麻雀「何を切る？！」 ～細かな差～

1m1m3m5m 3p4p4p6p6p7p 2s2s3s
ツモ56
ドラ1m

（先日のサンケイスポーツより転載・一部加筆）

麻雀は一牌の後先が大きく結果を左右するゲーム。ターツを嫌う場合も、どちらを先に捨てるかを慎重に選ぶ必要が有る。では、次の手。ドラ2枚のチャンス手で何を切るか？
（本紙は三択ですが、まずは候補手を見ないで考えて下さい）



（三択候補手）
A・3m
B・5m
C・2s

（ヒント）
好形に延びる方向に正確に把握しよう。

（本紙の解説と解答）
リャンメン形の多いターツオーバーの手牌なので素直にカンチャンを払えば問題ない。ただ3mを先に捨てないと正解とはいえない。次に6mを引いた場合、受けのカブリが多いピンズを払うことが出来るからだ（A・10点）。
5mが先だとツモ2mの時、ドラを捨てるか苦しい形を残すかという苦渋の選択を迫られることになる（B・4点）。
打2sはとりあえずリャンメン形に構え、裏目をなくすのが狙い。ただ、ドラの1mツモの時、改めて雀頭を作る手間がかかるのがネック（C・2点）。

（管理人の私見）
私は実戦では本紙の正答とされている3mを切れないと思います。
5mから切ってしまいそう。場（親、子、何局か、何巡目か）にもよりますが、2mツモの時は、それはそれでドラ切りか1m4m受けなどで対応すると思います。
ここでは3mが切れるようにしないといけないのですね～。