本日は小学校の行事。
講師は宇宙開発に貢献されている先生です。
好きなことをとことん追求して、その結果、新幹線や戦闘機の開発に携わり、今ではロケットの研究などを行っているそうです。
会社を作る方法は、本屋さん売っている本を読んで知った。
ロケットを作る勉強は大学院までいかないと出来ないが、大学で使う教科書は誰でも買える。
簡単に諦めてしまっては何にも出ない。出来る人間にはならない。
好きなことに没頭するあまり、高校まで成績はよくなかったが、大学での成績は非常に優秀だった。勉強せずに読んでいた本は大学で教えられる本だったから・・・
物をたくさん作る仕事は中国に移ってしまった。これからの日本はは新しい物を作る、考える仕事をしていく時代。
一般的な考えを押し付けて、変わったことをすれば直される。日本人の大人がいつもやっていることが私達の将来をつぶしているんだろうな~と考えさせられます。
教育って大事なんでしょう。いろんな意味で。学力テストの結果が一番大事じゃないのはわかっているのに、そうしなきゃいけないのは社会の思想のせいです。
仕事というのはお金を得るためではない。そう言ってしまったら、嫌な事でも、やってはいけないことでもやってしまうかもしれない。食品偽装のように。
だから、仕事というのは人のためになること。
今日はいろいろと勉強をさせていただきました。
講演会のあとはロケットを100機飛ばします。
おもちゃのようですが、実際のロケット研究にもつかわれるちゃんとしたものです。
100メートル飛ぶ分の火薬を詰めて発射します。時速200キロで飛行します。
上昇が終わると、先頭部分がはずれて中からパラシュートが飛び出します。そしてゆっくりと落下してきます。
最後の2機は同じロケットでも、搭載する火薬は200メートル分でしたが、さすがに発射音もすざましく、一瞬で見えなくなりました。
切り離す仕組みを作って、火薬をつなぎ合わせてもっと長く飛行するものも作れるそうです。
ロケットの特性として、小さいサイズのロケットが飛べば、それを大きく作れば飛ぶそうです。