ユキだるまのつぶやき

歌う仕事の日常とインディーズならではの話あれこれ

今年もあと2カ月。

2010-10-31 20:40:29 | 音楽
ああ。

また今年も大掃除の季節が近づいている。

今年はずいぶん色々なことをやったような気もするが、出来なかったこともずいぶん多い。



天井裏に棲みつくネズミを退治出来なかった。

壁一面の本棚を作ろうと思ったが出来なかった。

台所や風呂場や寝室の見直しをしようと思ったが出来なかった。

つまり家が老朽化しているのに、そのために何も出来なかった。



CDを作ろうと思ったが出来なかった。

睡眠時間を増やそうと思ったが出来なかった。

ライブをやり過ぎてそれどころじゃなかった。



ライブはやればやるほど赤字になるのは何故だろう?

来年こそは赤字経営から脱却したいよ。とほほ。





さて。

年内のライブ情報も出そろいました。(抜粋)

11月3日(水)自由が丘「サロンラマンダ」19:00~2回ステージ
        ピアノ上里知巳 チャージ¥5000
        http://www.lamanda.co.jp/map/access.htm

12月8日(水)上野池之端「ライブスペースQUI」
        恒例「和食でメリークリスマス」
        開場18:30  開演19:30
        ピアノ西直樹 ベース小井政都志 
        予約制 ¥10000
       (クリスマスコンサート+フリードリンク+お食事 税込)
        http://www.livespace-qui.com/         

12月21日(火)四ツ谷三丁目「ウナ・カンツォーネ」
         20:00~2回ステージ
         ピアノ合野典子 
         チケット制¥5000(1ドリンク付)
         杉原あつこさん、川島豊さんとご一緒のクリスマスコンサート
         http://www.una-canzone.com



1月16日(日)町屋「ムーブ町屋」
        「竹下ユキの新春コンサート」・・映画音楽そしてみんなの好きな唄
        開場16:00 開演16:30
        1部 ピアノ合野典子 
        2部 ピアノ西直樹 ベース小井政都志 ドラム久米雅之
        チケット制 前売¥4500 当日¥5000
        http://y-daruma.hp.infoseek.co.jp/

       

ご予約お待ちしております。
メッセージください。

夜が好きです。

2010-10-29 00:52:38 | 音楽
昨夜は自由が丘「サロンラマンダ」でとても気分良く歌いました。

お客さんから「お疲れですか」とか言われたのは心外でしたが。

疲れるどころか元気に溢れてしまったくらいだ。



最近周囲から「昼間のコンサートなら行きますのに」とか言われる。

これは自分と共に客席が高齢化している証拠です。

確かに昼間の方が明るいし、転んだりする危険度は低い。

コンサート行ったとしてもまだ一日の時間は残っているし、合理的なのかもしれない。

規則正しい明日の生活を考えればそれもありだと思う。




しかし、それでも「夜」のパワーというのはあると思うのだ。

夜のコンサートと昼のコンサートでは自然選曲が変わってくるのは事実です。

夜になると私は自由になる気がする。

予想のつかないエネルギーが溢れてくるのも事実。




だから自分の目の黒いうちは夜型で行きたいと思います。

「昼なら行きますのに」という人は「お天気が良ければ行きますのに」とも言うから、当てにはならない。



とは言え、自分も既に深夜遊びはできなくなってますけど。

せめて12時までのシンデレラでありたい。

高くても低くても。

2010-10-28 00:06:10 | 音楽
昨日はレッスンの後神谷町のアンデレ教会まで出向き、明後日の土曜日に控えた堅信式のアンセムの練習をした。

堅信式とはキリスト教で言うところの、入信の確認・・みたいなセレモニーで、洗礼を受けた後、もう一度自分自身で確信をもつための式です。

特に幼児洗礼を受けている人は、親が勝手に決めたわけだし、再度信仰の自覚をしなおす大事な儀式でしょう。

と同時にお祝いの式なのであります。

本来大勢で歌って祝うべきところでありますが、急きょ決まった堅信式なので聖歌隊員の出席率が少なく、アルトのSさんと私にお役が回って来たというわけ。


曲目はラターの
The Lord Bless You And Keep You

指導者の那須輝彦さんによる日本語詞と女性2声のためのアレンジがほどこされている。

だいたいクラシック歌手でもないのに普段使わない高音連続で歌うのは私にとっては大変なことで。

クリスチャンに免じて許してください。

皆さんにとって記念すべき日ですから、汚点にならないよう頑張ります。
はい。

興味のある方はお出かけください。午後3時半から。
どなたでも入れます。
http://www.st-andrew-tokyo.com/web/


さて。

本日28日(木)は

自由が丘の「サロンラマンダ」で歌います。

http://www.lamanda.co.jp/

こちらはシャンソン歌手深江ゆかさんの「ラマンダ」に新しくできたサロンで、小さいけれどスタイリッシュで贅沢な空間です。
何より音響の良さが魅力的。

歌う側もお客さん側もとても親密で気持ちのいい音に包まれます。

あまりに音響に無頓着でうんざりするライブハウスもある中、「音」を一番大事に考えてくれる場所はとてもありがたい。

ここでは私に自然な音域で歌います。

19:00~2回ステージ
チャージは¥5000
1ドリンク¥1000~

ピアノは合野典子さんです。


高かったり低かったり。
浮き沈みの多い人生なのかもね。



ではみなさんどうぞお出かけください。

本日赤坂見附。

2010-10-26 02:13:59 | 音楽
本日は赤坂見附「バルバラ」で歌います。

http://www.mcbarbara.jp/

ビルの6Fの1室でやっている不思議なシャンソニエですが
全然怖くありません。

千羽愛子さんとご一緒します。

ピアノは合野典子さんです。

19:30~3回ステージ

1ドリンクと1ディッシュが付いて¥6000です。


では、のちほどお会いいたしましょう!!

お茶飲みませんか男。

2010-10-25 01:08:24 | 音楽
昨日はお見舞いのために新宿へ行き、その帰り道の、駅に続くショッピングモールでのこと。

後ろから男が小走りに来て「すみません。今何時ですか?」

と聞くので、慌てて時計を見て「え~と。8時ですよ。」

と教えてやった。


すると、その男。

「お茶でも飲みませんか?」と言う。

顔を見ると、胡散臭く暑苦しい顔をしている。

何でこんな男とこんな時間にお茶なんか飲まなければいけないのか。

お寿司を奢るとか、ウナギはどうですかとか言うならいざ知らず。



「結構です。」と言って改札に入ったが、いったいこの手の男は何を狙っているのか。

振り込みサギにしては顔がバレバレだし、中年女性に声を掛けるとどんな良い事があるのだろうか。



先日からの「ピンクのチュチュ着たおじさん」にせよ、この「お茶飲みませんか男」にせよ、新宿には変なのが出没します。

みなさんも出くわしたらご報告を!

今月も終わる・・・。

2010-10-24 01:30:34 | 音楽
昨日は埼玉県の個人のお宅でサロンコンサートをした。ピアノ上里知巳さん


だんだんデブ線になっている自分に圧倒される。撮影:コイさん



2回ステージをやった後、皆さんと一緒に主催者のお手製料理を食べる。

何と20数人分13種類!!

どれもすごく美味しくて、皆さんとの会話も弾みました。

ご馳走さま! ありがとうございました。


この手の出前コンサートは大好き!

夜東京の繁華街に出てくるのはちょっと・・と思うが歌は大好き・・という人たちにたくさん会えるから。

皆さんのストレートな反応が楽しくもあり、勉強にもなります。



さて。もう10月も終わるぞよ。
何と早いかな、人生。


今週はこんな感じです。

26日(火)
赤坂見附「バルバラ」19:30~3回ステージ
http://www.mcbarbara.jp/
チャージ¥6000(1drink & 1dish付)35歳以下は¥3000
共演:千羽愛子さん ピアノ合野典子さん



28日(木)
自由が丘「サロン・ラマンダ」19:00~2回ステージ
http://www.lamanda.co.jp/
チャージ¥5000 ドリンク¥1000~
コンサート形式です。音響が素晴らしい。
ピアノ合野典子さん



30日(土)
六本木ヒルズ「ヒルズクラブ51」(会員制)



では、今週もよろしくお願いいたします。

本日銀座

2010-10-22 10:33:53 | 音楽
本日は銀座「シャンソン・バーBONBON」で歌います。

三越の裏、王子ホールの目の前です。
http://www.bonbon-ginza.jp/index.html

19:30~3回ステージ

チャージが¥4000 1ドリンク¥1000~なので
ご予算としては¥5000~くらいでしょう。

軽食もあります。青森リンゴカレーが人気です。

オーナーの福浦光洋さんと珠木美甫さんの素敵な歌も聴けます。


では、、のちほどお待ちしてますよ。

至福の時。

2010-10-21 23:16:53 | 音楽
今週はよく劇場通いをした。

秋は色んな催しがあって楽しい。

今日はレッスンの後、王子ホールでメゾソプラノの波多野睦美さんを聴く。



歌の変容シリーズの第6回ということで、毎回色々なチャレンジを楽しめる。

今回は~メゾ・ソプラノとヴィオラ、ピアノによる低い音色の一夜~

というタイトルで

波多野さん、ヴィオラの川本嘉子さん、そしてピアノは日本が誇る高橋悠治さんである。


低い・・・と言ってもメゾソプラノの音域はポピュラーの人間にとっては、さほど低いわけではないが、波多野さんの声は空気感をたっぷり含んだスペシャルな太い声だから、確かに低く聞こえる。

人懐こくてナチュラルで豊穣な音色。ちょっと矢野顕子さんのクラシック版みたいに聞こえる時も。


プログラムは

3つのアイルランドの歌(レベッカ・クラーク)
私の恋人・一緒に行くのは・バリニュアに行く途中


「歌の年」の作品(ロベルト・シューマン)
哀れなペーター(ハイネ詩)
悲しみの美しい揺りかご(ハイネ詩)
異郷にて・静寂・月夜(アイヒエンドルフ詩)


アルトのための2つの作品(ヨハネス・ブラームス)
しずめられた願い(アイヒエンドルフ詩)
聖なる子守唄(デ・ベガ詩 フォン・ガイベル訳)


長谷川四郎の猫の歌(今回のために高橋悠治さんが書き下ろした。長谷川四郎詩)
猫の歌・おかし男の歌・白鳥の歌・あさのまがりかどの歌・花火の歌


4つの詩
ひび割れた鍵(ボードレール詩)
ジークを踊ろう・角笛の音は悲しく・セレナード(ヴェルレーヌ詩)




今日は波多野さんはマイクを使って結構しゃべってくれた。
と言っても私の100分の1くらいだけど。
長谷川四郎という詩人の詩を高橋悠治さんが朗読してくれるシーンもあり。


ピアノの高橋さんはまるで昼寝から起きて来た畳屋の頭領みたいなスタイルで、飄々と。
雪駄履いてるのかな・・と思ったが靴だった。


この人がピアノ弾くなんて信じられないような風貌だが、歴史上の人物なのよね。

それと波多野さんの衣装もラフで着替えも無しで、そういう所もいいと思いました。

従来のクラシックの「西洋音楽を有り難がってるケチな日本人」みたいなのがどんどん無くなるとよいのだ。

今回、ヴィオラ・声・ピアノのために高橋悠治さんが書き下ろした作品は、武満徹さんの作品をほうふつとさせる。
よくこんな伴奏で音取れるな・・と感心したが、ヴィオラの川本さんもエネルギッシュで素晴らしく、全くこのシーンはクラシック奏法なのにジャズみたいだった。息を飲むほど素晴らしい。


こんなに軽々と豊かな声が出たら幸せだろうな~と思いながら聞いているこっちも十分幸せで。

全身のコリが一気に取れて行くようで、本当に気持ちのいいひと時でした。

2時間もこんな音楽聞けて¥5000のチケットは下手なマッサージで¥5000取られること思うと安いよね~。

でも、値上げしないでね~~~!!

佐竹由美ソプラノリサイタルを聴く

2010-10-20 23:57:50 | 音楽
本日はレッスンの後で浜離宮朝日ホールへ行って「佐竹由美ソプラノリサイタル」を聴いた。




最近すっかりさぼっているが、佐竹由美さんには何度かクラシック歌唱法をご伝授頂いている。

昨年より2回目の英米歌曲シリーズ。

今回はサミュエル・バーバーとジャン・カルロ・メノッティという2人の作曲家を取り上げた。

こういう作曲家を私は全然知らなかったのだが、この二人は1910年と1911年にアメリカとイタリアで前後して生まれ、フィラデルフィア・カーティス音楽院で知り合い、同性愛者としてある時期人生を共にし、作品を多く作ったらしい。


茅ヶ崎から駆け付けたが1部には間に合わなかった。

ホールの外まで声が響いて来るのにはビックリ。
それもノーマイクなんだよな~と思うとため息が出る。

2部からの鑑賞だったが、くたびれ果てていたので集中できるかな・・と心配していたが、何のその。

あまりの美しい歌声に引きずりこまれるようだった。

佐竹さんはよく「前に進むビブラート」という表現をなさっているが、まさに心地よい前進するビブラート。

とかく現代においてビブラートは好まれない風潮があるが、彼女のビブラートは本当に愛らしく、伸びやかで、強弱も自由自在。ロングトーンが限りなく美しい。

唇の使い方とか表情筋、頭蓋骨の開き方・・など随分参考になった。

楽曲は跳躍の多い、難易度超高! であるが、軽やかに飛び回るソプラノにうっとりした。
もっともっと聞いていたい感じ。

知らない曲ばっかりだったが、そんなこともまったく関係なし。

歌に酔いました。

ピアノの江口玲さんもすごかったです。
完璧な伴奏であると同時に独自のアートになっている。



こういうマニアックな試みを続けている人は大好き。

もっともっとお客さんが入ってもいいように思いました。

朗読ミュージカル観劇

2010-10-20 02:31:37 | 音楽
昨日は仕事前にヤクルトホールへ「山崎陽子の世界 朗読ミュージカル」を見に行った。

今年の上半期、私も山崎陽子さんの作品「老婦人とうさぎ」をやらせて頂いたので、とても楽しみに拝見する。

ストーリーにどんでん返しがあったり、絶妙な緩急で進むので、ぐんぐん引き込まれるし、宝塚OGなどの華のある役者さんたちの演技、森田克子さんの寄席芸的職人芸、などなど、「芸の世界」を楽しむ。

客席も宝塚関係者や常連の方々も多いようで、年齢層は高いが華やかな活気がある。



中でも大路三千諸さんの声と演技は国宝級。

90歳だって・・・・。

生きてるだけで大変なのに・・・・。

若く美しいうちに死ぬ人も居れば、老いてますます大輪の花になる人も居て。



人にはそれぞれ与えられた役目があるんだなあ・・・などと思った。

GOOブログ・デビュー!

2010-10-19 01:00:02 | 音楽
今日はル・テアトル銀座に黒柳徹子さん主演「33の変奏曲」を見てきました。

明日は山崎陽子先生の「朗読ミュージカル」をヤクルトホールに見に行きます。

そしてその後は四ツ谷三丁目でライブ

今日のライブは

10月19日(火)
四ツ谷三丁目「ウナ・カンツォーネ」です。
http://www.una-canzone.com/
20:00~3回ステージ
ピアノ合野典子

丸ノ内線「四ツ谷三丁目」下車徒歩5分

ウナ・カンツォーネは若い実力派ボーカルを育てるライブとしても、
素晴らしいベテランが出演するライブとしてもお馴染みです。

私のような中堅も頑張らなければなりません。

皆さん、応援よろしくお願いします。



ではのちほどお会いいたしましょう!!