新宿の虎

大都会・新宿で自由気ままに生きています。投資(株主優待・株主総会等)の情報や、街の情報・グルメ情報などを書き綴ります。

GO TO EAT トリキマラソン解消へ!

2020年10月09日 | グルメ
先日(2020年10月5日付)の当ブログで、初めてGO TO EATを利用したことを書きました。
そのお店はたまたま鳥貴族だったのですが、その鳥貴族でGO TO EATの錬金術が一部の人で流行っていたようです。

税別298円均一価格の鳥貴族で、「席のみ予約」をした上で店内で一品だけ注文をして、飲食を済ませ会計をして退店するようです。税込327円を支払ってGO TO EATでの1000円分のポイント還元を受け、673円分のポイントが利益分として浮くというやり方のようです。
鳥貴族をハシゴしたり連日利用して、ポイント還元を繰り返し受ける。一部の人達から「トリキマラソン」「トリキ錬金術」などと呼ばれていたようです。


先日の私の場合はメガジムビームハイボールをお代わりしたので、2000円弱の支払いだったので「トリキマラソン」ではありませんが、1~2品程度の注文で数百円の会計ならば私も「トリキマラソン」と指摘されていたかもしれません。


1000円分のポイントの原資は税金なので鳥貴族の懐は痛まないですが、予約サイトの運営会社に200円の手数料を支払うようで、税別298円の商品を一品だけ注文されてしまうと鳥貴族は赤字運営となってしまいます。これに鳥貴族は困っていたようで、10月7日に「席のみ予約」の場合は「GO TO EATの還元キャンペーン対象外」にすると発表しました。


2020年10月8日付・スポーツニッポンより
鳥貴族では概ね3000円前後の飲み放題付コース料理は、GO TO EATの対象となります。


GO TO EATは「コロナでお客さんが減った飲食店を応援する」というのが目的なので、「トリキマラソン」は目的から大きく外れているので、鳥貴族の対応は当然だと思います。
ふるさと納税でも大阪府泉佐野市などと総務省の裁判を思い出します。総務省が換金性が高い高額の返礼品が問題だとして泉佐野市をふるさと納税の対象外にして、対象外とされたことを不服として泉佐野市が国を訴えて裁判になっていましたが、こういう制度を推進させる際は性善説で考えずに、制度の不備はしっかりと対策を考えておく必要がありますね。
飲食代がポイント還元額を下回る場合は、還元キャンペーンの対象外にする検討を政府が始め、ポイント還元額を下回る場合は対象外になるようです。このようなことはGO TO EATを始める前に、対策しておくべきだと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする