牛角がコロワイドの傘下に！

全国的な焼肉チェーン「牛角」を展開する「レックス・ホールディングス」が、居酒屋チェーンなどを手がける外食大手「コロワイド（7616）」の傘下に入ることになりました。

焼肉チェーン大手の「牛角」を展開するは、居酒屋などを含め全国に1200店舗余りを運営しています。
このレックスHDについて、居酒屋チェーンの「甘太郎」などを展開する外食大手のコロワイドが2012年10月、株式の66％を取得して子会社にする方針を固めたようです。

私はコロワイドの株主です。コロワイドは「キング・オブ・株主優待」と言われています。それはなぜかと言うと、単位株保有で年間4万円の株主優待がもらえます。
買収報道が表面化した平成24年9月7日（金）の終値は13円高の685円です。500株単位なので342500円の資金が必要ですが、現在は配当金も出ていますし、優待利回りはなんと11.67％に達します。株主優待で飲食利用をする人はお得ですよね。基本的にぐるなびなどのクーポン券との併用が出来るので、更に有り難い限りです。
飲食利用しない人は、ステーキ肉をお取り寄せしたり、おせち料理などを買うことが出来ます。

今回の報道で近い将来、牛角の焼肉をコロワイド株主優待でいただける可能性が出てきました！コロワイドは焼肉店も出店していますが、新宿には無いです。一方、牛角は西新宿や歌舞伎町などに複数店舗有りますから嬉しいです！


コロワイドは居酒屋以外にも回転ずしやステーキ店などを次々と傘下に収めており、今回、牛角を傘下に収めることで集客力を高めるとともに、食材の調達や加工などを共同で行ってコストを削減し、競争力を強化するねらいがあるとみられます。
一方、レックスは事業の多角化を急いだ結果、多額の負債を抱え、経営の重荷となっていました。
国内の外食業界は、少子化などで市場が縮小するなか、価格や出店を巡る激しい競争にさらされているため、今後もグループの拡大によって収益力の強化を図る動きが強まりそうです。


一方、牛角のレインズインターナショナルは元々上場していましたが、MBOで非上場にしました。
創業者・西山知義社長等の経営陣が敵対的買収（乗っ取り）されるのを嫌ったと言われています。非上場後はコンビニエンスストアーの「AMPM」を買収、高級スーパーマーケットの「成城石井」を買収しましたが、結局その後は売却しています。

西山社長の本を読んだことが有るのですが、三軒茶屋で1号店を出店しお客様に300円支払って「ダメ出し」をしてもらい、それをスタッフが改善して成長したと書かれていたことを思い出しました。
プー太郎の私は、西山社長を見習ってもっと努力しないといけませんね・・・（汗）。