新宿職業安定所前 交差点の改良点はこれだ！

新宿・歌舞伎町の新宿ミラノ座跡地開発の開発工事が先月から始まっています。先月、当ブログでも取り上げましたが、工事概要をおさらいしておきます。
西武新宿駅の東側に地上48階地下5階建てで、ホテルやエンターテインメント施設が入居する複合高層ビルを建設する、東急電鉄グループによる一大プロジェクトです。

しかし人通りが多い歌舞伎町ですが、道路が狭いことがネックになり、これまではバスの通行などが制限されていました。現在通っているバスは新宿区が京王バスに委託して運行している、小さめの車体の巡回バス（Ｗｅバス）が中心で、大型バスは靖国通りに停車して乗客が乗降しています。
歌舞伎町には新宿ミラノ座跡地で建設中のこのホテルの他にも、プリンスホテルやアパホテルなど既存のホテルも多いです。そこで建設中のホテルには、大型のリムジンバスが停められるバス乗降場を設置予定で、更に大型バスが通れるように狭い道路も改良に着手しています。



開発現場から約200ｍ北上した「新宿職業安定所前」交差点（地図の青色で囲んだ場所）が現在工事中です。



上記写真は西武新宿駅～新大久保駅～高田馬場へ抜ける南北に走る道路と、東西に走る職安通りの交差点が工事中です。写真は西武新宿線の高架下を通る職安通りです。



上記写真は「新宿職業安定所前」交差点付近。
左手に西武新宿線を見つつ、西武新宿駅を背にしながら北側（高田馬場駅方面）を見ています。

これまでの同交差点の職安通り側は、本線と側道に分かれていました。側道が狭いので大型バスが曲がり切れず、西武新宿駅方面には大型車両は侵入出来ませんでしたが、側道をなくして西武新宿駅方面へ侵入出来るように工事をしています。
更に工事が完了すると、同交差点を南北に車両が通り抜けることも可能になります。

便利になりますが、今は車の運転をしない私にとっては、事故に巻き込まれないように注意が必要となりそうです。