新宿住友ビルがリニューアル！

2020年7月より三角ビルの愛称の新宿住友ビルが、三角広場を備えてリニューアルしました。



パッと見た感じは、リニューアル前と同じなのですが、ビルの下部が大きく変わりました。



ビルの下部がガラストップのホールが新設され、こんな感じにリニューアルされました。

リニューアル前はウィラーエクスプレスやリムジンバスなどの、高速バス乗り場でした。新宿駅周辺の高速バス乗り場は新宿住友ビル以外にも複数ありましたが、新宿駅南口のバスタ新宿に集約されました。
更に高速バス乗り場で利用される前は、地上部分は駐車場やタクシー乗り場、地下部分は国際会議が出来る新宿住友ホールがありました。
都心の一等地ですが広大な土地を駐車場やタクシー乗り場にしているのは、今思えばもったいない利用方法だったと言えます。そして新宿住友ホールも3倍強の大きさに拡張されました。



内部は全天候型多目的ホールで「三角広場」と名付けられ、新設されました。ガラストップの大屋根で、東京オリンピックのパブリックビューイングなどの観戦利用が見込まれていましたが、ご承知の通り東京オリンピックは延期。新型コロナウィルスの影響で代替えのイベントも行われず、今のところは殆ど有効利用されていないようです。



人が歩いているので、三角広場の大きさが分かって頂けると思います。
災害時には3000人弱の帰宅困難者を受け入れることが出来るようで、自家発電設備や数日分の非常食なども備わっています。
今回のリニューアルでビル全体の耐震性能も強化され、エレベーター・エスカレーターの改修も行われました。ショップ＆レストランも新規で20店舗ほどが出店しています。
築50年近くなった新宿住友ビルですが、まだまだ現役で頑張ってくれそうです。