年はいつもテーマ縛りで音楽をやって来たような気がするが、今回はそういうの一切止めて、シンプルに「歌」に向かおうと。

自分の「声」を活かせる曲に単純に向かい合うつもり。

そんなわけでタイトルは
「映画音楽」と「みんなの好きな歌」

何と投げやり、他力本願な~~~っ!
と思われるでしょうが、なるべくナチュラルに歌いたいなあと思いましてね。
ほほほ。


嬉しいことに今回でこのコンサートも12年目です。ついに一回りしました。

皆さんのお陰です。

ありがとうございます。



そんなわけで、心と身体が緩むようなコンサートを目指したいです。

ぜひお誘い合わせの上お出かけください。


チケット売り出してます。
¥4500


ご予約はメールかコメントから。


ではよろしくお願いします。

アイロンの友

2010-11-26 02:30:32 | 音楽
仕事に行く前にたくさんアイロン掛けをした。

お共は波多野睦美さんのCD。


「サイレント・ムーン」

「サリーガーデン」などのイギリスの古謡を特集している。
賛美歌になっているものも。

この声は貴重だ。

ヨーロッパのエキゾチックな時代の歌をとことん歌いこなしている人と言っていいだろう。

イギリス、オーストリア、ドイツ、フランス、スペイン、ブラジル・・・・そして日本も。

透明感と深さと人懐こさを兼ね備えた風のような声。完璧な発音。

イメージは巫女とかセイレーンとか。


CDの数だけ考えてもレパートリーは計りしれない。

しかしどんな歌も「声」という武器を持ってすれば、印象は一つ。
「波多野睦美」の歌。

てらいなく着々と積み重ねられる作品たち。


こんな仕事ができたらいいなあ。


ああ羨ましい~~。


と、思いながらワンピース、スーツ、スカーフ・・などが出来上がり。

勤労感謝

2010-11-24 01:50:58 | 音楽
昨日は勤労感謝の日だったので、自分に感謝して仕事前にオペラシティーでバッハコレギウムジャパン(BCJ)を聴いた。

バッハなどの古楽を歌う合唱と古楽器楽団のアンサンブルで、一人ずつがソリストとして活躍している16,7人による合唱と、古楽器ならではの柔らかい音色が楽しめる管弦楽が聴ける。

昨年は夢中になって一年に4回も聴きに行ったが、今年はそうでもなくて今回が初めて。

指揮者が裸足でひまわりを持っているチラシが送られて来たので、これは行かねばなるまいと思った次第。


出し物は「バッハ大祝祭カンタータ」で
音楽劇
「鳴れ、太鼓よ!響け、トランペットよ!」
「敗れ、砕け、壊て」(鎮まりしアイオロス)

よく知らない演目だったが、教会音楽ではなく世俗音楽なのですと。

私がクラシックを聴く時の条件として、

目を閉じると教会の中に居るように聞こえる

ことと

聴き終わった時にマッサージを受けたように心地よく身体が緩む

ことが大事なのだが・・・。


実はどうもオペラシティという会場と私の相性は悪いらしく、
去年行った時はステージに近過ぎてつまらないことばかりが気になりあまり楽しめず、
今日は後ろから2列目のお安い席で音が遠くてあまり楽しめなかった。


残念なことである。

古楽アンサンブルにこの会場が大きすぎるのか、それともこの会場の天井が高すぎるのかよく分からないが、去年のクリスマスにサントリーホールで聴いた時には、合唱の声の臨場感がもっともっとあったので、やはり会場のせいではないかと思う。
合唱の迫力がいまいち届かなかった。

それと、この合唱団は粒よりのメンバーによるアンサンブルの迫力が魅力なのであって、今回のようにソロ曲が多いと何だかつまらない。

もっと合唱が聞きたかった。

演目に対する知識が無くて出かけたわたくしが悪いのではあるが、ソリストを聴くつもりだったらもっと別のコンサートに出かけたと思う。


まあ、そんなわけで自分の勤労に感謝しながらヒルトンの仕事に向かったわけです。


街はすでにクリスマスのイルミネーション

オペラシティーのツリー


ヒルトンホテルのツリー





楽しい季節になって来た!!





今週が始まる

2010-11-21 18:10:29 | 音楽
今日は隣のオルバン教会との合同礼拝で、聖歌隊同士一緒に歌うことになっていて楽しみだったので、3時間しか寝ていなかったが必死に起きて出かけた。


やはり聖歌隊の人数が多いと盛り上がりますな。
なかなか良い奉唱ができたのではないかと思います。


礼拝後はアンデレ教会主催のランチバイキング。

各自一品持ちよりで、腕に自信のある方は素敵なお料理を作って来たわけだが、私はそんなわけで(どんなわけだ)朝慌ててコンビニでおにぎりを買って提出しました。とほほ。


オルバン教会は基本英語圏の人のための教会だから、バイキング会場でのスピーチは通訳係の人が相互に説明を入れてくれる。

どっちも流暢にしゃべる人がたくさん居るので不便はないが、初めて見る愉快な光景も。


日本人司祭の日本語スピーチの通訳を頼まれた方が何故か、もう一度日本語に言い直してスピーチしていた。


いったい何のため・・・・???


ご本人はいたって自然にやっていたので無意識だったのだと思う。


周囲から注意されて、急いで英語にスイッチ。

器用だな~。


今夕は荘厳な光の式があるので、出席しようと思いましたが体力の限界でした。


料理上手なY氏からもらった「ウナギ飯」で夕飯を済ませて、そそくさと寝ようと思う。寝不足で風邪引きそうなので。


今週もよく歌うよ。

23日(火)
ヒルトンホテル東京1F「セントジョージバー」
http://www.hilton.co.jp/HiWayWeb/appmanager/portals/hotel?_nfpb=true&_pageLabel=hotel_dining_detail&diningId=65547&ctyhocn=TYOHITW 20:00~4回ステージ
ピアノ井上ゆかり  ベース大角一飛


25日(木)
ヒルトンホテル東京1F「セントジョージバー」
http://www.hilton.co.jp/HiWayWeb/appmanager/portals/hotel?_nfpb=true&_pageLabel=hotel_dining_detail&diningId=65547&ctyhocn=TYOHITW 20:00~4回ステージ
ピアノ山崎洋一  ベース大角一飛


26日(金)
銀座「シャンソンバーBONBON」
http://www.bonbon-ginza.jp/index.html 19:30~3回ステージ
ピアノ上里知巳


27日(土)
ヒルトンホテル東京1F「セントジョージバー」
http://www.hilton.co.jp/HiWayWeb/appmanager/portals/hotel?_nfpb=true&_pageLabel=hotel_dining_detail&diningId=65547&ctyhocn=TYOHITW 20:00~4回ステージ
ピアノ田村和大  ベース松島憲昭


わくわくする一週間でありますように!!

年末色々

2010-11-21 01:29:15 | 音楽
なんだかやたら喪中のハガキが舞い込む今日この頃。

一年に家族を複数失う人もいて。

だんだん自分がそういう年になって来てるんだと実感する。

そろそろ身の回りの整理をし始めよう。冗談でなく。

今私が急に死んだらあまりのガラクタの多さに家族も頓死すると思う。


六本木も日に日にライトアップが激しくなっている。


だが、まだまだだね。

クリスマスに向けて更に頑張ってくれ。


一昨日は何故かハリーポッターを下の男子と二人で見た。

「あんたに世話になったことは今まで一度も無い」

と言われたその日から冷戦が続いていて碌に口もきいていなかったが

TVで吹き替え&CM付の映画を一緒に2時間以上も見てしまった。


吹き替え映画は時々気持ち悪い感じがするので好きでないし、
CMはトイレに行くのにはいいだろうが、映画の途中に入るなど言語道断!
馬亀!!と日頃は思っているのだが。

下の男子とは1作目からハリーポッター繋がりだったこともあり。


何となく会話もしてしまって、冷戦が年越しにならずに済んだらしい。

ふん。誰がおむつを替えたと思っているんだ・・と言ってやりたい気持ちもあるが、
どうでもよくなってしまった。


さて。



今年は見事な赤字決算の一年だった。

来年は『自主』コンサート減らして真面目に働こう。

などと言いつつも年内でお暇するライブハウスもあり。



久々のカウントダウンは六本木ヒルズです。

会員制だから皆さん会員になって頂戴。

大晦日めがけて頑張らんと~!!

いいな~。

2010-11-15 23:44:01 | 音楽
アンデレ教会の信徒で現在サンフランシスコ在住の原口さんから、サンフランシスコのハロウィーンの写真を頂いた。

家々のデコレーション








原口家は家族3人でジャコランタン制作したとか。
すごいじゃない!!




お菓子をもらいに来た子供たちの仮装。
後ろの大人にも注目!!








この目で見たかったなあ~!!

この時期にSFに行くと楽しいかもね。


さて。


今週はこんな感じ

16日(火)・・・今週来るならここだっ!!
四ツ谷三丁目ウナ・カンツォーネ
http://www.una-canzone.com/
20:00~3回ステージ
今一番みずみずしいシャンソニエではないでしょうか。
横山智子さん、川島豊さんとご一緒に。
ちなみに12月21日(火)はウナカンで初めてのクリスマスコンサートです。是非ご予約を!!



20日(土)六本木ヒルズ「ヒルズクラブ51」(会員制)



元気な一週間でありますように!!

土日

2010-11-15 01:41:00 | 音楽
土曜日は虎ノ門の「アートホールアフィニス」へラインハルト・ラツコ(チェロ)&後藤直子さん(ピアノ)のデュオリサイタルへ。

クラシックホールは音響第一でスタジオの中みたいにそっけないから、目を閉じて聴く。

だんだんヨーロッパの教会に居るような気分になる。

華麗なピアノの音とビロードのようなチェロの音が天井から降って来て、頭から包まれ、体中の無駄な力がフ~っと抜けていくのが分かる。

上手なクラシックの演奏にはマッサージ効果があるから、本当に気持ちがいい。



その後アンデレ教会へ歩いて行き、バーベキュー大会に参加。












本格的調理器具に炭を起こして、本格的調理担当者が魚介から肉まで色々焼いてくれる。



そして日曜日は聖歌隊の練習の後、M子宅のマルゴーと再会を楽しむ。


これは私がNYで買ってきたネズミ型ワラジ風おもちゃ。
彼のお気に入りである。




やっと行って来ました。

2010-11-13 03:00:02 | 音楽
昨日は銀座にて銀座、恵比寿、茅ヶ崎教室合同のボーカル発表会を終えた。

「各自がその人なりの進化をすること」と「いつも音楽を中心に」がポリシーであるが、見事にそのポリシーにふさわしい人たちの熱演であっぱれであった。



嬉しかった。




その帰り道。

出演生徒さんの一人である伊藤さんが経営する新橋のバーに立ち寄る。


ここは何と伝説のシャンソニエ「アダムス」の跡地。


2004年の2月にマスターが急逝したため「アダムス」は閉店。

その後この店のあった場所で商売をしたがった人は大勢いたようだが
結局長続きはせず空き家に。

大家さんも無理して店子を探すつもりもなかったらしい。
それほど「アダムス」を誇りに思っていたのだと。

そこへ何も知らない伊藤さんが登場し「地下の空間なのに珍しく気が綺麗だ」と感じて契約。大家さんも彼を気に入った模様。

「アダムス」を忍んでやってくるお客さんから逆に「アダムス」とか「シャンソン」とか「シャンソン歌手」について学んだ彼が、何故か私にメールをよこしたことから付き合いは始まった。

最初はどうせ胡散臭い輩であろうと気にもしなかったが、彼の律儀さと芸事に対する熱心さ、フルートを始め楽器をよくすること・・など、180度印象が変わってしまい、今日に至る。

実は2004年以来私はアダムスの店の前を通ることさえ厭だった。

自分の一つの時代が終わった場所だと思っていたし。


しかし、昨夜は初めて何となく足が向いた。本当に自然に。


内装は変わっていたけれど、まったく面影が無いわけではなく。


しかし実際は昔を懐かしむよりも、ここで現代に合ったライブの有り方を見たような気がしてとても興味深かった。

さりげなく音楽がきちんとあること。

そのことが特別なことでないこと。


「アダムス」を知らないお客さんたちで賑わう店内で、伊藤さんと従業員のコハラさんの演奏を聴き、カラオケ上手な人たちの歌も聞き、伊藤さんとEndless Loveをデュエットし、適当なところでお暇しました。


店の名前は「燈門」(ともん)http://www.tomong.net/


懐かしい「豊島ビル」の入口。





店内は紫とワインレッドで、ゴシック風。
「女子更衣室」(意味不明)と書かれたトイレは真っ白で可愛らしい。



「えなり」と呼ばれる「コハラ」君


「ママ」と呼ばれる伊藤さん(ややこしい)のフルートと「コハラ」君のギターによるデュエット。
「ママ」のフルートは子供の頃からのキャリアと井上信平さん仕込みでグレード高し。音の綺麗さに驚く。



デュエット風景

さりげないのにしっかりした演奏が聞ける。
来てるお客さんも皆音楽好き。


流出

2010-11-11 02:02:22 | 音楽
部屋の片づけをしていたら出て来たCD。


これはテナーサックス奏者の故高橋達也さんが私家版として作ったCDである。

大田区下丸子で行われている「下丸子JAZZ倶楽部 (伊波秀進制作 瀬川昌久監修」で1996~1997年に行われたジャズコーラスグループのライブ録音を高橋さんがご自分の楽しみのためにCD化したと思われる。

今から思うと家でCDを簡単に作っちゃった高橋さんはメカに強い人だった。

出演は「ラ・モード」「ザ・ブリーズ」「スリー・ディグリーズ」とある。

ブリーズさんも3ディグリーズさんも、現在も活躍しているコーラスグループだが、果たして「ラ・モード」とは何か?




ほほほ。


告白いたしましょう。




「ラ・モード」とは私がメンバーであった女性3人によるジャズコーラスグループで、全員板橋区在住だったので別名「板橋シスターズ」とも呼ばれていた。とほほ。

ソプラノあべ美智子 メゾソプラノ竹下ユキ アルト田中広美

という構成で、アンドリューズ・シスターズやボウスウエル・シスターズのコピーをやっていたのよ。


当時私たちは自分たちにとても厳しくて、私の家に集まってはよく練習したし、重箱の隅をつつくようなことを言い合ってお互いを責めていたな。

しかし、改めて聞き直してみると。


え~。上手いじゃん。


相当いい線である。


だいたいアンドリューズシスターズにせよ、ボオスウエルにせよ、大戦前後のアメリカのコーラス姉妹たちの作品はアレンジが面白い。

基本兵隊さんの慰問に行って楽しませようという気迫のある作品が多い。

マンハッタン・トランスファーみたいなテクニックはないにせよ、女性3人で相当のエンターテイメントをやっていたと思われる。

そのコピーを「ラ・モード」はかなり一生懸命やっている。

世の中のコーラスグループに対して、女性3人だったから、私たちは少々引け目を感じながら歌っていたのだが、今思えばずいぶん精一杯のことをしていたように思う。

高橋さんが残してくれたこのCDを聴きながら、胸が一杯になってしまった。

もっと遊べばいいのに・・・と思う所もたくさんあるのだが、本当にいい作品。

これCDRにコピーして希望者にはクリスマスプレゼントにしましょう。(私たちの歌だけね)


ああ。


若いころの理想は高く、現状に満足できず、ものの価値も分からず、一つ作れば一つ壊す・・・の繰り返しで、遠くばかりを見ていたような気がするけど、後から思えばそれは素晴らしい金銀財宝だったのかもね。


もちろんあのまま私がコーラスだけをやって来られたとも思えないけど、美智子さん、広美さん、お婆さんになったらまた一緒に歌いませんか?

迷惑な話。

2010-11-08 13:09:04 | 音楽
いつか忘れたけど(健忘症か)ある日目が覚めると・・・(「黒いワシ」の歌詞)

HPが消えていた話はこの間しました。

そして間もなく新しい住所に引っ越すことに成功したことも。


ところが、何を考えているんだinfoseekッ!!!!


「サービス終了」の表示から、いきなり旧HPを復活させおって!!

それも更新できない状態で。

つまり「更新できない」のに「そのまま存在する」HPが名前検索のトップに引っかかってしまうのだった!!


これはどういうことか・・と言うと。

よく知らない人は、いつまでも更新されないHPを見て


ああ。やっと廃業したんだ。


などと思うではないかっ!!


ただでさえ存続の怪しい職業のわたくしに、こうした余計な尾ひれを付けられては困るのだが!!


だいたい既に新しい引っ越し先には新しい写真を飾っておる。


間違い探し行くよ~。

http://y-daruma-hp.web.infoseek.co.jp/
http://yukidaruma227jp.sakura.ne.jp/

infoseek!

まさに有難迷惑。

余計なお世話。

幸せな一週間

2010-11-07 02:06:56 | 音楽
今日は教会へ行くか行かないか。

午後からレッスンがあるのでレッスン場に直行するかも。
そしたら休みます。すまんすまん。


今週はゆるゆる仕事しますわ。

チュラチュラチュラチュラチュラチュララ~な感じ。

あと年末年始のコンサートのDM配送。零細企業キリエ・カンパニーにて。


月曜日は上智大学の公開講座。
たまには世間の風に吹かれんとな。


火曜日はお見舞いに行ってからヒルトンホテル1F「セントジョージバー」で歌う。ピアノ小谷教夫 ベース松島憲昭
丁度病院がヒルトンの裏だからすごく便利。
T子さん、早く良くなってね~!!


水曜日は銀座でレッスン。
発表会近いから、よう練習せいや~。


木曜日は休み
一日寝て暮らそ。


金曜日は合同発表会@銀座カンタータ
銀座、茅ヶ崎、恵比寿の生徒さん大集合!


土曜日はアートホールアフィニスにてピアノとチェロのコンサートを聴く
アンデレ教会のオルガニストでもある後藤直子さんとラインハルト・ラツコ氏のジョイントコンサート
その後アンデレ教会のバーベキュー大会に参加。うほほ。


日曜日は時間通りに教会へ
隣のオルバン教会聖歌隊と合同練習


そろそろクリスマスに向けて譜面の棚卸しないと。

年に一度のクリスマスソング。

それと新春コンサート用の映画音楽の仕込み。

でも、歌ばっかり歌ってられて幸せ。

ちょっとピアノの練習もしよう。

秋だからね。

大したもんだ。

2010-11-05 00:22:39 | 音楽
昨日今日とピアニストの上里さんとご一緒しましたが、

この方はやっぱり大したもんだなあ~と。

何歌おうときちんと形にしてくれるもんね。

シャンソンは音楽のジャンルではなく、文化のカテゴリーなので、
それこそその音楽的実態は「クラシック」から「ジャズ」「ロック」に至るまでなんでもありなわけです。

ましてシャンソン歌手の多くはピアノ1本を伴奏にして歌うのです。

世の中の人が持ってるシャンソンのイメージなどは、ごくごく限られたものだけであって、実際「日本語で歌うヨーロッパの歌」であるならば、すべてシャンソンのジャンルに入ると思いますよ。

分かり易い話、「C’est si bon」だとか「melancolie」なんかは音楽的にはジャズのジャンルになるだろうし、「parlezーmoi d'amour」みたいな曲はクラシック的要素が大きい。

カンツォーネにはロック系の曲やブラジリアンサウンドも多いし。

だからシャンソンの伴奏者はクラシックもジャズもちゃんと弾けなきゃいけません。

これはとても難しいことだと思う。人間身体は一つだし、練習時間は限られているからね。

おまけに専属じゃないから日々違う歌手のサポートをしなきゃならない。

どんな曲の譜面が出てくるかも分からない。

そういう意味ではシャンソンの一流伴奏者というのは、黒子に徹して目立たないけれど、すごい人たちだということです。

こういう人たちがいるから歌手のお仕事が成り立つわけです。


心より感謝いたします。



自由が丘「サロンラマンダ」にて。(撮影:コイさん)

後方に見えるのが上里知巳さんの頭。

お客さんと間違われることもしばしばですが。