パン・パシフィック・インターナショナルHDの株主総会＆株主優待

2022年9月28日(水)パン・パシフィック・インターナショナルHD（以下、PPIH）の第42期定時株主総会に行ってきました。会場は明治記念館です。
PPIH株は数ヶ月前に買ったので、株主総会に行くのも初めてです。株主総会に1回行っておくと会社の空気感、役員の顔ぶれ、経営方針などが分かるので投資の参考になります。
ちなみにPPIHはディスカウントストアのドン・キホーテなどを運営しています。


会場の明治記念館はJR信濃町駅徒歩3分（東京メトロ青山一丁目駅徒歩6分）の場所で、私が住む新宿駅付近から比較的に近いので行く気になりました。外苑東通り沿いにあり、今まで行ったことが無かったので、一度行ってみたかったということもあります。
私は将棋が好きなのですが、女流名人位の就位式が明治記念館で開催されることが多いので、どんなところか見たかったのです。
行ってみて思ったのは、都心の中央部分に存しますが緑が多く素敵な場所でした。


会場に入ると開始4分前。入場時にペットボトルの緑茶1本をもらいました。
ざっと100人強でしょうか、間隔をあけて株主が座っています。
場内は写真撮影が出来ませんが、取締役の顔ぶれは殆どが男性で女性が1人。非常勤ではなく、常勤の女性取締役です。大学卒業後、PPIHに入社して生え抜きで若くして2021年に抜擢されて鶏姉妹になったような経歴です。どんな女性なのか、指名して何かしらの株主質問をしてみようかな？と思ったり。
PPIHの創業者で非常勤取締役は会場にはおらず、リモートで自宅と思われる場所からの参加です。

株主総会が始まると、多くの会社が実施しているナレーション付きの映像を流して、業績やビジョンなどを説明されました。
映像が終わると議案の採決、そして株主質問へ。

質問1人目は円安進行の影響、借入金が多く今は低金利で良いが高金利になっていくと影響が大きいのでは？といった内容。まとめると、どちらも吸収出来る範囲だと考えているようです。
質問2人目がくせ者のおじさんで、ガバナンスに関して話し始めました。そして「昨年にガバナンスに関しての質問状を2回送っているが、回答が無いがどうなっているのか」ということでした。更に自身で作った印刷物を「社長に渡して欲しい」などと言い出したりして、時間が長くなりそうな雰囲気。
「こんな長話、ズルズル聞いてられない」と思い、私は質問を諦めて会場を出ました。2人目のおじさんはもっと手短にまとめて、質問をして欲しかったです。


そして昨日、PPIHの株主優待ガイドが届きました。

ドン・キホーテなどの系列店で利用出来る電子マネーのMAJICAが2000円分です。
現在は6月末に100株以上保有している株主に対して、手続きをすると一律でMAJICAがもらえます。
株価は2022年に入ってからはほぼ右肩上がり。9月30日の株価は2500円台で配当利回りは0.7％位と少額ですが、100株保有の場合にMAJICAを加えると1.5％位になります。

日本政府は外国人観光客の取り込みを強化する意向で、10月から入国審査の基準を緩和します。円安も手伝って外国人観光客が増加すると、インバウンド消費が盛り上がり、ドン・キホーテの売上が増加するのでは？と密かに期待しています。
しかし中国人観光客はゼロコロナ政策の影響でまだ期待出来ませんが、米欧や台湾などの友好国からのインバウンド消費が、少しずつ盛り上がって欲しいと思っています。